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2017.09.12

母乳はママの老廃物?!

1歳4ヶ月ゆうとくん。
まだまだ現役おっぱい星人!

ゆうとくんが1歳の誕生日を迎え
育児休暇終了でママは仕事復帰されました。

保育園に通園し昼間はお友達と一緒に
おっぱいなしでの余裕のお昼寝。
給食もおかわりしちゃう食べっぷり。

だけど帰宅後は、甘えたクンに豹変。
翌朝までおっぱいにむしゃぶりつく日々を
送っています(笑)

先日、中耳炎疑いでゆうとくんは
耳鼻科を受診しました。

そこでなぜか授乳の話になり、
耳鼻科の先生に

「お母さん!
こんなに大きくなってまだおっぱいあげてるなんて
問題ですよ!
お母さんの老廃物を飲ませてるようなものです!」

と、言われたそうです。

1歳を過ぎると

「もう母乳は水みたいなもの。
なんの栄養もない」

『母乳=水』っちゅー
よくわからない理論は
ほんとによく聞きますよね。

でも、なんと!!
無害な『水』を通り越して、
まさかの『老廃物』ですってー?!

ゆうとくん親子は
生まれて間もない頃からばぶばぶに
通っておられたので
母乳の知識については
そんじゅそこらのママより、
そじゅそこらの医師より詳しいです。

なので『老廃物』発言に、

おもしろすぎ!!
早くばぶばぶ行ってHISAKOさんに
話さなあかんわ!

お笑いネタにできましたが

これが何も知らない新米ママで
医師から母乳を『老廃物』なんて言われたら
ズドォォォォ〜〜〜〜〜ン!!!
奈落の底へ真っ逆さまです。

母乳が老廃物だったなら。
じゃあいったい、そこから出てくるモノは
何なのでしょうか?


老廃物とは(広辞苑より)

代謝によって生じた、アンモニア、二酸化炭素、腸内細菌の死骸、
未消化の食物のカス、皮膚からでる垢や皮脂など
身体にとって不要な物質のことを言う。

老廃物の多くは尿や便、汗、呼気、垢
などとともに体外に排出されるが、
何らかの理由により体内に蓄積すると、
代謝に異常をきたし、

最悪の場合、生命の危険を招くことがある。

母乳にはアンモニアは含まれていません。
二酸化炭素も、腸内細菌の死骸も含まれません。
仮にそんなものが含まれていたとしたら
広辞苑に書いてあるように
赤ちゃんはたいへんなことになります!!

おっぱいの成分は、
小さな赤ちゃんにはそれなりの、
6ヶ月児にはそれ相当の、
そして1歳児には1歳児に見合った母乳が出ます。

母乳はママの血液から作られます。
血液はママの食べたものから作られます。
栄養が足りなければ貧血になるし、
しっかり食べればいい血液が作られます。

すなわち、血液はわたしたちが生きていく上で
なくてはならない栄養のかたまりなんです!

ということは、血液の加工品である母乳が
水みたいに薄くなるはずはないし、
ましてや老廃物だなんて・・・。

母乳が水だというのなら、
産後半年とか1年とか過ぎたママの血液も
「水」ってことになりますね。

母乳が老廃物ならば
ママの血液は老廃物まみれ。

フツーに考えて
そんなわけないですよね。

ただ、赤ちゃんはどんどん成長するし、
大人顔負けに体力もついてきます。
動きも活発になってお昼寝の回数も減って
毎日、頭も身体もフル回転、
たくさんのエネルギー源が必要になってきます。

おっぱいはいつだって栄養たっぷりだけど
食べることをせずに母乳だけで必要分の栄養を
摂取しようとすれば、1日2リットルぐらい
飲まなきゃいけなくなるんです。

吸えば吸うだけおっぱいは分泌されますが
さすがに毎日毎日2リットル母乳分泌ーっ!
っていうのは、ママにとっても酷ですよね。

赤ちゃん側も、2リットルもおっぱいを飲み続ければ
おなかの負担になって消化不良を起こしちゃいます。

だから、2リットルの母乳のかわりに
離乳食が始まるんですね。

母乳に栄養がなくなることはあり得ません!
母乳は水でもなければ
老廃物でもありません!

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