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2017.04.13

めざせ、日本の『ネウボラ』!

サンタクロース。ムーミン。
森と湖、白夜の北欧の国、
フィンランドに住むママとweb相談でお話しました。

わたしの知らない他国の子育て事情。
世界の話を聞くのは
視野が広がって楽しいです。

フィンランドは、
子育て支援がとても充実していることで有名な国です。

女性の社会進出も高く、
税制も日本のように扶養控除などはなく、夫婦分離課税。
子どもが生まれても、パパもママも
フルタイムで働くことがあたりまえの国です。

しかも核家族化が進んでいて、
ほぼ100%の家庭が核家族。
・・・にも関わらず、出生率が高い!

核家族で共働きなのに出生率が高いって
すごいことですよね〜。

その反面、カップルの1/3以上が
5年後には離婚しているという調査結果もあるのだそうです。
結婚していないカップルでも
婚姻カップルと同じような権利が認められるフィンランドでは、
未婚で出産する人も少なくありません。

それでも、
家庭の事情が出生率や子どもの育成に
直結した問題にならないのは
子育て支援が誰にでも無料で提供されることや
社会保障が適切に機能しているからです。

子育て支援のひとつである休業制度には
「母親休業」「親休業」「父親休業」があります。
親休業はパパとママのどちらが使ってもよくて
父親休業はなんと8割のパパが取得します。
父親休業とらないと「ひどい人間」のレッテルが貼られ、
離婚の原因になることもあるほどなのだそうです。

日本なんか、パパの育休制度はあるものの、
ほとんど活用されていませんよね。

ワークライフバランスも理想的。
有給休暇は100%消化!
夏休みはなんと4週間!

残業するには面倒な許可が必要になるので
しないのが当たり前。
早く帰る人が優秀だと判断されます。

そして、本当に本当にうらやましいのが
フィンランドの『ネウボラ制度』です。

ネウボラっていうのは
日本でいう「子育て支援センター」みたいなもの。

ネウボラとは、フィンランド語で
“ネウボ(neuvo)=アドバイス”“ラ(la)=場所”
という意味。

妊娠、出産、そして子どもが小学校に行くまで
家族はずっと同じネウボラに通い続けます。
妊娠した時点から同じ保健師・助産師に
長期にわたって力を貸してもらいます。

日本では妊娠したら産婦人科に行きますが、
フィンランドではまずネウボラに行きます。
そこで保健師や助産師の健診を受け、
必要なときには医師なども来てくれて
無料で診察、相談をすることができます。

家庭環境、夫婦の関係、どんな状況で妊娠して、
どんなふうに生まれて、
どんな価値観を持っているのか?

家族のようだけど家族ではないからこそ
話せることって、たくさんあると思います。

家族のさまざまなことを把握してもらえ、
子どもの成長だけじゃなく、
家族全体のことをケアしてくれます。
まるで家族のような抜群の信頼関係のもとに
支援してもらえるので
ママたちは本当に安心できるそうです。

日本だと、妊婦健診は産婦人科、
母子手帳交付・乳児健診は保健センター、
予防接種は小児科・・・
必要の応じてさまざまな機関に
足を運ばなければいけません。

もちろん、それぞれの専門家のサービスや支援を
受けることは重要だけど、
子どもの持病や家族の事情など
毎回説明が必要だったり、うまく伝わらなかったりして
うんざりすることもありますね。

ネウボラでは、乳児健診は毎月あって、
日本みたいに流れ作業ではなく
1時間かけて個別に丁寧に話を聞き、診てくれます。

「赤ちゃんが産まれて、困っていることはない?」
「夫婦二人の時間は持ててる?」
「笑いあえる関係でいられてる?」
「セックスはどう?」

など、
かなりプライベートな内容にまで話は及びます。

毎回、パパとママの両方とじっくり対話をして
パパのことも、ママのことも、すべて
総合的にサポート。

『子どもの健康や幸せは
両親の健康と幸せのもとに成り立つ』

という素晴らしい考え方が
軸になっているんですね!

こうやって子育てを家族単位でサポートする必要性は
ばぶばぶで毎日、いろんなパパやママと話していて
大事だと痛感します。

子育てでしんどくなってる人たち、
パートナーとの関係に問題アリなケースが多いです。
だから、子育てで悩んでる人はまず、
パートナーとの関係を見直して!と
いつもHISAKOセミナーで語っています。

ネウボラ、そしてばぶばぶで重要視すること。
それは、丁寧に親身に話を聞くこと。
家族に寄り添うこと。

でも、日本の施設は妊娠出産と育児が独立して
切り離されていることが多いように感じます。

赤ちゃんが産まれて
1ヶ月健診が済めば産婦人科は卒業。
その後は保健センターや小児科へとつながっていきますが、
ママがつらい時に自分のことを相談できる場所って
あんまりないですよね。
ましてやパパのことをケアしてくれるところなんて
ないに等しいと思います。

子どもに何かあったときは
すぐにネットで調べて不安を感じたり、
パニックに陥ったりするママも多いです。

ばぶばぶは、ネウボラのように
そこにいくとホッとする、
ママにとっても羊水に包まれた子宮のような場所、
信頼でつながっているスポットでありたいと思います。

子どもが遊べるスペースもあり、
親子で散歩がてら立ち寄って遊ばせたり、
そこに来ている他の親子と交流したりする場にもなり

妊娠中から関わってくれている
気心の知れた助産師に
家族のように話を聞いてもらえる。
これは子育てする上で、
ものすごく大きな助けになるはずです。
心のより所があるのは、大きな救いになります。

子育ては、誰もが初めて経験するものです。
命を育てるわけだからかなりの大仕事です。

それを行うパパ、ママのことをきめ細やかに見守り
支援してくれる拠点、
ばぶばぶは、日本のネウボラでありたい!

そして、このような施設がもっともっと増えれば
いいのになぁ・・・と思います。

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