野菜作りにハマってます!
野菜作りを始めて
3ヶ月が経ちました。
お庭の畑に植えつけた
きゅうり、なす、ピーマン、トマト・・・
小さかった苗が次々に芽を出し、
陽射しが日に日に強さを増す中で
緑も鮮やかにすくすくと成長しています。
野菜を育てるのは初めてなので
右も左もわからない状態。
ダメ元の軽い気持ちで始めた野菜作りに
現在、本気でハマっております。
平日はばぶばぶで仕事なので
野菜たちにじっくり手をかけてあげられるのは
日曜日ぐらいなのですが
たいしてお世話をしてあげられなくても
キュウリとピーマンはとくに
元気いっぱいに育ち、
料理に使うぐらいの量は十分まかなえるぐらい
収穫できています。
四季の移ろいを肌で感じ
自然の恵みである野菜を自分で育て
獲れたてのおいしさを味わえること・・・
野菜作りの魅力はそれに尽きます!
これって最高の至福じゃないですかぁ〜〜!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:
化学肥料や農薬など使わずに育てるから
おいしそうに実ったもぎたての野菜に
そのままガブリ!とかぶりつくことだって
できちゃいます!
よく育っているキュウリとピーマンは
ここ1ヶ月買うことはなくなりました。
スーパーの野菜売り場で
キュウリとピーマンを見ると
「わたしには関係ないわ♪」
つい上から目線で
ニンマリしてしまいます。
収穫できるようになるまでの過程では
これまで体験したことのない
新しい発見の数々と喜びがありました。
やたら天気や気温が気になるようになり
大雨と強い風の翌朝に
ポッキリ折れてしまったトマトの枝に
ガッカリ・・・
でも、
そうか〜
もっとちゃんと支柱を立てて固定してあげなきゃ
ダメなんだなぁ
と学習して
近所の広大な畑ではどうやって野菜を守っているのかな?
支柱の組み方は?
専業農家の畑の様子を眼光鋭く
食い入るように観察しているわたし(笑)
こんな自分、つい数ヶ月まで
存在していませんでしたから。
あまりの変わりように笑えます。
見よう見まねで
観察、検討、改善!
天候など大自然の力を前にすれば
人も植物も無力なんだなぁ・・・と
なんだか妙に感心したり
これまで気づかなかった繊細な自然のサイクルを
身近に感じることを意識している
新しい自分との出会いがありました!
子どもの頃、田舎で育ったからでしょうか
土の上に立ち、日光を浴び、
自然の風に当たり、鳥の声を聴きながら
植物が育っていくのを眺めるのは
楽しくって嬉しくって♪
毎日、仕事が終わり自宅に帰ると
まずお庭の野菜を見に行きます。
「朝見たときよりツルが伸びて
葉っぱがイキイキしてる!」
「キュウリが大きくなってる!」
たったそれだけのことでテンションが上がり
1日の疲れもどこへやら
癒されウキウキしてきます。
多忙で
頑張り屋さんのわたしです。←自分で言うっ!笑
ハイテク機器には弱いけど
頭脳派のわたしです。←謙遜しないっ♪ 笑
きっと頭の中が過熱気味だったり
または、常に緊張状態だったり・・・
頭を使い過ぎて、考え過ぎて、
同じところをグルグル回っている感じ・・・
それは、頭の活動領域が
「思考すること」に集中してしまって、
脳血流が偏っている、
バランスが崩れた状態だと思います。
そんな時は一極集中を外して
「脳をリラックス」させることが必要!
それには、五感を使うこと。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、身体感覚
これらをしっかり味わうことで
バランスが整って、
脳をリラックスさせることができると
ヨガの師匠が言ってましたっけ。
その1つのアプローチが
「土いじり」「野菜栽培」だったのですね。
頑張りすぎてしまう性格だから
「ちょっとは休みなさい」
「頭の中からっぽにしなさい」
って
無意識に土いじりにハマるよう
神様がわたしを野菜作りに仕向けたのかもーー
と、わけのわからないことを考えています。
こんなこと考える時点で
理屈っぽいし
頭使いすぎなんだよ〜って
怒られそうですが・・・(ー ー;)
土の
ひんやり、しっとりとした感じ、
柔らかい感触、
葉っぱや根っこ、花のかすかな匂いが混じった
どこか懐かしい土の匂い・・・
心を優しく癒します。
緊張や偏りを、即効でゆるめてくれます。
土をいじっていると、
「脳が休まる」「頭がカラッポになる」「無心になる」
そんなふうになります。
そういえば
子どももお砂場遊びが好きですよね!
うちの1歳児、2歳児は
家の中でグズり始めると
とりあえずお庭に出して砂場に座らせることにしています。
するとほぼ100%
気づけば泣き止んで黙々と土をいじって
遊び始めます。
ときどき、まだ収穫には早い野菜を
得意げに摘み取ってドヤ顔で
見せに来てくれて
あ゛ーーーーーーーーー!!!!
(ー ー;)
というハプニングもありますが・・・。
まぁそれも含め
野菜作りの醍醐味ということで。
砂や土での遊びは、“感覚遊び”と言います。
ものを見たり、聞いたり、触ったり。
子どもにとって遊びは生活そのものです。
最近では
砂遊びや、どろんこ遊びを
“手や服が汚れるから”
という理由で、させない親も増えています。
都会だと、“土に触れる”という機会さえも
めったにありません。
でも人類は有史以来ずっと土に触れて生きてきました。
今ほど、土に触れない時代はなかったと思います。
土に触れて身体を動かす農作業は
五感を使って自然と対話をすることによって
精神的な安定をもたらすのだと
わたしは野菜作りを通して
わが身を呈して知りました。
だから子どもたちにも、
砂遊び、土遊びをどんどんさせて、
心に豊かに
風邪をひかない丈夫な子に
育てていこうと思います!