HISAKOブログHISAKOブログ
2015.11.09

40代でママになった人集まれー!

第1子出産後に関わらせていただいたママから
5年ぶりに連絡をいただきました。

子どもは、望めば授かるものだと思っていました。

仕事も順調で、避妊せずに自己流タイミングで
結婚から2年後に
自然妊娠しましたが結果は流産でした。

当時、不妊は女性側に原因があるような風潮が強く、
漠然とした不安を感じつつ
月日は過ぎて35歳のときに旦那さんも
検査を受けました。

精子の運動率に問題があることがわかり、
自然妊娠は難しいとのこと、
人工授精を勧められました。

幸いなことに1回目の人工授精で妊娠、
出産することができました。

断乳のときにばぶばぶに通われ
おっぱい卒業後、
いよいよ2人目の妊娠を考えるように。

1人目の経験があったので
妊娠できるのかどうかの不安はありましたが
最初から病院に行くのもなんとなく抵抗があり
自然妊娠の奇跡を信じましたが、
38歳のとき、妊娠に喜んだのもつかのま
心拍確認後の初期流産となりました。

心も身体もなかなかショックから立ち直れず、
周りのママ友が次々に2人目を妊娠していくなか、
「なんで私だけ?」と
自然に授かる人が本当に羨ましく妬ましく思う
日々が続きました。

わたしはまた
病院に行かなければいけないのか・・・?

ストレスでとうとう体調を崩し入院したりして、
気づけばすでに40歳。
今年はじめ、同じ婦人科で人工授精を試みましたが失敗。
先月半年ぶりに2度目の人工授精にチャレンジしましたが、
やはり失敗。

そして医師に言われました。

「あなたが妊娠できない理由は、年齢のためです。
ステップアップの対外受精に踏み切っても
妊娠の確率は変わりません。
今回であきらめる選択をしてもいいのでは?」

彼女はただ、普通に赤ちゃんを授かりたい、
兄弟をつくってやりたいだけなんです。

高齢でも子宝に恵まれている人に出会うと
旦那さまに問題がなくていいよね・・・と
夫を疎ましく思うこともありました。

「人工授精をしても、
体外受精をしても結果は同じ」

先生の言葉が頭から離れず

限られた時間、莫大な費用・・・
そもそも授からないのかも?
不安と絶望感でいっぱいになっておられました。

ばぶばぶには毎日たくさんのママが来院されます。
妊娠出産、そしてママになる年齢は本当に幅広く
20代から40代までさまざまです。

確かに統計上は、40代での自然妊娠率は
かなり低くなります。

20代で排卵日前後にうまくタイミングをとって
セックスできた場合の妊娠率は約20%ぐらい。
半年以内にほとんどの人が妊娠に至る
という計算になりますね。

これが40歳になると1周期の自然妊娠率は
5%にまで落ち込みます。

そして流産率も上がります。
幸運の5%に入れたとしても
そのうち半数ぐらいが流産してしまうと
言われています。

統計上の数字だけ見れば
40代に入っての妊娠出産はとてもじゃないけど
うまくいかないような気がしてくるのですが、

たくさんのママと関わっている中で
統計上の話と実際の状況とには
ちょっとズレがあるように感じています。

なぜなら、ばぶばぶでは毎日
40代のママが来院されている!!!

さすがに44歳以上になると
「おお!すばらしい!」と思いますが
43歳以下の妊娠出産には驚きもしません。

先日も42歳で1人目、
44歳で2人目を出産されたママが
来院されました。

そしてわたしも
10人目の出産は40歳でした。

最近は晩婚化や
キャリアウーマンも増えたことから
子どもを欲しいと思い
行動に移すことを開始できる年齢が
高くなりました。

仕事が順調で、結婚してもしばらくは
夫婦2人の生活を謳歌し、
そろそろ子どもを・・と
子作りを解禁したらなぜか妊娠しない・・・

そのままなんとなく月日が流れ、
妊娠するための年齢的なタイムリミットは
刻一刻と迫り

こんなことならもっと若いときに
妊娠しておけばよかった!

後悔しても後の祭りで
待ったナシの辛い不妊治療開始

彼女と同じようなパターンばかりが
クローズアップされているように思いますが
お産の現場では40代の8割以上が
不妊治療ではなく自然妊娠です。

子どもをたくさん産んでいた昔の女性など
40代での妊娠も珍しくありませんでした。

不妊治療は決して高齢の女性ばかりだけではなく
20代であっても数え切れない体外受精のすえ
やっと子宝に恵まれた人もいます。

個人の子宮力、
妊娠力には個人差が大きいと思います。
もちろん40代になれば
自分が妊娠しにくい年齢に入ったことは
自覚しなければいけないでしょうけど、
『40代=妊娠できない』
では決してない!と思います。

もちろん、不妊治療をしている場合、
いくら赤ちゃんが欲しかったとしても
金銭的にも精神的にも
いつまでも際限なく
治療を続けるわけにはいきません。

ある程度のところで見切りをつけて
次の人生のステージを歩んでいくことも
大事なのですが
人生は一度きりだから・・・

今後、どのような人生を歩んだとしても
彼女にも、そして彼女と同じように不妊に悩む
すべての女性に、それぞれ形の違うけれど
「幸せ」を感じてもらいたいから・・・。

わたしに何ができる?
10人も産んだわたしに、いったい何が言える?

なんにも言えないよな・・・

正直、そう思います。

不妊の辛さ、苦しさ、壮絶です。
それは助産師として、よく知っています。
けどわたし自身の不妊治療経験では所詮、
体内受精レベルまでしかチャレンジしたことがないし、
結果として子だくさんだし。

そんな助産師にえらそうなアドバイスもらうより
同じ辛い経験をされて高齢でもママになった人たちと
触れ合い、話を共有するのが一番いい!
それが彼女の励みになる!
と思いました。

なので。

大募集します〜〜〜〜〜〜〜〜!


※終了いたしました

みんなで座談会しましょう♪

凹んでいる彼女に
どうかパワーをください!
ご協力をよろしくお願いします!

【新登場】よりお得に、大容量になった「新マシュマロ」を大発表するで〜!
一覧に戻る

人気記事

2023.03.06

お菓子のレイ

2021.04.15

あれ?抜けないぞ?

2021.06.04

母乳育児は痩せるのか?

2019.09.27

げっぷは「出させるもの」じゃないんだよ

2023.01.26

インスタグラムに挑戦!