早産でした。自分を責めてしまいます
私は1ヶ月前、妊娠高血圧症が悪化したため
緊急帝王切開で第二子を出産しました。
30w3d、1008gでした。
妊娠高血圧の影響で母体からの栄養が届きにくかったせいか
健診のたびに「赤ちゃん小さめ」と言われ
やはり平均よりもずいぶん小さく生まれました。
すぐにNICUに運ばれ、
2ヶ月ほど入院になるとのことでした、
上の子のときもHELLP症候群を発症し、
35w6dでの出産になり(2290g)
私のほうが先に退院しましたが、
子どもは10日間ほどの入院で済んだので
今回、2ヶ月も・・・
とても言葉では言い表せない
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
早く産んでしまってごめんね・・・
苦しくて、何もしていなくても
涙が出てしまいます。
娘はもうすぐ生後1ヶ月を迎えますが、
家族で一緒に過ごすことのできない寂しさ・・・
ちょうど周りが2人目ラッシュで
SNSは生まれました報告だらけ。
赤ちゃんと一緒に過ごしている姿を目にすると
うらやましくて辛いです。
SNSを見なければいいってわかってるのに
見てしまいます。そして落ち込む・・・
負のループです。
幸いなことに娘は生まれてすぐ
自発呼吸も安定しており、
担当医からも呼吸が安定していることは
すごいことなんですよ。
赤ちゃんとてもがんばっていますよ
と声をかけてもらい
少し安心しているところですが、
小さく生まれたゆえの合併症や
発達の遅れなど、まだまだ不安なことが
たくさんあります。
コロナのせいで面会はわたしだけです。
触ったら折れそうな細い手足の感触。
娘の成長に関する不安は、やはり
夫よりわたしのほうが大きいと感じています。
早く産んでしまったママはみんな
子どもに対して申し訳ない気持ちを
抱えていると思います。
赤ちゃんもがんばっているんだ、と
気持ちを立て直しても、
どうしても心が折れそうになります。
どうすればいいのでしょうか・・・。
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厚生労働省の統計では、
赤ちゃんのおよそ10人に1人が2500g以下の
低出生体重児です。
早産児のひとつの山は妊娠32w
と言われていますが、
ただでさえ不安な出産。小さな赤ちゃんを産んだ
ママの精神的負担はいかほどでしょうか・・・。
もともとの自分の体質をわかって、
食べるものに気をつけて、
運動もして適正体重を保ち、子宮を温め、
妊活年齢を考慮して、ストレスをためず、
どこから突かれてもホコリが出ない
パーフェクトな体づくりや生き方ができたら
言うことないですが
どんなに健康を意識していても
うまくいかないことはあるし、
想定外のトラブルは誰にだって起こります。
妊娠高血圧症候群の原因は
多くは不明だと言われています。
体重を増やし過ぎないとか、
糖尿病などの合併症を持たないよう
食事内容に気をつけるとか、
妊娠中に「こうすべき」という情報はたくさんあるけど
だからといってそれが自分の状態に当てはまるか?
といえばそうでもなかったりします。
「無理しないように」と言われて
無理をしてるつもりはなくても
何をどうしたところで赤ちゃんが小さめで
うまく育たないということはあるし、
赤ちゃんのために、よかれということを
妊婦時代に必死でやっても効果が出ず、
努力が及ばず緊急帝王切開になった苦しみは
想像以上だったとお察しします。
ママ自身の悲しい気持ち、辛い気持ち、
そして赤ちゃんの健康上の不安、恐怖・・・
気の持ちようだ、前向きに、と言われても、
これらの負の感情は、そう簡単に拭えるものではないはず。
だって、あなたはママだから!
命を預かっておなかの中で育ててきたのですから
不安になって、落ち込んでしまって当たり前なんですよ。
だったらいっそのこと、
あなたの心を支配するネガティブな感情に逆らうことなく
そのままの流れに乗って受け入れてしまえばいいと思うんです。
頭での理解、
人間としてこうありたい、という理想と
リアルな感情は決して比例しません。
わたしも、流産を繰り返したとき
なんで周りの人は流産しないの?
みんなこの苦しみを味わえばいい!
って思ったし、
うつ病を患って自室に引きこもり
昼夜逆転の生活を送る中学生を育てていたとき
毎日楽しそうに学校に行ってる
中学生の反抗期の話を聞くと
正直、そんな悩みどうでもいいわ!と
わたしが抱えている悩みの大きさと勝手に比較して
何度も涙しました。
長い子育て期間。
そして1人目と2人目でもまったく異なる
想定外のハプニングが起きることは
この先多々あります。
そのときに
「こうあるべき」「ちゃんとしないと」「こうでないと」
「これこそが幸せと呼べる状態」
思い込みや固定概念が強ければ強いほど、
頭での理解と心の感じ方は一致しない前提で
苦しい子育てになってしまうことは
経験上、身にしみています(^_^;)
難しいことですが、
「想定外のことってあるんだな~」
ぐらいに思って(思う努力をして)
もう起きてしまったことで自分を責めず、
「みんなと同じ状態」が幸せなのだという固定概念を捨てて、
自分なりに、笑顔でいられる状態を
無理矢理でも模索・・・
もがいてもがいてもがきまくって、
泣いて落ち込んでため息をついて
『そんなわたし』をありのままに感じる!
それでいいのかなって思います。
子どもがいなかった時代、
わたしは自分のことだけ考えて生きていた自己中な
ヤツでした。
そんなわたしがママになって
12人育てる中で次々起こった想定外の連続に
自分以外の人のことでこんなにも真剣に考えたり
悩んだり、苦しんだりするなんて
すごいことだなぁと思いました。
とはいえ、いまだに
自分以外の人のことで・・・と言いつつ。
ある意味では
「わたしが心地よくいられない状況」に対して
考えたり、悩んだり、苦しんだりしてるだけであって
実は相手の立場なんか考えてないのでは?
〝わたしが〟
〝わたしのものさしで〟
幸せを感じたいだけだな(^◇^;)
という残念な事実にも気づいてます。
そんな自分。
やっぱり自己中!
でも、人間
そんなモンです。
ええんやて、それで!
がんばってる赤ちゃん。
ママも戦ってるよ。
2ヶ月後、無事に家族の元に戻ってきてね。