性欲じゃないねん！愛情欲やねん！

ばぶばぶで
ほぼ毎日相談されるのが
セックスレスの悩み。

悶々としている人が本当に多くて驚きます。

赤ちゃんが生まれるということは、
夫婦にとって大きな事件です。
１つの小さな新しい命が、
夫婦に舞い降りるのですから、
とても幸せなことであるはずなんですが・・・

もちろん、子どもの寝顔や笑顔に救われたり、
成長していく姿は言葉では表せないほどの
幸せと喜びを感じます。

でも、出産は妻をママへと変貌させ、
頻回授乳や夜泣き、イヤイヤ期・・・
家事と子育てに追われて夜もゆっくり眠れず、
心も身体も余裕が奪われていきますよね。

このような状況で、ママとなった妻は、
「ママ」という側面と、
「子育てのストレス、疲労」というものを、
常に持ち続けています。

夫が仕事から帰っても
妻はいつもイライラしている。
そんな中で、果たしてセックスなんか
できるでしょうか？

イクメンと呼ばれる、
子育てに参加するパパであればあるほど、
「これはセックスできない状況だ」
と、感じることが多いようです。

「がんばってくれているママには少し休んでもらおう」
「今は心にも余裕がないからそっとしておこう。」

そう思って、
妻にはセックスを要求できなくなっていきます。
これがセックスレスの
第一歩であることが多いように思います。

実はこれには、
「夫の優しさ」という、大義名分があります。

大部分の女性は結婚する前に、

「結婚相手は優しい人」
「結婚する条件の最も大事なのは優しさ」

そう考えたはず。

その優しさが災いして
子育てで大変なあなたに
彼は「セックスを要求すること」すら我慢し、
求めないようにしたのかもしれません。

確かにこの優しさは、
とても素晴らしい！！

子育てや家事で忙しいママにとっては、
パパの気遣いは
何事にも代えがたいほど嬉しいことです。

しか〜し！
それこそ、
「セックスレス」に向かう序章だと思います！

先日、２歳児を育てているママから

「子どもが生まれてから・・・
いえ、この子を妊娠したときから
一度もセックスがないんです」

と相談されました。

彼女いわく、
誘ってこない夫が何を考えているのか
わからない、と。

出産しても、自分のことを女性として
見てほしい。
ママになった自分は
もう魅力がないんだろうか・・・

彼女は悩んでいました。

かといって、彼女を支配している感情が
性欲なのか？というと、
どうもそういうことでもなさそう。
でも、女性として、妻として
彼女はセックスしたいのです。

それを自分からパパに言い出すのは
恥ずかしいし、好きモノだと思われそうで
プライドが邪魔してとてもできない。

うんうん、複雑な女心やね。
その気持ちわかるわ〜！！！

ママがセックスしたい理由とは？

「愛されたいから・・・」

このパターンが圧倒的に多いんじゃないかと
思います。
最も大きな理由の１つが、
女性として認められたいということ。

つまり、

女として見られたい、
女性としての承認欲なのです。

夫も妻もセックスしたくない
というのなら、
それはそれで夫婦の形として
いい関係は成り立つのでしょうけど、
なかなか双方の心の奥をひとつずつ紐解いて
理解しあうのは難しいです。

で、誤解や深読みの結果、空回り・・・

結婚にはさまざまな形があるのは、
理解しているけれど
セックスレスで悩んでいるママには、
必ず、この、
「女性として認められたい」という欲求が
あると思います。

これはセックスをする、
いわゆる性欲とは似て非なるものです。

性欲はただ単にセックスをしたいという欲求だけ。
そうではなく、
セックスを通して、
自分を女性として見てほしい、
女として愛してほしいという欲求です。

ただ単に、
入れて出しての欲求ではないのです。

女としての満足がないのであれば、
女性としての自尊心は壊れます。

パートナーの存在意味が
見いだせなくなるのです。

この裏側には、
必ずあるものが隠れています。

それが愛です。
紛れもなく、「愛」。

女性は愛されることを、
求めます。

「女性は愛される方が幸せ」という、
何かことわざのような言葉、
昔からある言い伝えのような言葉を、
聞いたことがあるのではないでしょうか？

愛されるために、
生きているといってもいいくらいに、
愛に飢えている生きものです。

この愛されることを、
セックスを通して、
直接に、ダイレクトに、
身体で、そして心で感じたいのです。

それを多くの女性は
求めるのではないでしょうか。。。

だから、
セックスそのものを求めているのではなく、
セックスを通じて、
愛されているという実感が欲しいわけです。

わたしはそうなんですが、
みなさんはどうでしょうか？

セックスレス、
悩んでいるのなら
パパにまっすぐ向かいあいましょう！

取り返しがつかなくなる前に
なぜあなたが、
パパと触れ合いたいのか。

照れてる場合じゃないですよ。
意地を張ってる場合じゃないですよ。

女性として、デリケートなその気持ちを
きちんと『ことば』で
相手に伝えることが大事だと思います。