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2018.02.09

指か!おっぱいか!はっきりせぇ!

生後2ヶ月を過ぎる頃から、
赤ちゃんはげんこつしゃぶりを始めます。

ふとしたことから自分の『手』の存在に気づいた赤ちゃんは、
握ったままジーッと見つめてしばし観察したあと、
さらにそれを口に運んで確かめます。

だんだん距離感がはかれるようになっていき、
いつものようにげんこつしゃぶりをしていたある日、
たまたま指が口に入って
げんこつより指の方が口の形状にフィットする
衝撃の事実を発見!!

「・・・こ・・これはっっ!\\\٩( ‘ω’ )و ////」

げんこつから指へ・・・
進化系がくせになって
指しゃぶりが習慣化する赤ちゃん。

もちろん、みんながみんな
進化系に感動するわけではなく、
ある赤ちゃんは、衝撃の事実を知っても

「・・・で?・・・だから何?( ̄∇ ̄)」

冷めたもので、
こういうタイプの子は
指しゃぶりは習慣化することなく成長します。

「指」に気づく生後3ヶ月ぐらい以降の赤ちゃんは
おっぱいを飲み少し満たされてくると
遊び飲みを始めます。

歯グキでキュ~っと乳頭を噛んだり
おっぱいを手で押したり
くわえた乳頭をビヨ~ンと引っ張ったり。

飲んでは外し、飲んでは外し、
あっちも気になる、こっちも気になる、
全く集中して飲んでくれません。

精神統一せずにも、余裕で飲める月齢に
突入するのが3ヶ月児なのですね。

そんなにおっぱい欲しいわけでもないけど、
差し出してくれるならくわえて差し上げても良くてよ?

そんなゆったり気分の時、
基本的に真面目におっぱいを飲む気はさらさらないので
手持ち無沙汰で、
くわえたおっぱいの隙間に自分の指をそっと入れてみる・・・
という、横着なことをすることがあります。

おお!
なんやこれ!
ちょっとええんちゃう?
やってみたらおもしろかった!

わたしたち大人の感覚ではまったく理解できない世界観ですが(笑)
「指」に神を見た赤ちゃんには
その感動たるや、世紀の仰天発見だったのかもしれません。

でも、ママの立場からすれば
おっぱいはぜひとも、
集中して真面目に飲んで欲しいのであります!

ママは暇じゃないんです!
いつもいつも、あなたのかわいい遊びに
付き合ってばかりもいられないのであります!

家のことも、パパのことも、上の子のことも、
いろいろしなくちゃいけないこと
だらけなのであります!

おっぱいと指の両刀使い飲みは、
確かにおもしろいし、かわいいし、
思わず動画撮りたくなる勢いですけど、

両刀飲みは紛れもなく歪め飲みの原因になり、
乳頭の傷から乳口炎(白斑)を作る元凶になるので
やっぱりやめていただけると
ありがたいのであります!

ちなみに、左右どちらのおっぱいも
両刀吸いするのなら、
「やってみたらおもしろかった!」
という赤ちゃんの嗜好の問題だと思います。

が、いつも同じ側のみ両刀吸いするときは、
そちらのおっぱいに
赤ちゃんが真面目に飲む気が失せる何か原因が
潜んでいるかもしれません。

ん~・・・味がイマイチ。
ん~・・・ぬるい。
ん~・・・出が悪い。

赤ちゃん的に、「なんだかなぁ・・・」の、おっぱいは、

「こんなもの、真面目に飲むに値しません!」

を、指しゃぶりしながらのおっぱいタイム
という態度で示すことがあるのですね。

こんなおっぱい、やってられねぇから
適当に遊びながら、指でもしゃぶりながら
飲んでる風でも装おっとくかぁ~

というニュアンスですね。

ああ、ひどいっ!( ;  ; )

片乳両刀吸いが続くときは、
一度助産師におっぱいの状態を診てもらいましょう。

両乳両刀吸いのときは、
過剰反応せずに、しれ~っと指を外して

赤ちゃんのお手手を優しく握ってあげましょう。

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