手が冷たくてごめんなさい
古民家@助産院ばぶばぶは
築86年です。
少しでも快適に過ごせるように
全面的にリフォームはしましたが
そうはいっても
なんせ築86年です!
朝、通勤してきてばぶばぶの玄関を開けた途端
ありえないぐらい冷たい空気が
ヒュ〜〜〜〜〜〜
流れてきます。
寒いです。
半端なく寒いです!
もしかしたら外のほうが暖かいんじゃないの?
と思うぐらい、底冷えします。
おっぱいケアでは当然、手の平でおっぱいを
包み込みますが、
この季節はわたしの手が冷えてきってしまい、
朝イチのおっぱいケア開始までの短い時間に
自分の膝の裏に手を入れて温めてみたり
両手をこすり合わせてみたり、
使い捨てカイロを使ってみたり、
湯たんぽを抱えてみたり
いろいろ策を練るのですが
芯から冷えてしまっているようで
どうにもこうにもダメです。
こんな冷たい手で身体に触れられたくないですよね。
ましてやこの手で赤ちゃんの肌に触れるなど言語道断!
なので
手が冷たいことを最初にお断りした上で
いくでー!
覚悟してやー!
触るで、いい?
せーーーーーのっっ!!!
でもみなさん、本当に優しいんです。
絶対、めっちゃ冷たくて
心の中で「ヒャア!!」って叫んでるはずなのに
笑顔で「大丈夫ですよ♪」って
気遣ってくださいます。
ありがとうございます。
わたしたちの身体は常に熱を作り出しています。
女性はとくに、脂肪が身体を覆っていますよね。
脂肪は、あまり熱を通しません。
なので、そのまま作り出した熱を放っておくと
身体がどんどん熱くなってしまいます。
そのために、ヒトは体温を一定に保つために
血液を冷やすことを考えました。
身体の中で過剰に温まった血液を皮膚表面に流して
皮膚の温度を高くすることで空気に熱を放出するのですが
この作業が得意な人と
そうではない人がいます。
わたしは体温は高いほうなのですが、
手はいつもけっこう冷たいです。
手が冷たい人って
心が温かいんですよ♪
って、
フォローしてくださったママがいました。
わたしの心が温かいかどうかはさておき、
感情豊かでよくも悪くも熱くなりやすい人は
アドレナリンというホルモンが
分泌されやすいことが知られています。
アドレナリンは興奮ホルモンとも呼ばれていて
心臓の働きを強めて血管を拡張させます。
ですからアドレナリンが放出されると
心拍数が増えて血管が広がり血流がよくなって
身体が温かくなります。
だけど、アドレナリン満開になると、
今度は交感神経が刺激されて汗が出てきます。
熱を下げようとするのですね。
それで逆に手が冷たくなったり
緊張したときに変な汗が出てくる、みたいな現象が
起こるのだとか。
たしかに、講演会で喋っているときなど
身体は温かいのに、手が冷たくなることが多いです。
興奮→アドレナリン→交感神経→手に汗→冷える
という構図ですね。
いつも平均して手が温かい人は、
心がドーンと落ち着いていて、
何があっても動じない人、ということですね。
手に汗握る、ということがほとんどなく
ちょっとしたことでいちいち心が揺れない人です。
何事にも落ち着いて対応できる冷静な人。
わたしみたいにすぐ手に汗を握る人、
すぐに手が冷えてくる人は
都合よく解釈すれば感情豊かで表現性にも長けている人・・・
悪く言えば、単なるヘタレでしょうか(笑)
講演会はもう数え切れないほど
させていただいています。
500人を前にしても、緊張しません。
・・・のはずですが、
こうやって、すぐ手が冷たくなるってことは
ほんまはわたし
アカンタレなんやね。(ー ー;)
感情豊かで表現力も豊か。
人の気持ちに寄り添って
音葉を選ぶことができる人。
そういう意味では、
手が冷たい人は
心も温かいんですよ♪
褒めてくださったママの言葉、
それって正解なのかもね!
うん、きっとそうだ。
なんでも前向きにとらえちゃおう。
ばぶばぶ来院のみなさん
わたしは心は温かいらしいので
癒されに来てください♪
手は冷たいですが
春まで我慢してね。
フフッ(⌒-⌒; )