恐怖のバレンタイン
今年もまた、
この時期がやって来てしまいました・・・。
好きな男の子にチョコを贈るはずのバレンタインデー
小学生女子の間では、本来の目的はすっかり消え失せ
まるで違うイベントと化しています。
性別なんかは、この際どうでもよくて
クラスの友達やお世話になっている人に
手作りチョコを贈るお祭りになっています。
買ってくるだけのチョコなら、痛いのは出費だけで
まだ楽なのですが、
イマドキ小学生は、手作りが基本なんです。
単純に、友達からプレゼントをもらえるのは嬉しいですよね。
ウキウキするのもわかります。
最近の子どもたちのバレンタイン事情をもう少し掘り下げてみると
友達関係を円滑にする『友チョコ』というアイテムは、
大人でいうお中元やお歳暮みたいな感覚で
子ども社会ではとても重要な位置付けなんですよね。
でも~~
子だくさん。女子率の高いわが家では、
毎年バレンタインはホンマに大変なんです。
仮にひとりが5人に渡すとしても、莫大な数!
ハンパない大量手作りは、親の負担もハンパない。
プレゼントだから、作るだけじゃなく
ラッピング用品も準備しなくちゃいけません。
出費も、手間も、いろいろ考える時点で
わたしはヨレヨレです(笑)
料理は好きだし、
こまごました作業も本来得意なのですが、
歳なのかなぁ・・・
子どもに寄り添ったバレンタインは苦行やー!
それでも、子どもたちが喜ぶのなら
それなりに、頑張ってあげないと。
自分を奮い立ててつつ、
この風潮はいかがなものか?
どこまでやるか?
疑問を感じつつ(やりたくないだけか)
今年は、メインとなる板チョコ30枚準備しました!
誰にあげるの?
リサーチすると
「クラス全員にあげよかな~?」なんて、
とんでもないことを言い出す子もいて、
えーーーーーーーーーーーーっ( ̄∇ ̄)
て、なります。
毎年もらってくる友チョコは、
どれもとても上手で、
どう考えても小学生が自力で作っているとは思えません。
小学生は、中学生以上とは違い、
まだひとりではろくに手作りなんかできません。
結局、大人のフォローが必要やんか~~!(T ^ T)
友チョコに対する価値観は家庭によって
さまざまです。
ときどき、手作りチョコに雑貨が添えられていたりして
高価すぎてビビってしまうようなものを
もらってくることもあり、
あーどうしよ
これと比べたら
うちのん、めっちゃショボいやん・・・
つい、周囲のご家庭の価値観や方針に影響されて
思い悩んでしまいがちですが、
楽しいはずのバレンタインが
家庭同士の駆け引きとなり
ストレスイベントになってしまうようでは
元も子もないですよね。
自分が友達にしてあげたいって思ったことに
見返りを求めないこと。
相手が高額なものを贈ってくれても、
うちはうちのレベルを守ること。
相手がどうあれ、わが家はわが家。
価値観を貫きやって行こうと思っています。
「作るぞ!」の日は、
毎年、1日がかりでキッチンを明け渡すことになります。
よって、普段の台所仕事は一切できなくなります。
家の中はチョコの甘い匂いが充満〜〜。
いくらチョコ好きでも、さすがに気持ち悪くなりそう・・・。
今年は、クッキーと、生チョコと、チョコタルトと
スコーンと、溶かして型に流し込んで固める
定番のデコチョコ
いろんな種類のチョコ菓子を作りました。
チョコレートが苦手な友達もいるとのことで、
チーズケーキも焼きました。
味見係の未就学児たちを引き連れて、
小学生娘たちは喜んでくれる友達の笑顔を
想像しながら、とても楽しそうに作業をしていました。
ママも子どもたちのためにがんばったぞ!
と言いたいところですが・・・
今年、キッチンに立ち続けたのは高3の姉ちゃんでした。
わたしは娘に全部押し付けて苦行から逃げました。
姉ちゃんは春から大学進学で地方に行ってしまいますが、
そんなことはおかまいなしに、
来年も彼女に丸投げしようと思いますっ!
わたしは幼児たちと味見係に徹しますっ!
迷惑だと言われてもバレンタインには、
遠方から呼び帰してやる!
妹想いの姉ちゃんよろしくね( ^ω^ )←かなり無理矢理。