赤ちゃん熱中症予防は麦茶や湯冷まし?
梅雨も真っ只中ですが
小学校、中学校、高校では
プールの授業が始まりました。
小学校は気温が高くても
雨だとプールに入れませんが
中学以降になると天気は関係ナシです。
雨でも風でも
気温が高けりゃ容赦なく
プールin!
子どもたちには代々
水泳を習わせていて、
競泳選手だったわたしの血でしょうか、
小学校の高学年頃になると
本科生から選手コースに移り、
週に6回泳ぐ日々を送る子たちがいます。
うちの高校生たちも
そのパターン。
水の季節は花形です!
1学期はしっかり体育の点数稼いでおくれー。
ところで、今わがやは
深刻なバスタオル不足に悩んでいます。
子どもたちみんなが
プール用のバスタオルを持っていくので
毎日のバスタオル洗濯枚数が
ハンパない数に・・・。
そして必然的に家のタオルが足りひんー!
しかも雨で洗濯しても
乾かんー!
どないすんねんー!
な、事態に陥ります。(ー ー;)
せめて早く
バスタオルがカラっと乾く
季節にならんかなー。
沖縄はすでに梅雨明けしたようですが、
大阪は毎日、むしむしジメジメと
梅雨特有の不快指数120%の暑さです。
気温そのものは真夏みたいに高くなくても
近所のお年寄りが熱中症で救急搬送された、
なんて話を聞くと、
湿度の高いこの時期こそ
暑さ対策は油断ならないなぁと思います。
小さな赤ちゃんのいるご家庭では
水分補給が気になることと思います。
熱中症、脱水予防のため、
意識的に頻回直母をしてね、
とアドバイスしていますが、
周囲から
「水分補給には夏は麦茶が一番でしょ!」
「お風呂上りは湯冷ましをあげなさい!」
「いつもいつもおっぱいでは喉が渇くでしょ!」
・・・的な
横槍が入り、
実際のところ、どーなんですか?!
というご質問がよく聞かれます。
あ〜またかぁー´д` ;
まぁね、確かに。
大人の感覚では
暑い夏に生ぬるい母乳って
美味しくないんじゃ?
と思ってしまうかもしれませんね。
6ヶ月までの赤ちゃんには
麦茶も湯冷ましも必要ありません。
麦茶や湯冷ましは、単なる水分だから
赤ちゃんにこれといった害はないですが、
さりとて、これといった栄養素も含みません。
汗をかいたときに失われるのは
水分だけじゃなく
ナトリウムやカリウムなどの
ミネラル分です。
だから、暑い時期にはときに
赤ちゃんには、麦茶やお白湯を与えるのではなく
失われたミネラルをそのままそっくり
補充できる、母乳が理にかなっているのです。
しかも、赤ちゃんの胃はまだまだ小さく、
水分補給の名のもとに
単なる水分をを与えると、
摂取した分だけおっぱいが飲めなくなって
身体の発育に必要な栄養分や身体を守る免疫物質が
足りなくなるリスクも出てきます。
日本よりも暑い国で生活している赤ちゃんでも、
おっぱい以外の水分を補給しないと
脱水になるというデータはありません。
ママが喉が渇いたな〜って思ったら
赤ちゃんも同じかもしれないから、
そんなタイミングで
ためらわずにおっぱいをあげましょう。
周囲からの
麦茶攻撃
お白湯攻撃
笑ってテキトーに
ヒョイヒョイと軽〜く
スルーしてくださいね!