畑を始めるよ！

大自然に引っ越してもうすぐ１年。

最寄りの駅まで車で20分。
ばぶばぶまで車通勤片道1時間15分（混んでたら１時間半！）
コンビニまで車で10分（しかも１店舗のみ・・・）
スーパーまで車で15分（やっぱり１店舗だけ・・）

都会に住んでいたときは
ばぶばぶまで徒歩１分
駅まで徒歩５分
天王寺まで自転車10分
コンビニはありすぎて迷う〜
スーパーだってよりどりみどり♪

この落差はハンパありません！

冬は寒さと雪の多さに驚き
夏は涼しさと虫の多さに驚き
満天の星空の美しさ
夕焼けの神秘に触れ、
風に揺れる緑の草木に癒され

都会では出会ったことのなかった
鳥や動物に遭遇し
近所の人たちの温かさに触れ、
小学校の子どもの数の少なさに
カルチャーショックを受け

当初は田舎生活そのものに
なじめるかどうかさえも
不安でした。

そしてようやく
いろんなことが少しずつ落ち着いてきました。

田舎に来たついでだからと
な〜んにも知識がないままに
見よう見まねで始めた夏野菜の栽培は
きゅうり、トマト、ピーマン
気づけばすっかり自給自足になりました！

朝はまだ薄暗いうちから起きて
子どもたちと土いじり。
毎朝、自家野菜の収穫。
それから出勤、通学。

このリズムに
すっかりハマってしまいました。

今、住んでいるところ
家の目の前が広大な畑で
家の真後ろが一面に広がるみかん山なんです。

だけど畑は広大すぎて半分以上の土地が
有効利用されずに雑草生い茂る空き地。
もったいない〜〜。

夏野菜を作ってみて
ますます農業がしたくなり、

思いきって土地の所有者さんに声をかけました。

「農業がやりたい！！」

熱く語ったところ

よっしゃ！
ほな、いっぺんやってみ！

快く、土地を貸していただけることに
なりました！

そして、うちの前のデカい畑で
農業を営んでいらっしゃる「ハルくん」とも
お友達になりました！

道の駅やレストランなどと契約して
野菜を販売されていますが
彼のお計らいで
毎週１回、採れたての旬のお野菜を
家に持ってきてもらえるようになりました。

スーパーで買うのとはまるで違う
ハルくんのお野菜。
毎日、朝早くから畑に出てせっせと働く姿を
見ているだけに

愛情たっぷりに育ててくれたお野菜は
舌で味わって美味しいうえに、
心も満たさ幸せ気分になります。

そんなハルくんが
この秋に植える冬野菜栽培を
教えてあげるよ〜って言ってくれて

ド素人のわたしたちに
農業のイロハを教えてくれることになりました。

９月のシルバーウィーク、
借りた土地をハルくんの耕耘機で
ドドーーーンと耕して
手作業で石ころを除去、雑草を取り除き
鍬を使って丁寧に耕して土を細かくサラサラに、
さらに土を盛り上げ、畝（うね）を作り
石灰やら肥料やらを撒いて
まずは土作り。

だけど土地が広すぎて
石は拾っても拾ってもキリがない〜！
石の下からいろんな虫がザックザク！
農業用水からはカエルやザリガニ、
カニなどの生きものがわんさか！

虫、大嫌いだったはずなのに
なんだかこのごろ、ちょっと強くなってきたかも？！
いちいち動揺しなくなってきた！
カッコイイぞ、わたし！

こうして
長さ20mの畝が３本完成しました。

キャベツ、人参、白菜、ブロッコリー、カリフラワー
ねぎ、わけぎ、レタス、玉ねぎ、紫玉ねぎ、
にんにく、大根・・・

い〜〜っぱい
植えました！！

これからちょっとだけ本格的な
ナンチャッテ農業を開始します！

平日はばぶばぶで仕事なので
ハルくんみたいには手をかけられないけど

形は悪かろうとも
自分の家で食べる分ぐらいの野菜は
収穫できるといいなぁ〜と
今からワクワクしています！

田舎のご近所さんたちは本当に温かい。

グオォォォォ〜〜〜〜ン！！

草刈機で雑草を刈っていたら
近所のおっちゃんたちが集まってきて

気づけば一緒に

グォォォォォ〜〜〜〜〜ン！！

手伝ってくれてたりします。

野菜の苗やらチューリップの球根やらを
「植えてごらん」って
持ってきてくれたり

機械の使い方、草の生える向きに沿った刈り方、
鍬の使い方・・・
いろんなことを教えてくれます。
わたしにとってはすべてが新鮮です！

たくさん野菜ができたら
ばぶばぶに持っていって
来院されたみなさまにお配りします♪

自家栽培野菜
配給つき助産院。
ちょっとよくないですか？

楽しみにしていてくださいね！