HISAKOブログHISAKOブログ
2016.12.12

2タイプのおっぱい星人

おっぱい星人のママから

こんなご相談がありました。

2歳を過ぎて、
ゴハンもしっかり食べられるようになり
少しずつおっぱいを飲む回数が減ってきています。

家でとくにすることがない日は、
お昼寝、夕方、寝る前の1日3回ほど
相変わらずギュインギュインと
バキュームのように吸いつきます。

朝は、飲むときと飲まないときがあり、
外出したりすると
日中は1回も欲しがらない日もあって
おっぱいの質は大丈夫なのかな?と
不安になることがあります。

授乳間隔がかなり開いた日も、
おっぱいはとくに張るわけでもなく
ふにゃふにゃのままです。
出てるのか出てないのかもよくわからなくて、
自分でちょっと搾ってみたんです。

そしたら
母乳が出てくるまでまずちょっと時間がかかって
やっと出てきたと思ったら
いかにも古そうなドロっとした黄色い母乳が
滲んできました。

これ、絶対おいしくない!
と思ったので、自分でなめてみたんです。
母乳はほんのり甘いっていうけど、
その母乳はしょっぱくて、びっくり!

母乳のために
わたし自身、食事のコントロールもしてないし、
お菓子も食べてるし、
こんなまずい母乳を子どもに飲ませて
大丈夫なのでしょうか・・・?

子どもは「おいしい」「出てる」
っていうんですけど・・・

どうなんでしょうか、HISAKOさん!


もうおっぱいがなくても
十分やっていける年齢になっても
「おっぱい大好き〜〜〜!」
なのですね。

実は、おっぱい星人には
2つのタイプが存在します。

**タイプ1**
ほんのり甘いおっぱいの味そのものが大好きな
おっぱい星人。

**タイプ2**
味とか質とか
そんなんどうでもええねん!
おっぱいに吸いつく行為自体が至福な
おっぱい星人。

上記ご相談の2歳のおっぱい星人は
おそらくタイプ2なのでしょうね。

タイプ2は、
ほとんど出ていない母乳でも
意地でも「出てる!」と言い張ります。
明らかにおいしくない乳腺炎のおっぱいでも
おかまいなしに吸いつきます。
味覚音痴?
というか、おおらかな心の持ち主。
おそらく、サバイバルな環境に置かれても
昆虫でもイモムシでも食べることのできる
肝の据わった大物です(笑)

そのくせ、
ママ大好き、抱っこ大好き、添い乳大好きの
甘えたさん♪

将来、彼女ができたときに
「わたしはアンタのママじゃないわよっ!」
とブチ切れられるタイプです(^^;;

タイプ1は、
乳腺炎になったら見事に嫌がって
飲んでくれなくなります。
味にうるさい美食家は
神経質な反面、繊細な心の持ち主です。

将来、彼女ができたときに
彼女の作った手料理にイチャモンつけて
ブチ切れられるタイプです(^^;;

今日、ばぶばぶに来た
4歳のおっぱい星人のママは
数日前に胃腸炎にかかったそうです。

食べてないし、飲めてないし、
トイレとお友達状態。
ママはフラフラで
母乳なんか出るわけないだろう状況。
でも、そんなことは無関係に
おっぱい星人は飲みに来ました。

で、チュチュっと2~3回吸って
彼は無言で口を離し、

怪訝な顔でママを見上げて
こう言ったそうです。

「ママ、ちゃんと食べてや!
おっぱい出てへんねんけどっ!」

彼は明らかにタイプ1のおっぱい星人ですね。

ママが食べる→→おっぱい出る
ママが食べない→→おっぱい出ない

という関連図が、
彼の長年のおっぱい生活のなかで
しっかりとした確信として
認識されているって、すごい!

さすがは4歳!
喋るおっぱい星人は
本当におもしろい!

長期間、授乳を継続されているみなさま、
子どもが喋るようになったら
ぜひ一度、聞いてみてください。

「おっぱいおいしいの?」
「どんな味なの?」

どちらのタイプのおっぱい星人も
それぞれの個性で
素敵なことだと思います!

ちなみに胃腸炎のママは
子どもに「出てない」と怒られたので
「おなか痛いよ〜」と半泣きになりながら
必死でおかゆを食べたそうです。

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