わが家の構図 女子>男子 がんばれふうた!
わが家は女子率が高い家族構成です。
4男7女、11人産みましたが
離婚して男子3人は、元旦那さんのほうで暮らしているので
わたしといる男子は、小2のふうただけで
うちにいるあと6人は女子ばっかり!
女子6 対 男子1
女子、圧倒的に優勢!
男子、勝てるはずもなく・・・(笑)
現在の旦那さん、MARKは
わが家の洗濯部長なのですが、
「なんか毎日、女子のパンツばっかり洗ってる」
とつぶやいています(笑)
そして、MARKとふうたは
女子ばかりの家で、男子2人っきりで
なにやら励まし合い、支え合っているようです。^^;
2年生は小学校の連絡帳に
毎日ちょっとした日記を書いて帰ってきます。
先日、驚愕の日記を発見!
『もしぼくが女だったら』
もしぼくが女だったら、
たぶんしねとかいえで、
いわれないと思いました。
でもきまったのしかたないです。
――――――――――――――――――
・・・これは!!!
親としては動揺すべきなのでしょうか?!
毎日ふうたは
家で姉妹たちに暴言吐かれまくってます。
論理的でマニアックなことにばかり
関心を持ってしまいがちな男子の発言は、
聞いている女子にとっては
共感しにくく、イラッとさせるんでしょうね~。
(わかるわー)
姉ちゃんたちから
「死ね」「うざい」「消えろ」「喋んな」
一般的には、人に対して
絶対言っちゃいけないワードばかり
耳に穴が開くぐらい、
言われまくっていますが^^;
ヘラヘラしながら
聞き流しているふうたを見ていると、
そんなに傷ついてもなさそうなんで放置してます。
わたしは子どもたちのママだし、
相手の人格、人間否定するような言葉を
浴びせかける娘たちの行動をとがめるべき立場だとは
思いますが、
「死ね」→うーん、むりかなー・・・(自問自答)
「喋んな」→でもな、あんな~(それでも話しかける図太さ)
その打たれ強さに、
すごいなぁと、ただ感心してしまい、
止めるでもなく、あおるでもなく
彼らのやりとりを興味深く観察してしまう
わたしの子育てはマズイでしょうか(笑)
ピンチにもひるまず、慌てず、
あまりのひどい暴言に
こちらが心配になるほどなのに、
屈強に、あるいはしなやかに(笑)
そんな場面を飛び越えて
さらに強くなってしまう、わが息子、ふうた。
そんな打たれ強いふうたに、
ママであるわたしは憧れています。
つらい状態でも壊れることなく
ブレない自分があるかどうか、というのが
『打たれ強い』の意味だと思いますが
逆境に負けない彼の『打たれ強さ』は
どこからくるのか。
心理学的な言葉でいうと
『自己信頼』とか『自己肯定感』と
呼んだりしますが、
女子軍団がどんなにふうたをいじめても
彼女らと結託して、
親がふうたをけなしたり、馬鹿にしたりは絶対
しないように心がけています。
(というか、もう十分姉ちゃんたちにやられまくっているので
気の毒すぎてできない~!)
それが彼の自信につながっているのだと
信じています!
ブレない自分とは、「自分を信じる力」から
やってくるのではないかと思うので
ふうたにはいろんなチャレンジをさせて、
いっぱいほめることを意識しています。
いくら姉ちゃんたちにアホ扱い、邪魔者扱いを
されても、パパママをはじめとする
周囲の大人たちが、
ふうたをまるごと愛して認めて
肯定の言葉で安心させているので
知らず知らずのうちに、
彼は「打たれ強さ」を身につけていったんだと思います。
とはいえ・・・
いやはや、男子はホンマにアホです(笑)
女子に比べたら、もう残念すぎるほど
何喋ってるのかわからんし、
関心のある事柄も、
「なんでそれがそんなに気になる?」
ナゾだらけ。
基本、ボケーっとしてるし、
女子たちからすれば、
ふうたの行動は自分たちの意図に反することばかりで
腹立たしでしょうね。
小学生ぐらいの男子って
女子よりも確実に未熟です。
何かに夢中になると
周りが見えなくなります。
ふうたは今、レゴとコガネムシにハマっています。
レゴで作るのは、虫系の作品ばっかり!(キモい!)
しかもそれを
女子の会話の中に割り込んできて
ゴチャゴチャ説明してきおる・・・
「脚が3本やったら虫に見える?
4本以上がアカン感じ?」
「コガネムシは本当の名前。
カナブンは嘘の名前」
「メスはおなかが膨れてるねんで!」
どーでもええわ!
今、そんな話してへんねん!
うるさい、黙ってて!
と、なるわけです(笑)
「やめて」って言ってるのに、
学校でコガネムシいっぱい捕まえてきて
家の中まで持ち込んでバナナあげようとする。
しかも腐ったバナナがいいらしく・・・
そりゃ、ねーちゃんたちに
シバかれるわな~。( ̄◇ ̄;)
沖縄の古い家は、太い柱がいっぱいあります。
ふうたは毎日、その柱によじ登って
スパイダーマンのようになってます。
で、突然
「トォ!」って掛け声とともに天井付近から
床に向かって落下してくる(飛び降りる)ので、
そこに人が通ってたりすると
ぶつかることになり、
またまた女子たちをイラッとさせ
頭をどつかれ、蹴られて
「ごめんなさい、ごめんなさい!」
ごめんなさいの大安売り。
めっちゃ薄っぺらく謝り倒しています。
それでも、じっとしているのは無理らしく
あと先考えず、どんどん進みます!
(それによって、いろんな意味で生傷絶えません)
女子たちにも生活があり、気持ちがあり、
そのとき、そのときの都合もあります。
また、ふうたに対しての希望や期待もあるでしょう。
(ないかな?笑)
と、いうことは、
女子たちが、何も気にせずふうたと接してしまうと
ただただ彼にとって不安や緊張を与える言動を
してしまう、ということになりますね。
基本的に女子は、口が達者で
発言力や話術にも優れているし
ポイントに沿った発言をするので
話に説得力があります。
他者のことをよく観察しているため
微細な変化にも気づきやすく、
相手の出方に敏感に反応してしまうのが女子です。
その〝相手〟が、気心知れた〝きょうだい〟だったら
女子たちの攻撃に容赦はありません!!
ふうたの、
この行動はよくなかったけど
でもふうたのことは好きだよ
というスタンスで女子たちが
声かけしてくれたらいいんですが、
そんなうまいこといくわけないな~!
なので、複数の女子たちに
よってたかって暴言吐かれ
グニャグニャになっている彼に
悪かったのは行動であって、
ふうた自身ではない
ということを、わたしはさりげなくフォローする毎日です。
(めんどくさい笑)
でも、やりすぎると
今度は女子たちの自尊心を傷つけることにもなるので
さじ加減が難しい!
彼女たちは、相手の表情をよく見ているので
わたしの何気ない言葉や態度で
ふうたの肩を持っているのに気づかれたら
繊細な自尊心やプライドを
傷つけてしまうこともあるかもしれず・・・
だから、
女子が暴言吐いてるとき。
ふうたが暴言吐かれているとき。
わたしもヘラヘラ
割って入りません。
どっちの味方もしないようにしながら
心の中で「ふうたがんばれ!」
応援するに止まります。
朝起きて、みんながトイレに行きますが
ふうたがトイレに入ってるだけで
なぜか誹謗中傷の嵐。
「はよ出ろよ!」
「遅いねん!」
いやいやいや、トイレぐらい
行かせたれよ(心の中で思う笑)
ふうたも反論しろよ!と思うけど
華麗にスルー技を彼はしっかりと
身につけているようなので、
ま、いっか!
(ただ、モタモタしてると今度は殴られるので
急いでトイレを出る!)
仮にふうたが反撃したところで
女子の巧みな話術で
さらに上乗せして暴言吐かれるだけだってことも
本人すでに学習済みなのでしょう。
ある意味、めっちゃ賢いですね。
通常、男子は
いったんへこむとなぐさめるのに時間がかかったり
するのですが、
いちいち気にしない、言わせておく、
それらに影響されないふうたはやっぱりすごい!
『男子はたくましく、女子はか弱い』
そんな常識は、
わが家ではまったく通用しません。
そもそも女子のほうが男子より長生きだし、
どんな時代でも、女子のほうが
ずっとたくましいのかもしれません。
計算高さ、理性的。現実主義。
女子の世間に対する立ち回りのうまさは
不器用な男子とは比べるべくも
ありませんよね。
男子からいじられたらイマドキの
しっかり者の女子はやり返しますから~。
泣き寝入りなんかしません。
きょうだい間のイザコザはいろいろあるけど
大事なのは、親の態度。
子どもに対してのリスペクト。
それさえしっかりしてれば子どもは大丈夫!
自分が言われてイヤだと感じる言葉は
ふうたは女子たちに決して発さないという
シンプルなルールを貫いていることは
ほんまにすごいなーと思う。
(自分を守っているだけか笑)
ということで、
一見、ガーーーーン・・・・となるような
内容の日記でしたが、
ふふっ♪
おもしろ~♡
戦え、ふうた!
(次、生まれてくるのも女子やったらゴメンやで)
と、逆にワクワクしてしまった
ひどいママなのでありました。