知られてる。そして撮影に苦労。
知られてます。( ̄▽ ̄;)
病棟内、廊下に出ると
入院患者さんの視線を感じます・・・
プライベートを配慮して
声かけず見守ってくださってるんだなぁ
ありがとね
と、思っていたら
最近チラホラと
声がかかるようになってきました。
「HISAKOさんだー♡」
「わぁ、本物だ!」
「会えた〜」
周産期医療はわたしの専門分野です。
そこにどっぷり浸かる場所に
今いるわけだから
そりゃ知られてて当然ですね。
でも、大阪にいたときは、
もっと声をかけられる率が多かったです。
関西で認知度が高かったこともあるけど、
大阪のママはグイグイ来ますからね〜(^◇^;)
県民性ですかね。(笑)
10人目出産のときも、
11人目出産のときも、
HISAKOが入院してるらしい!
聞きつけた同時期出産入院中ママたちが
部屋に突撃訪問してきて
一緒に写真を撮ったり
産婦人科とは別の部署勤務の
病院のスタッフが
「ファンなんです!」ってわざわざ病棟まで
来てくださったり。
決して全員ではないでしょうが
基本的に大阪人は行動派が多いです。
それに比べ、沖縄はシャイな人が多い印象。
こちらも全員ではないでしょうが、
傾向としては大阪よりずっと
控えめでおしとやかです。
大阪のママは
「なんでやねん!
どないやねん!
んなわけあるかいな!
ま、知らんけど!」
の、ノリですからね〜笑
今日、声をかけてくれた妊婦さん。
『全前置胎盤』で管理入院中。
全前置胎盤は
胎盤が完全に内子宮口を覆っているので
低置胎盤のわたし以上に
出血のリスクが高くなります。
少量出血(警告出血)ならいいけど
いきなりドバーって大量出血することもあるので
妊娠9ヶ月になったら入院して
なるべくおなかが張らないように
出血させないように見守っていく必要があります。
まだ33wだから、
37wの予定帝王切開まであと1ヶ月!
安静生活は人間にとって拷問です。
元気なときは、ないものねだりで
2〜3日ボケーっとダラダラ過ごしたい
と思うけど、
実際に「安静!」って言われたら
人間、けっこう簡単にメンタル崩壊します。
ただでさえ安静は辛いのに
さらに上乗せ、コロナですよ!
周産期センター隔離状態で、
旦那さんの面会さえ制限され
長期間ベッドの上で過ごすなんて
もう頭おかしくなりそうですよね。
彼女も、おなかの赤ちゃんも、家族も、
よくがんばってるな、って思います。
応援したい気持ちでいっぱいになります。
そんな彼女は入院になる前に、
YouTubeの『前置胎盤』の動画を観て
「すごくわかりやすかった、
先生の説明よりずっと!!」
と、感想を話してくれました。
いや〜ん、そんな褒めてもらったら
調子に乗っちゃうよー♪
「NSTの動画も、
タライの温座浴の動画も
全部今、
リアルタイムで勉強になってます!」
ってー!!
♪───O(≧∇≦)O────♪
大病院なので、
若い研修医もたくさんいます。
そんな彼らもYouTube、ブログ
観てます、っていう人がいて。
役に立ててるのかな、わたし?
そうか、そうなのか?
単純に、嬉しいです!!!
コロナで病棟から一歩も出してもらえず
撮影するの、ぶっちゃけだいぶ
苦労しています。
個人情報の観点からも
他の患者さんが映り込まないように
病院側に迷惑がかからないように
それはそれは神経をすり減らしながら
タイミングをはかって
コソコソと撮影に勤しんでいますが
コソコソしすぎて
犯罪者にでもなった気分・・・^_^;
大部屋なので
落ち着いて撮影できる場所がなく
デイルームはみんなの公共スペースだから
独占できないし
あ〜〜〜〜〜〜〜!
もうーーーっっっっ!
・・・かなりストレス。
もうすぐ初めての帝王切開?
不安でしょ?
と言われますが、
そんなことより、
どこでいつ撮影するか?
わたしは今
そのことで頭がいっぱい!
帝王切開は、なるようになる!
大病院の腕を信じてるし、
赤ちゃんはイヤでも生まれてきます。
現時点、自分の体と赤ちゃんが
どのような状況にあるか
だいたい把握できています。
あとは当日
おなか切ってみないことには
今心配したところで何も変わらないからね〜。
なので、今
意識が向いているのは出産のことより
撮影のことが優先なんです。(笑)
ああ、自由ってステキ・・・
改めて目まぐるしい毎日が
いかに幸せなのかを
噛みしめている次第でございます。