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2014.08.06

ベビーの頭蓋骨はすごいぞ!

赤ちゃんの頭がデコボコしてるんですけど
大丈夫でしょうか?

という質問をよく受けます。

頭蓋骨というのは本来、
4つの骨が組み合わさってできています。

前頭(おでこ)
左右の側頭(耳の上)
後頭(後頭部から首にかけて)

大人ではこれらの骨はしっかりとくっついて
1つの硬い頑丈な頭蓋骨を形成していますが
赤ちゃんは違います。

4つの骨はお互いに離れたままになっていて、
「縫合」と呼ばれる薄い膜状の靭帯で結合しています。
なので新生児の頭は触るととっても柔らか〜い♪

頭蓋骨とはいっても、柔らかくて彎曲性を持ち、
各頭蓋骨を結合する縫合も緩やかであるために、
頭蓋骨はお互いに屋根瓦のように
重なりあうことができます。

骨が重なるので「骨重責」といいますが
この骨重責という技(?)を持っているがために、
赤ちゃんの頭は狭い産道を
通過することができるのですね。

骨重責は、実はママの骨盤の
入口、中、出口によっても、
そのつど形をかえ、産道に合わせて
適応することができます。
これを「児頭の応形機能」と呼びます。

生まれて間もない赤ちゃんの頭を触って
観察してみましょう。

赤ちゃんの頭の変形を見ると、
おなかの中でどんな胎位胎向でいたのか、
出産時にはちゃんと正常に
回旋しながら生まれてきたかなどなど、
いろんなことがわかるんですよ。

頭を下にした
いわゆる頭位の赤ちゃんの場合。

多くはおなかの中で
あごを胸につけるような形で、
赤ちゃんはうなづく姿勢で過ごしています(後方後頭位)

この場合、お産が始まると
最初に進んでくるのは後頭部。

赤ちゃんの頭は、最初に進む部分が
もっとも産道の圧迫を受けることになるので、
正常な胎勢で上手に回旋して生まれた赤ちゃんは、
後頭部が長〜〜く伸びて変形します。

うなづき方が曖昧だった赤ちゃんは、
頭のてっぺんが伸びて変形するし、
うなづかずにあごを上げて出てきちゃった赤ちゃんは、
前頭骨やおでこが長く伸びちゃうんですよ。

自分の赤ちゃんのなが〜い頭を見ちゃった日にゃあ、

「なんじゃー?!
こりゃ〜〜、直るのか?!」

と、おったまげるけれど、
これは単に産道で圧迫を受けたために
先進してた頭の部分がうっ血するだけのことなので、
生後まもなく消失しますので
ご心配なく☆

おなかの中の赤ちゃんは、
たいていは頭を下にした姿勢でいるのだけど
頭位は頭位でも、

第1頭位
第2頭位

という種類があります。

第1頭位は、ママのおなかの左側に胎児の背中があって、
胎児の顔はママの右側を向いている姿勢。

第2はその逆で顔は左側。

実は、第1頭位と第2頭位。
3:1の割合で第1頭位が多いんです。

ここからは、ぬいぐるみを自分のおなかに当てながら
読んでみてください。
きっと分かりやすいと思います☆

第1頭位の赤ちゃんは
ママの左側に赤ちゃんの背中、ママの右側に赤ちゃんの顔です。
すると、ぬいぐるみ(赤ちゃん)の頭は
左側がママの背骨に当たるでしょう?
骨重責は、ママの背骨で圧された
赤ちゃんの左側の側頭骨は凹んで、
圧迫を受けない右の側頭骨の下に重なるんです。

第2頭位の赤ちゃんはその逆となります。

というわけで、ママの狭い骨盤をくぐり抜けて、
経膣分娩でうまれた赤ちゃんの頭を触ると、
必ず骨重責が分かります。

右の骨が上になっているか、左が上になっているか、
触っただけで赤ちゃんのおなかの中での胎位が
わかっちゃうんですね〜。
面白いでしょ?

ちなみに、骨重責や応形機能は、
赤ちゃんがママの骨盤を通る際に起こるものなので、
さかごや、胎児が骨盤内に下降する前に
帝王切開した場合には起こりません。
帝王切開した赤ちゃんの頭はツルンとキレイ!

うちの子たちは全員、後頭部が長かった!
・・・ということは、
回旋は正常だったということです。

そして、全員、
骨重責は右側頭骨が上に重なっていた!
・・・ということは、第1頭位だったということです。

上手に回旋して後頭部が長くなって
出てきたわが家の子どもたち、
今はすっかりキレイな頭の形になりました。

10人目ののちゃんは、現在生後4ヶ月。
骨重責はもう観察できないけれど、
頭蓋骨の4つの頭の骨のつなぎ目は
今もばっちり触ることができます♪

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