14歳のバレンタイン♡

2月14日バレンタイン、
中学2年生の娘が男子からチョコレートを
もらって帰ってきました。

ん？

男子→女子？

なんでやねん。
逆やーんっ！♪( ´θ｀)ノ

がんばって自分でラッピングしたっぽくて
なんとなく、友チョコとか義理チョコ
じゃない本気ムードをかもし出す
プレゼントでした。

「あいつさ。
前にも下校のときに校門の前で
明らかに私のこと待ってて、
バイバイって言ってあげたら
嬉しそうだったことがあって。

もしかしてそーなんかな？
と薄々思ってたけど。

チョコ渡したの、
どうも私にだけだったみたいでさ。

それって、やっぱり
そーゆーことやんな・・・？」

ちょっと戸惑う娘でした。

翌日15日。

同じ男子からまたしてもチョコを
もらって帰ってきました。
今度はメッセージカード付き〜！

「ここへ
僕、ここのことが好きです。
だからバレンタインをあげました。
僕と付き合ってください。
明日付き合っていいか聞かせて。
もしも僕がスマホ持ったら
LINE交換してください。
ホワイトデー待ってるね。」

キャーーーーー！！！！！！
やっぱりそーゆーことよね！

かわいい、かわいい、かわいい！
かわいすぎる！

そして告白、かっこよすぎる！

娘よりわたしが大興奮。
「○○はいいヤツやし嫌いじゃない。
でも・・・ごめんなさい、やなぁ〜。
なんて断わったら気まずくないかな」

14歳女子、
なんて冷静、そして優しいんだ。(^◇^;)

誰かに告白するって
すごく勇気がいることですよね。
笑われるかもしれない。

嫌われるかもしれない。

傷つくかもしれない。

それでも
相手を想いを伝えるんです。

「するは一瞬の恥。
しないは一生の後悔」

という言葉があるように
14歳にして
決断し、一歩を踏み出せる彼は
堂々と自分の人生を生きる
人間的にかっこいい大人になっていく人だと
思います。

YESにせよNOにせよ
彼のまっすぐな気持ちは
真摯に受け止めて
ちゃんと返事するんやで。

ホワイトデーもちゃんと返そうな！
とアドバイスしました。

翌日、娘は
「ごめんな、今は付き合えん。
でもありがとう、嬉しかった」と
彼に伝えたようです。

そしたら
「受験やから？
じゃあ受験が終わったら付き合ってくれる？」

というフェイントが！！
受験とか関係ないねんけど・・・
相手を傷つけることがないように
うまくかわす答えを
咄嗟に考えたそうです。

「うん、今年は受験やしさ。
受験終わっても気持ち変わらへんかったら
そのときもう一回告白して？
それにさ。○○も
1年の間に他の子を好きになることも
あるかもしれんやん？
そのときに、私に気遣って
動かれへんようになったらイヤやもん。
だから今は友達のままでいたい」

彼は、
娘の話を「うんうん」頷きながら
聞いていたそうです。

そして、めっちゃ納得した様子で
「OKわかった！
俺、待ってるさ！」

ルンルンで帰って行ったそうです。（かわいい）

我ながら相手を思いやる
優しさ溢れる回答やと思わん？
私天才かもしれん！
娘は自画自賛でした。（したたか）

で、また翌日。

「ここの誕生日いつ？」
と聞かれたそうです。

どうしよう、
次の誕生日来るのがコワイ・・・
嬉しいやら重いやら、
複雑な想いの娘でした。

チャンスは「巡ってくるもの」であり
同じチャンスは二度と現れません。
そのとき、そのタイミングがすべてです。

「決断」を前に躊躇し、
目をそらして逃げてしまったり
何か言い訳をつけて行動しなかったり
そういう人のほうが圧倒的に多いけど

目の前の現実に真剣に向き合い
成功にも失敗にも全力で
ブレず諦めず迷わず飛び込んでいく彼は
やっぱりかっこいいです。

覚悟を持った人間は
恐ろしいほどのパワーを発揮します。

ある種。捨て身の行動ができるから。
一旦告白しちゃえば
もうコソコソする必要もないわけで。
無駄なことなど、何もない。
自分を信じて
ベストを尽くすだけですよね！

誕生日だってフツーに聞けちゃうし、
プレゼントだってあげちゃう。

現時点、
わが娘の返事は「ごめんなさい」
だったみたいだけど
好きな人のNOに落ち込むこともなく
1年後に淡い期待を馳せて
前向きに捉えることができた彼を
陰ながら応援したいです！

飛び込んだ先に『新しい世界』は
きっと広がっています！

今日から学年末定期テスト。

勉強も恋愛も、
がんばれ、輝く14歳！