自家製お野菜!
わたしは今
自然がいっぱいの田舎町に
暮らしています。
都会の喧騒から離れて
耳をすましてみると
朝は鳥のさえずり。
夜は虫たちがリズミカルな旋律を奏で
木々がザワザワ揺れる音
遮るものが何ひとつない大きな空
毎日、色も形も異なる見事な夕焼け!
刻々とその姿を変えていく、
とびっきりキレイな芸術作品は
1時間でも2時間でも眺めていられます。
緑の山々に癒され
夜はまたたく星が本当にキレイで
大都会@大阪阿倍野で仕事を終えて
街灯さえもチラホラとしかない
自宅に戻ると
心も身体も一気に開放されるのを実感します。
家ではたくさんの子どもたちが
ママの帰りを待っています。
小学生は宿題も見てあげなくちゃいけないし
保育園の明日の準備もあるし
食事の支度もしなくちゃだし
思春期の子どもたちの話し相手も必須だし
ベッドに入る瞬間まで
目の回る忙しさなのですが
そんな状況の中でも
「自然」がわたしに与えてくれるパワーは
本当にすごい!
大自然には癒し効果があると言われますよね。
・ストレスホルモンが減る
・交感神経活動が抑制され副交感神経活動が高まる
・血圧や脈拍が安定する
・心の緊張が和らぎ意欲が増す
・免疫力が高まる
ほんとそのとおり!
自宅に帰るとどんなことにも
イライラせず
寛大な気持ちになれるから不思議です。
ご近所さんは農業をされている方も多く
あっちこっちから自家製の地元野菜を
いただきます。
子どもたくさんおってたいへんやろ
ほら、いくらでも持っていきー!
うちの山にサクランボできてるよ。
みんなで摘みにおいでよ
味噌を作ったんやけど
こんなにいらんから分けたるね〜
都会では
人の多さを窮屈に感じ
人の噂に苦悩し
さまざまなストレスからはどうあがいても
逃れられなかったりしたものですが
ああ、ここは
暖かいです。
人のぬくもりを感じます。
「となりのトトロ」の世界に
迷い込んだかと錯覚するような
そんな場所。
採れたてのお野菜は新鮮で
よくもわるくも、都会では絶対お目にかかれない絶品です。
形はいびつだし、大きさも揃っていないし、
傷もあったりするけれど、味は格別!
なにより作り手が誰だかわかるだけに
いただいたお野菜を通して
その人のご親切な心を受け取ることもできるから
感動的に美味しく感じるのかもしれません。
「道の駅」も近所に数カ所あって
休みの日には道の駅めぐりをしています。
道の駅、ファンは多いですよね♪
料理をする人にとって
道の駅はアミューズメントパークばりに
ワクワクする場所ですよね♪
珍しい食材や
地元直送のお野菜の数々。
山積みにされた食材を見ているだけでも
テンションが上がります。
それって
効率一辺倒に走ったスーパーなどの
代わり映えしない売り場に飽きた
消費者の反動なのかもしれませんね。
合理化努力で値段を下げるのもいいけれど
最近はプライベートブランド商品ばかりです。
確かにプライベートブランドの商品はお安いですが
色、形など、目に飛び込むものがきれいに統一されていて、
よく言えば安心感。
悪く言えば無味乾燥。
合理化の舞台裏を見せられているようで
ドキドキワクワクすることは
ありません。
その点、道の駅には
非統一や非合理が醸し出す刺激や驚きがあります。
生命感や人の息づかいが感じられます。
着飾っていなくて
ナチュラルで
合理化された売り上げ重視の
ガツガツした商売!
というよりも
家族のために作ったけど
多すぎるから
地域の人にも食べてもらいたいわ〜
というアンニュイな感じが
ホッとします。
忙しい毎日ではあるけれど
わが家でも自家製のお野菜
作ってみようか!
ということになりました。
人生初
子どもたちと一緒に
きゅうり、ピーマン、なす、
しそ、さつまいも、トマト、オクラ
栽培を始めました!
初体験だし、農業の「の」も知らないから
うまくいかないこと前提で
ダメ元でやってみたのですが
毎日着実に
どんどん育っていく植物に
子どもたちは「いのち」を感じたり
そこに訪ねてくる虫たちと対話したり
とても楽しそうです。
先日
立派なきゅうりができていることに
気づきました!
うわーーーーーーーー!
すっご〜〜〜〜〜〜〜い!
子どもたちもおおはしゃぎです。
さっそくもぎ取って
いただいた手作り甘味噌をつけて
ボリボリかじってみました。
美味しいーーーーーーーーー!!!
市販のお菓子ばかり食べていた
子どもたちのおやつは、
きゅうりの丸かじりに変わりました。
自分たちで作ったきゅうりがおやつだなんて
贅沢ですよね♪
これから続々と
他のお野菜も収穫できそうです。
農業してる近所の人たちのアドバイスを
もらいながら
土とともに自然に帰る生き方、
ハマりそうです。
助産師より
実はこっちのほうが向いてるかも?!
(笑)
そのうち
ばぶばぶブランドで
無農薬野菜、売り出そうかしら〜(^ ^)