HISAKOブログHISAKOブログ
2019.05.29

HISAKOのお産(第4子)

3人目産後
あからさまに体調が悪い
というほどのことでもないんだけど、
なんかいつもの産後と違う感じがしました。

母乳育児をしているのに
毎回、産後けっこう早期に生理再開する体質、
(だから年子で出産できた!)

かといって、今回も
同じであるとは限りません。

授乳を続けている期間は
生理が不順でも当たり前だし(生理がくること自体がすごい)
ホルモン状態が安定しないのは
人のカラダのメカニズムとしては
不思議なでもなんでもない、と
頭では理解していましたが、

理屈ではない、
妙な動物的な勘が働いたんですね〜。

4人目妊娠を望むなら、
このままほっといたらあかん気がして即行動!
婦人科を受診してみました。

医師には

「え?4人目ほしい?
受診してまで妊娠希望なの?
でもあなた、まだ若いよね」

理解できないと首を傾げられましたが、
1人目でも、4人目でも、
欲しい気持ちに差なんかないんです!

27歳だったけど、不妊はね、
歳なんか関係ないところで起きたりもするんだよっ!

わたしの勘はズバリでした。
ホルモン状態が不安定で(だったら断乳しろっちゅー話ですが)
子宮卵管造影と通水検査をしたら
片方の卵管が詰まっていることが発覚。

11人も産んでいるので

「HISAKOさんはスイスイと
妊娠できる身体なんでしょ?」

と思われているみたいですが、
そんなことはないんですよ〜。

実は4人目は
排卵誘発剤のお世話にもなったし、
タイミング療法、卵管狭窄の治療など
少しだけですが不妊治療を経験した末の妊娠でした。

年子3人を抱えての妊婦生活は
休む暇がなく、
妊婦であることを忘れてしまうめまぐるしさでした。

忙しすぎて
キャパオーバーを実感することも多かったけど、
かといって、こんな生き方を選んだ自分を
不幸だとは思っていませんでした。

欲しいと思ったときに
自然に授かるって幸せなことやな〜
当たり前と思わずに感謝しなあかん

大した治療ではありませんが
経験したからこそ、気づけたことでした。

つわりは人並みにあります。
食べないと気持ち悪い。食べても気持ち悪い。
気分がいいのは何か口に入れているときだけ。
おかげで妊娠初期に体重が増えてしまいます。

食べては吐く、を繰り返し
つわりが辛い・・・って
いくら健診で訴えても
「食べられてるから大丈夫!」と言われ、

食べづわりの辛さって
なかなか理解してもらえないんだなぁ・・・と
痛感しました。

いくらしんどくても子どもの世話はサボれない。
実家の助けもほとんどなかったので
気合いでやるしかありませんでした。

「無理しないようにしてください」って言うのなら
無理せず済む方法を教えてくれぃ!(ーー;)

ですが、こんなに酷使していても
おめでたいことに妊娠経過は順調。
ありがたい話ですよね。

最後の最後まで動き回っているにもかかわらず、
予定日から1週間過ぎても分娩開始の兆しはありませんでした。

とうとう41wを超えて、
赤ちゃんが大きめだということもあり
不本意ながらの誘発入院となりました。

ですが、
薬の効果で定期的に張り(子宮収縮)は来るものの
痛みはまったくといっていいほど感じず。

翌日、翌々日と、仕切り直しの
誘発を4日間繰り返しました。

陣痛室に住みつくこと5日目。
さすがのわたしも、イヤになってきました。
精神的疲労はピークです。

今から17年前当時は分娩室と陣痛室が
カーテン1枚で仕切られているだけだったので
昼夜問わず、次々にお産入院が入ってくるのが筒抜けでした。

みんなわたしより後で入院してきて
わたしより先に産んでいくんです。
いったい何人に先を越されたことか・・・。

当然、夜な夜なひっきりなしに陣痛の絶叫、
赤ちゃんの産声、家族の歓喜の声、助産師や医師が
バタバタ動く物音が聞こえてくるわけです。

あーそろそろ佳境やな
もう生まれそうやな~
生まれた~
あーよかった、おめでとう

真夜中の布団の中、
聞こえてくる音で、隣の部屋の状況が
目に浮かんできちゃうわけですよ。
で、やっぱり他人事であっても
お産の進み具合は気になってしまう・・・
だって助産師だから。

助産師であることを後悔しました。
心の中で独り言をつぶやきながら、
聞こえてくる物音や人の声から
分娩進行を医学的に、冷静にアセスメント。

臨場感あふれる現場のすぐ隣で
ゆっくり眠れるわけもなく、
そんなことでもしていないとメンタルおかしくなりそうでした。

誘発5日目にようやく破水して、
そこから一気にお産開始しました。
破水した瞬間に赤ちゃんがぐんと下がって
子宮口が開大した感覚が自分でわかりました。

おおお~!

ちょっと感動しました。

さて。
今回のお産のテーマは

『歌う出産』

家族と信頼する友達たちが立ち会ってくれて
みんなでアンパンマンを大合唱しながら産みました。

理論上、「歌う」こと、
つまり声を出すことは心身ともに
とてもリラックスできますが、

まさに生まれるよー!
っていうときに歌ったら、

どんなお産になるのかな?
痛みを伴う陣痛が始まってからは
42分の超スピード分娩でした。

みんなで歌う効果は間違いなくあったと思います。
歌おうと思ったらいっぱい酸素を吸わないと歌えません。

お産の最後の最後まで
赤ちゃんにたくさんの酸素を与えてあげられたので
生まれた瞬間の赤ちゃんは
全身とてもキレイなピンク色でした。

歌うことで苦しい場面を楽しみに変えることができました。
一石なん鳥にもなったと思います。

生まれた赤ちゃんは41w5dだったこともあり
なんと4252gのビッグベビーでした!

本格的に始まるまでは長かったですが、
最後の1時間弱は赤ちゃんと力を合わせた
素敵なお産だったので達成感がありました。

総合的に大満足だったので
『大安産』ということにしておきましょう!

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