お母さんの都合で?
ひろくん、1歳半。
バリバリのおっぱい星人です。
先日、1歳半健診がありました。
ひろくんママは、ばぶばぶに通院しているので、
1歳半すぎての授乳にどのような意義があるのか
よくご存知です。
また、1歳半で頻回におっぱいを飲ませていると
保健師さんや歯科衛生士さんから
断乳を勧められる『健診あるある』の存在も
知っています。
いつまでも飲ませていると子どもが自立できない。
いつまでも飲ませていると虫歯になる。
いつまでも飲ませていると食べない子になる。
いつまでも飲ませているのはママのエゴだ。
きっと「おっぱいやめろ」って言われるんやろうなぁ・・・
でも、何を言われても落ち込まへんぞ!
気合いを入れて、いざ健診へ。
「まだおっぱい飲んでるんですよね」
来た来た。
思った通りの歯科衛生士さんの言葉。
そのあとに続く言葉は安易に予測できるので
ひろくんママは、身構えました。
「断乳ではなく、卒乳を希望されているんですね。
あ、いいんですよ、いいんですよ。
卒乳まで飲ませてくれていいんですよ」
ありゃ?
拍子抜け。
てっきり「1歳半にもなっておっぱいなんて!」って
長期授乳否定の心ない言葉が
浴びせられると覚悟していただけに、
肩透かしを食ったみたいで、
気が抜けてしまいました。
そっか~~
4歳のお兄ちゃんの頃とは違って
母乳の素晴らしさや2歳まで続けることの意義が
広域に認識されるようになったのかも
しれないなぁ。
月日が経てば指導も変わる。
ああよかった!
ひろくんママはほっこり嬉しい気分になりました。
が、世の中そんなに甘くはありませんでした。
歯科衛生士さんの話には
続きがあったんです。
「ただね、お母さん。
他のお母さんたちにも同じように
お伝えさせてもらってるんですけど、
あなたの都合や自分勝手な思い込みで
授乳を続けるのだけはやめてあげてくださいね」
!!!!!!( ̄▽ ̄)
なんだとぉぉぉぉ~~~~~~!!!>* ))))><
それ、どーゆう意味や!
どーゆう意味や!
どーゆう意味や!
ママの勝手な思い込みって何?
あなたの都合って何?
子どもが欲しがる。それに笑顔で応えてあげる。
ママも子どもも笑顔になる。
そういうおっぱいのあり方は、
ママの一方的な思い込みなわけ?
ホッと緊張の色が緩んだところを狙っての急転直下。
不意打ちを食らって彼女は言葉を失いました。
子どもが欲しがってもいないのに
無理やりおっぱいをねじこんでいるわけではありません。
親子の想いが以心伝心に共鳴しあってこそ
成り立つ授乳です。
ひろくんママは第二子だし、ばぶばぶに通っているので
長期授乳の正しい知識を持っていたからよかったけど、
第一子で、おっぱいの知識のないママが
このような指導を受けたなら
確実に「断乳しないと!!」と思うでしょうね。
「ママの都合と勝手な思い込み」というフレーズにも
大きなショックを覚えるでしょう。
1歳児のおっぱいは、精神安定剤です。
欲しがっている子に対して
授乳を続行することは、
ママのゴリ押しではないです。
嫌がっているのに強制的に飲ませるわけでは
ないのですから、
堂々と自信を持って、
子どもが自らおっぱいを離れていくその日まで
授乳を続けてくださいね!