台風9号、沖縄接近中!
大型で強い台風9号が沖縄に近づいてきました。
31日、お昼頃から
だんだん風が強くなってきて
現在夕方、横殴りの雨と風になってきました。
自宅から2分、海沿いのコンビニ前は
立っていられないぐらいだったそうです。
(カフェラテ買ってきてーと、鬼嫁、旦那に頼む)
夜には暴風域に入るそうです。
(今でも十分、暴風雨やけど・・・)
今回の台風では、
一部の住宅が倒壊したり、
車が横転、破損、電柱の倒壊、倒木による道路の寸断、
停電などが起きるレベルの猛烈な風が吹く
ことが予測されるそうです。
海が近いわが家。
『満潮』と『干潮』は毎日6時間周期で
潮が満ちたり引いたりしていて
9月1日は朝7時が満潮だそうです。
さらに、満月と新月のときの『大潮』の時期には
満潮⇄干潮 の、海面の高さの差が
大きくなります。
明日、9月1日は
よりによって大潮なんですよ〜!
『大潮』と『満潮』が重なる時間帯に
台風が最接近するという悪条件のタイミングが揃うと
海岸付近では『高潮』による大きな被害が発生する可能性が
あるらしく・・・
大阪にいたときは、
台風の中心気圧、○hPaって言われても
よくわからなかったけど、
沖縄の人たちは、気圧を示すこの数字に
とても敏感です。
「950切るとけっこう強いよね」
「800代が来て緊急事態宣言みたいなのが出されたことあったよね」
もはや「ヘクトパスカル」という単位は省かれ、
数字だけで会話が成立していることにビビります。
さらに、天気図とにらめっこして
風の向きとか予測して
先を読んで行動するんです。
全員、天気予報士か!!
と思うぐらい、すごいです・・・。
2018年9月の台風21号で
大阪は大きな被害をもたらしました。
台風の恐ろしさを知らない大阪人は
どうせ今回もたいしたことないやろ、とナメていて
ろくに対策もしていない家が
ほとんどだったと思います。
台風で買い物に行けなくなるから
せめて冷蔵庫をいっぱいにしておこう、と
短絡的に考えて、前日に大量買い出しに。
まさか、その翌日
台風直撃で電柱が倒壊し、
3日間もの停電に見舞われ、
家にあった懐中電灯1本じゃなんの役にも立たず
スマホの充電もできず、
情報ゲットのためのラジオも持ってない無防備な状態で
暗闇の中で過ごすことになろうとは
思ってもみませんでした。
一番ショックだったのは、
冷蔵庫の中の大量食材が
全部アウトになったこと・・・
沖縄の人いわく、
台風きたら停電は普通にあるからね〜
あらかじめ冷蔵庫の中は極力空っぽにするんだよ。
子どもたちはアイスクリームパーティーになって
喜ぶよー
台風に備えて常備しておく食材は、常温保存のもの!
そんなこと常識
とのことでした・・・( ̄◇ ̄;)
そんなん知らんかった。
冷蔵庫は埋め尽くすのが正解やと
思ってました。
瓦屋根や木造の家が当たり前の大阪。
関空に近いわたしの家の周囲は
停電、倒木、10tトラック横転、屋根が吹き飛んだりして
かなりの被害でした。
天王寺の古民家、助産院ばぶばぶも
玄関ガラスが割れ、
築95年の縁側の建具が強風ですべて外れ、
室内がめちゃくちゃになりました。
〝強い台風〟と言われると、
あのときの21号を思い出します。
今回の台風9号は、あのレベル?
ちなみに21号は950hPa、
関空の連絡橋で最大瞬間風速58m/sを
記録しました。
で、9号はというと
1日未明には最大瞬間風速70m/sが
予測されるですってー!!!(゚ω゚)
いや、もう
あのときより猛烈な風って
想像もできないんですけど・・・
木造住宅は強風でギシギシきしむけど
今、沖縄で住んでいる家はコンクリートなので
どんな風が来てもビクともしないそうです。
ただ、強風でいろんなところから
いろんなものが飛んでくることは
避けられず。
でっかい何かが飛んできたり、
小石でもガラスにぶつかれば、
分厚い沖縄の家の窓でも割れてしまうことも
あるそうで、
だからこそ、沖縄の家は
窓ガラスに孔子が入っていることが多いのですが
風向きを考えて、ヤバそうな方角の窓は
ブルーシートで保護しました。
割れても破片が飛び散らないように
窓に養生テープを『米』の形で貼りました。
ちなみにガムテープはNG。
あとで剥がせなくなるから〜。
風雨が強くなると、窓のサッシから
雨水が室内にガンガンに入ってくるらしい!
なので、サッシにバスタオルや新聞紙を詰めて
さらに上から防水養生テープで固定し
雨水侵入阻止!
エアコンの室外機さえ風で動く勢いらしいので
園芸用の土をのっけて重量アップ。
もちろん自転車や植木、物干し竿など
飛びそうなものはすべて室内へ移動。
(思わぬモノが空中を舞うそうです)
車はちょっとでも重く、
ガソリン満タンにして建物と建物の隙間にイン。
それでも、なにかが飛んできたら
車のボンネットに刺さることもあるとか!
こわー!
ちなみに木造住宅は
飛んできたものが外壁を貫通する危険も!
ひえー!
わたしが住む平安座島は
本島から5kmの海中道路を渡った先にある島です。
台風時には海中道路が封鎖されるので
本島に渡ることができなくなります。
無理して渡ったら、
車ごと海に投げ飛ばされるのかな〜。
大阪では、台風が接近したとしても
通過スピードが速く
せいぜい数時間で雨風はおさまり、
台風が去ったあとはカラッと見事に
青空が広がりますが
沖縄の台風は勢力を保ったまま
数日間停滞することもあるそうです。
「島は断水はしたことない」と聞きましたが
念のためお風呂に水を貯めて
飲料水も確保。
懐中電灯、ランタンは
十分な数を準備!
(これで停電しても大丈夫だ!)
発電機も準備しました。
子どもたち対策でお菓子やパンも
いっぱい準備しました。
台風のときぐらい、食べたいだけ食べていいぞ、
子どもたち〜♪
今日は妊娠30wの健診日だったのですが
こんな天気で病院に行くこともできず。
というか、海中道路封鎖中で
本島に渡れませんから〜!
こんなときに産気づいた妊婦さんは
どうなるんだろうね・・・
病院までたどり着けへんやんー。
台風は自然災害だし、どうにかしようと思っても
どうにもなりません。
窓に貼ったブルーシートを水に見立てて
画用紙で作った魚やタコを
貼り付けて、水族館を作って
子どもたちと遊んだりして
過ごそうと思います!