容姿コンプレックス
たくさん届くお手紙の中から
印象に残ったものをみなさんと共有、
考えてみたいと思います。
↓↓↓
自己肯定感が上がる方法はあるのでしょうか?
私には自己肯定感がありません。
自分のことがずっと嫌いです。
小学校時代のいじめや陰口が
自己肯定感を下げた原因でもありますが
もうひとつ原因があります。
小学生のときに、祖父に
「お父さんもお母さんも兄も姉もみんな目が大きいのに
お前だけ小さいんよな〜」
とバカにした感じで言われました。
幼少期からなんで私だけ顔が違うの?
とずっとコンプレックスでした。
それを身内からバカにされてとても傷つきました。
母には、気にするな、流しておけばいいと
言われますが、できず・・・
私は祖父の言葉でさらに自分が嫌いになり
鏡が見られなくなりマスクが手放せなく
なりました。
中学生の頃には私が何か食べていると
「お前は太っているのに
これ以上太られてたら困る」
「デブ」
と、事あるごとに体型のことを言われました。
私は周りの子に比べて太っていて
自分でも嫌で醜く感じていました。
今思えばこの中学生の多感な時期に
自己肯定感がなくなったのかなと思います。
いじめでも、ブスやデブなど言われ
傷ついていましたが
私のことを好きでいるはずの身内から言われると
ショックが大きく二度と消えない傷になりました。
その後も祖父からは私の容姿をバカにする言動が多く
母がその場にいれば怒りますが
結局気にするな、で終わります。
母がいないときはその場から離れて
泣くことしかできませんでした。
つい先日も顔のことを言われました。
探し物をしていたら
「お前は目が細いから見えないんだよな。
ほんと誰に似たのかね、こんなにちっちゃくてな〜」
悔しくて悲しくて、初めて祖父に怒りをぶつけました。
でも私が怒って必死に訴えている姿を見て
祖母と一緒に笑っていました。
なんというか・・・絶望でした。
この人は極端に言えば
目の前で自殺でもしなきゃ私の気持ちに
気づけないんだなと感じました。
もっと自分に自信があれば気にせず過ごせるのかな。
どうやったら容姿のことを言われても
傷付かずいられるんだろうと悩んでいます。
容姿のことを言われすぎて、
過去には食べたものを吐く、または
食べないという間違ったダイエットをしたことも
あります。自分で自分の体を傷つけてしまいました。
それぐらい、他人の些細な言葉で
人の心は傷つき、壊れていくと知りました。
文章からもわかると思いますが
私は人一倍メンタルが弱く
ひとつひとつに深く傷ついてしまいます。
そんな自分が嫌いです。
↑↑↑
幼い頃の心の傷は
その後の人生に大きな影響を与えます。
それが自分ではどうしようもない容姿に関することなら
さらに深い傷がつくでしょう。
それが家族だったりすると
とても深い傷がつきますよね・・・。
容姿の価値観は時代や文化によって異なります。
世界に目を向ければ
ぽっちゃりしていて目の細いしょうゆ顔の女性が
美人とされている国もあります。
そもそも、人の容姿なんてまったく気にしない
文化もあります。
孫娘が「そんなこと言わないで!」と訴えても
その心に寄り添うことができなかった
祖父は確かにデリカシーがないんだけど
見方を変えれば、
思わずけなしたくなっちゃうぐらい
孫のことがかわいくてたまらないのかも
しれないな・・・とも思いました。
うちの12人目、ねねちゃんも
お世辞にも美人とは言えません。
でも、そのブサイクなところが、
ママであるわたしにとってはたまらなくカワイイ!
なので、言ってはいけないコトバなのかもしれないけど
かわいすぎてつい、
「ぶっちゃいくちゃ〜ん〜♡」
と、呼びかけてしまうことがあって・・・^^;
反省ですね。
わたしもコンプレックスがありました。
中学のときも、高校のときも、社会人になっても、
ずっとコンプレックスがありました。
当時は、こんなわたしなんて
どうせ結婚できないと思っていたし、
『人の魅力は容姿じゃない、心の美しさだ』
なんていうけど、
そんなの理想論のキレイゴトで、
結局は顔だし、スタイルだし、頭のよさでしょ?
と、やさぐれていました。
でも、47歳の今になって思います。
あの言葉は本当だった!!
どんなに美人でも、
笑顔が素敵じゃないと
その人のそばに誰も寄っていかなくなるんですよ。
長い人生を考えたときに
どんな人が幸せになっているかって、
美男美女はまったく無関係だと心底実感します。
これは、人生経験を積んだからこそ
見えた確信です!
ブスでデブで頭もよくないけど
優しくていつも笑顔の人
目鼻立ちがくっきりでスタイル抜群、
でもいつもぶっきらぼうで上から目線の人
友達にしたいのはどっち?
結婚するならどっち?
助産院ばぶばぶで、多くのパパママたちに
尋ねます。
人生経験を積んだ大人男子たちは
間違いなく前者と結婚する!と言います。
人生経験を積んだ大人女子たちは
間違いなく前者と友達になりたい!
と言いますよ。
目が細かろうと、太っていようと
人は、笑顔に引き寄せられるのです。
あなたが笑顔を欠かさない限り
あなたのそばから人はいなくなったりしません。
目が細くても、太っていても
そんなことで人間の価値は決まりません。
職業上、
たくさんのご夫婦と関わっていて
つくづく思います。
容姿にしても、性格にしても
100人いれば100通りの個性を持っていて
それぞれと話してみれば、ぶっちゃけ
もう笑っちゃうほど欠点だらけ!(笑)
残念なところ、わたしも含めみんな持ってます。
でも、そんな中にも全員が
「あ、素敵だな〜」って思う輝くものも持っています。
欠点しかない人には、
わたしは会ったことがありません。
友達もそうだし、
カップルもそうだけど、
容姿、性格、全部含めて
相手のことをすべて、ありのまま
受け入れているからこそ、
一緒にいて幸せを感じるわけですよね。
そんな出会い、私にはないよ・・・
と今は思うかもしれないけど
違いますよ。
あなたが笑顔でいてくれさえすれば
そういう人は必ず現れます!
祖父には、お手紙を書いてみたらどうかな?
わたしにくれたお手紙のように、
あなたの気持ちのすべてを、
文章にしてぶつけてみてはいかがでしょう。
面と向かっての言葉だと、感情が入ってしまって
うまく伝えられないことが多いですが
文章なら、冷静に自分の気持ちのすべてを
一方的に伝えることができると思います。
今、あなたにできることは、笑顔をたやさないこと。
自己肯定感なんかね。
高くなくてもいいんですよ。
難しく考えないで。
自分のことが嫌い、その正直な気持ちも
大事にすればいいと思います。
無理にねじ伏せる必要なんかありません。
自分で自分の機会を閉ざさないように
とりあえず、無理してでも笑ってみよう!
顔を上げて歩こう!
応援しています(^ ^)