ボクには代わりがないから
こうちゃん4歳
おうちゃん6ヶ月
ママは
きょうだいへのタンデム授乳を継続中です!
こうちゃんのバキュームパワーのおかげか
最近おっぱいの調子はよかったのですが
ある日、いつものように
おっぱいにかぶりついてきたこうちゃんが
急に口をおっぱいから外して
怪訝な表情で言いました。
ママ、ばぶばぶ行きや。
おいしくないで。
その時点で、ママとしては
とくにおっぱいの変調は感じてはいませんでしたが
こうちゃんがあまりにもしつこく
「ばぶばぶ行こう」と言うから、と
半信半疑でばぶばぶに来院されました。
すると、なんということでしょう!
おおお〜〜〜〜〜!
奥のほうで乳腺1本、
詰まりかけてたぞぉーー!!!
こうちゃんの指摘のおかげで早期発見早期対処で、
おっぱいトラブルは悪化することもなく、
あっという間に終息したのでした。
こうちゃんすごいぞ!
さすが4歳のお兄ちゃんだ!
些細な悪も嗅ぎ分ける!
おっぱいのプロ!
まるで警察犬みたいだー!(笑)
4歳にもなっておっぱいを飲んでいるというと
「恥ずかしい」
「親のエゴだ」
「自立できない子になる」
「気持ち悪い」
否定的な捉え方をする人が
まだまだ多く存在する今の日本ですが
卒乳の時期は子どもによって
本当にそれぞれです。
早いからダメってこともないし、
遅いからダメってこともないんです。
自ら自然に飲まなくなる時期こそが、
その子にとってのベストタイミングです。
実はこうちゃんおうちゃんママも
一般的なママと同様に
長男のおっぱいへの執着と、
世間体の狭間で閉口していたそうなんです。
どうしたらやめられるのか?
悩んだ時期がありました。
でも今は、こうちゃんのおっぱい執着に関して
ママはとてもおおらかに構えていらっしゃいます。
彼が自然卒乳していくのを
ナチュラルに見守っていくつもりでいるそうです。
こうちゃんは、保育園帰りに公園で遊んでいても
おっぱいが飲みたくなったら
「ぼくおっぱい飲むから帰るわー!」
と大声で友達に宣言して帰るそうです。
女の子に
「ええ〜?おっぱい?!」
引かれようとも、堂々としていてまるでおかまいなし。
プライドのカケラもないのだと、
ママは明るく笑って話してくださいました。
なぜ彼女が世間の風潮にも負けず
こんなにおおらかにタンデム授乳を
楽しめるようになったのか。
それには深いわけがありました。
あるとき、こうちゃんが話してくれたおっぱいへの持論が
あまりにも素敵で、感動的で可愛らしかったので
長期授乳への罪悪感や嫌悪感は
瞬間、どこかに吹っ飛んでしまったそうです。
おうちゃんは赤ちゃんやから
おっぱいはおなかに入っていくやろ。
ぼくは、
おっぱいはおなかに入るんじゃないねん。
頭に入るねん。
それに、頭の入るとこはめっちゃちっちゃいから
何回も飲まへんと
すぐ空っぽになっちゃうねんで。
赤ちゃんはおっぱいなかったら
代わりのミルクがあるやろ?
でもぼくは
おっぱいの代わり、ないんやからな、
やめられへんの、しょうがないやん!
彼の持論。
なんだか素敵。
かわいすぎますっ!
おっぱいは幼児にとって、
身体を大きくする栄養剤というよりも
心の栄養剤なんですね!
この話を聞いたママは、
もう、行くトコまで
とことん行こう!
おっぱいを長男に捧げることにしたのだそうです。
彼がいったいいつまでおっぱいを飲むのか
見モノです〜( ^ω^ )