幼稚園は付き合うために行くんやろ
ばぶばぶ史上、
最強の4歳児、しゅんちゃん。
まだまだおっぱいガンガン飲んでます!
彼の超オモシロエピソードの数々については
当ブログ
「しゅんちゃん」
で検索してみてください。
さて、そんなしゅんちゃん。
この4月からみんなより1年遅れて
2年保育で晴れて幼稚園児となりました。
入園直前の先月
眉をひそめて彼はぼやいてました。
あ〜もう幼稚園とか意味わからんわ。
YouTubeも見られへんのやろ。
しゅんは、お母ちゃんと一緒におりたいねん。
お母ちゃんのおらん幼稚園なんか
何のために行くんかわからん。
どーせブサイクな女しかおらんやろ。
ぶさいくに「好き〜」言われたら
どないしたらいいねん。
でもな、安心しーや、お母ちゃん。
しゅんはな、
お母ちゃんが世界一や!
とにかくお母ちゃんにラブラブ光線全開なんです。
お母ちゃんが大好きな4歳児。
キュンキュンしちゃいますよね。
言ってることのおおまかな筋道は
本当にかわいく微笑ましいのですが
「ブサイクな女」とか
「YouTube見られへんのが嫌」とか
4歳児の言うことじゃないです。
年齢詐称疑惑が勃発するような
流暢な日本語の使い方、
ときどきドキっとするような大人びた発言が
大人の背筋を凍らせます。
過去に彼は
わたしの耳にキスをしてくれました。
かわいかったです。
しかしそのあと、
囁きました。
・・・なぁ、どんな感じ?
鳥肌立ちました。(笑)
ほんまは4歳とちゃうやろ、
40歳やろ!!
4月になり、
お母ちゃんは
しゅんちゃんを手放しました。
通園1日目は4歳児らしく泣いたしゅんちゃんも
2日目にはほんの少し涙ぐむ程度になり
3日目には園ではそれなりに楽しく
お友達と遊ぶ姿が見られたそうです。
けど、
幼稚園楽しい?
訊ねると
やっぱり眉をひそめ
幼稚園は、アレやな!
ぶっさいくな女が
しゅんの横に座ってきたり
手つないできたりするとこや。
もうこれはアレや。
つきあってる感じやな!
しゅんはイヤやねんで。
お母ちゃんが世界一やから。
これやから幼稚園はイヤやってん。
つきあうために行くとこやろ、
幼稚園は。
はぁ〜〜。
ほんま困るわ。
つきあわなあかんのかなぁー。
しゅんにはお母ちゃんという女がいるのに!
どんだけお母ちゃんが好きなのでしょうか。
しかも、同じクラスの女の子のことを
「ぶさいく」呼ばわりです(ー ー;)
それアカンのちゃいますか、
しゅんちゃん。
「幼稚園は何のために行くのか?」
異性とつきあうために
行くわけではない・・・気がしますが(笑)
しゅんちゃんの素朴な疑問を
改めて考えてみました。
「集団生活を通して
社会性を学び、集団生活でのルールを知るために
幼稚園に行く」
たぶんこれが模範解答ですよね。
子どもは家庭という小さな集団から
幼稚園という、
もう少し大きな集団へ一歩を踏み出すことで
その先に待ち受けているなが〜い人生、
さまざまな社会生活の荒波に順応していく
下準備を始めるわけです。
そのためには、
とりあえず同年代の子どもと
いっぱい遊んで交流をすること。
子供たちなりのトラブルやもめ事を通して、
彼ら自身が
「いろんな子と付き合う方法」を体得するのが
幼稚園に行く目的ですよね。
ということは、
あながちしゅんちゃんの言ってることって
間違っていない・・・?
かも・・・?(笑)
幼稚園は君のいうとおり
「付き合うために行くところ」です。
ちょっとあなたが言う「つきあう」と
わたしの言う「つきあう」は
ニュアンスが違うのかもしれないけど。
お母ちゃんが好きなのはわかるけど
がんばれよー!
励ましたところ
彼は
じゃあ
お母ちゃんのおっぱいは
中学生まで飲んだるからなっ!
と、言い放ち
それを聞いたお母ちゃんは
深いため息をついておられました。(ー ー;)