子どもと一緒に！知育菓子！
♪ねるねるね〜るね♪
怪しさ満点の怪しいお菓子は
わたしが小学校高学年のときに
登場しました。
砂糖粉に水を加えて
ねりねりすると
色が変わってふわふわに膨らみ、
それをスプーンですくって
キャンディチップやチョコクランチ、ラムネを
付けて食べる斬新なお菓子です。
20代、30代のママたちは
子どもの頃に食べたよ！という人も
多いかもしれませんが、
発売当時（1986年）
わたしはすでに10歳超えていたので、
変な魔女が出てくる
テレビコマーシャルを見るたび
うえぇ〜〜〜
まずそう・・・(￣◇￣;)
心を奪われることはありませんでした。笑
お菓子売り場の片隅には
〝子どもが自分で作る系お菓子〟のコーナーがあり
令和の時代のお菓子売り場にも
『ねるねるねるね』は、堂々と陳列されています。
パチンコ屋か！と思うような
カラフルな箱。
シンプルさのかけらもない
がちゃがちゃと賑やかなパッケージデザインに
正直、食欲が失せます。（笑）
ありえへんぐらいケミカルな色。
こんなん、ぜったいあかんヤツ入ってるやん！
身体に悪いに決まってるやん！
思わず、先入観だけで決めつけてしまいます。
子どもたちは
「買ってー！」
と言ってましたが
何が入ってるかわからない、
しかもめんどくさいお菓子、
子どもに与えたくない！
というイメージが先行してしまい、
過去のわたしは、
「ぜったいダメ！」の一点張りでした。
でも、子どもにとっては
カラフルなパッケージは
つい手を伸ばしたくなるし、
怪しい・・・いえ、
かわいいキャラクターにも
こども心がくすぐられますよね。
実は「ねるねるねるね」は
保存料・合成着色料ゼロ。
育ち盛りの子どもの健康に配慮した
意識高い系、優秀お菓子なんですって！
子どもが自分の手で夢中になって
作り上げて体験し、
豊かな創造力を育む『知育菓子』
という名で親しまれ
安全が確認されているので
そのへんのスナック菓子よりよっぽど
安心して子どもに食べさせることができるそうなんです！
先日ふと
スーパーのお菓子売り場で目につき
12人育ててきて今さら初めて、
買ってみました！
知育菓子コーナーには
『ねるねるねるね』をはじめとして、
いろんな種類の商品があり、どっさり購入。
中学生以上には、
「あーこれ！
昔ママがぜったい買ってくれへんかったヤツ！
今さらかよー！」
と言われましたが。(⌒-⌒; )
今さらだけど一緒に作ってみようよ、
とお誘いしてみました。
『ねるねるねるね』の主成分の粉は、
砂糖、粉あめ、ブドウ糖。
粉に水を加えると色が変わり、
混ぜれば混ぜるほど
ふわふわになっていく！
不思議！
なんで？？？
ワクワクしますよね〜。
子どもの好奇心はもう止まりません。
色が変わる色素は、
合成着色料ではなく
天然由来の植物から抽出されたものばかり。
紫キャベツのむらさき色、
アントシアニンと重曹が入った粉に
水を加えると中性からアルカリ性になり
黄色が青色に変化！
そこにクエン酸の粉を加えると酸性になり
紫色→赤色に。
そして重曹とレモンの酸が反応して
炭酸ガスが発生して膨らみ
卵白の作用でなめらかなクリーム状の泡に
なる、
という仕組みだそうです。
・・・が。
わたし、大人だけど
よくわからないー(^◇^;)
子どもにちゃんと説明できませんでした。
理科の実験さながら、
その不思議な現象になる仕組みを
子どもと一緒にお菓子で学ぶことができるなんて
すごいですよね。
大人も理科のお勉強、もう一度、です！
外見だけで人を決めつけちゃダメ。
大事なのは中身だよって
子どもに教えているのに
ケミカルな色！
膨らむってどういうこと！
気持ち悪い！
という見た目で
よく調べもせずに
『ねるねるねるね』を体に悪いお菓子だなんて
決めつけてました。
ごめんなさい。
『ねるねるねるね』は幼児でも
楽しめます。（しかも１００円ちょっとで安い！）
その他買ってきた知育菓子は
こねたり、成形したり、レンジで加熱したり
型に流し込んだり、切ったり
ちょっとハイレベルでした。
うちの小学生、中学生は夢中になって
作っていましたよ。（文句言ってたくせに！）
中学生は
「作るのは楽しいけど
こんな怪しいの、食べたくない！」
と、食べませんでした（笑）
わたしは食べてみましたが、
〝それなりに〟おいしかったですよ。
ハンバーガーはほんとにハンバーガーの味がするし、
フライドポテトはフライドポテトの味だし、
どら焼き、おだんご、
ちゃんとその味がする！
すごい〜！
あなたも先入観を捨てて、
子どもと一緒に知育菓子で
お勉強しながら
楽しんでみてはいかがでしょうか。
子育て23年目にしての
気づきでした！（遅い・・・）
YouTubeでも紹介しています♪
