おっぱいはいくつ？
わたしは乳頭を３つ持っています。
いきなりすごい告白ですが（笑）
実は左のおっぱいの下に、
第３の乳頭を持っているんです。
おっぱいの原形は、
わたしたちがママのおなかに宿ってすぐの頃、
妊娠４wの胎芽時代にでき始めます。
左右のわきの下になる部分から、
２つの乳頭、脚の付け根にかけての線上に
組織が盛り上がって、２本の乳腺の元を作ります。
そして、その線上のところどころが
さらに肥厚、増殖して
乳腺、乳頭となります。
普通は妊娠５wには、
そのほとんどは消失、
１対だけが残ります。（２つのおっぱい）
だけど、人間の身体ってそう都合良くは
いかないことも多いんですよ。
消えるべきものが消えずに、発育しちゃうと、
それが将来「副乳」となって残っちゃうわけです。
だから、副乳のある人はわきの下から
脚の付け根を結んだ線上に、
第３の乳頭、第４に乳頭があることがあります。
人間は基本的にはおっぱいは２つだけど、
よく考えてみれば人間以外の哺乳動物だと
この線状にたくさんおっぱいが
存在しますよね。
一度に生まれてくる赤ちゃんの数が多いから
動物はたくさんの乳腺組織が消失せずに発達して残り、
機能を発揮するのですね。
この副乳。
乳頭だけの場合もあれば、
乳腺組織まで持ち合わせていることもあって
乳腺組織があると、出産すると、そこにも
母乳分泌ホルモンであるプロラクチンが働いて、
おっぱいの膨らみができ、母乳が出ます。
助産師でもない限り、
副乳の存在など気にすることもないので
産後はじめて、自分に副乳があることを
発見する人も多いです。
知識のある人は、自分の身体に副乳を発見しても
さほど驚かないでしょうけど、
何も知らなかった人には衝撃的ですよね。
だって急に第３、第４のおっぱいが
ムクムクと目覚めるのですから！
考えてみりゃあ、『人間の乳房は２つである』という
一般常識に外れることだもん。
コワイよねー。（笑）
うちの娘たちも、
副乳を持っている子が数名います。
まだ子どもだから目立たないけど、
よ〜く見ると
両脇に、かすかな乳頭らしき形跡があります。
たぶん、そうだと思います。
妊娠、出産したら、
ここが膨らんできてしこりになって
もしかしたら母乳が出るかもしれないよー
って
ちょっと気が早いですが、
本人たちには伝えています。
妊婦のみなさん。
もし、出産後に
腋の下から２つの乳頭、脚の付け根を結んだ線状に、
膨らんでくる第３のおっぱいを見つけても、
驚かないでくださいね。
ひたすら冷却して時間が経てば
張りはおさまってきますから。
このしこりは乳がんではないですから
安心してくださいね〜。
このブログは
ママたちの心を救う材料として役立つことを願い
がんばって更新しています。
