経産婦はおなかが大きくなるのが早い
2人目妊婦さん。
まだ妊娠24w(7ヶ月)なのに
いろんな場所で
「うわぁ大きいおなか!
そろそろですか?」
声をかけられるそうです。
出産予定日まであと4ヶ月もあるなんて
恥ずかしくて言えないですよねー。
わかるわかる!^ ^
1人目のときの母子手帳
同じ妊娠週数の腹囲と比べると
明らかに2人目、3人目のほうが数値が大きい!
わたしも、1人目より2人目、
2人目より3人目、
どんどんおなかの出方が変わっていきました。
妊娠3ヶ月で
すでに、おなかドーン!
おなかの赤ちゃん、まだ豆粒ほどなのに
なんでやね〜んっ!
妊娠初期におなかが出るのは、
妊娠性のホルモンのせいで
腸が膨張することも原因です。
4人目、5人目は
出生体重が4000g超だったこともありますが、
最終腹囲は三桁、100cm超になり
Lサイズのマタニティー服さえ窮屈で
もう、いっそのこと南米の妊婦みたいに
生おなか放り出したまま過ごそかなと
本気で思いました。
妊娠6ヶ月で臨月と間違われ、
臨月には歩いてると二度見されました。
必ずといっていいほど
「双子ですか?」と聞かれました。
妊娠8ヶ月以降には
胎児発育のペースに個人差が出てきますが
少なくとも中期~後期に入る直前ぐらいまでは
どの子もみんなほぼ同じペースで発育し、
個体差はありません。
どんな妊婦さんでも
おなかの大きさのわりに、
胎児は標準サイズなんですよね。
子宮が人より大きいわけでもないし、
羊水量が多いわけでもないし、
すべていたって普通。
ほんじゃあ、
このおなかには何が入っているんだ!
・・・贅肉?!
まじかぁーーーー( i _ i )
という悲しい現実。(笑)
2人目、3人目妊娠は、初産より
確実に妊婦年齢が上がっているわけで、
高齢になるにつれ、
どうしてもスレンダーなプロポーションは保ちにくい
ということもあるかと思います。
妊娠した時点で体重が違っていたり、
体重は同じでも体型が〜!
ウエストサイズが異なるということも
2人目以降のおなかが
大きくなりやすい原因なのでしょうね。
一度伸びたおなかの皮膚は伸びやすいです。
新品の風船を膨らませるのは肺活量がいるけど、
二度、三度と同じ風船を膨らませるのには
少しの息で簡単に膨らみます。
妊婦のおなかは風船と同じ原理です。
ちなみに妊娠線も
初産婦さんより経産婦さんのほうが
できやすいです。
妊娠線は、皮下組織の断裂によって起きます。
腹壁が強ければ
中から外に向けて圧力がかかるおなかを
外からググッと押し返す力が働きますが、
何度も妊娠を繰り返し、
何度も引き延ばされた腹壁は
たる〜んと緩んで
押し返す力が弱くなっています。
つまり、過剰に引き伸ばされた皮膚が
耐えきれなくなって断裂を起こし、
妊娠線を作ってしまうのです。
わたしも1人目のときは妊娠線はできなくて
まだビキニ着れるやん、余裕やん♩と
イキがっていましたが、
2人目以降、
よくわからんナゾの線がどんどん増えていきました。
上から5人、連続年子だったので、
大きなおなかで両腕に1人ずつ抱え、
さらに背中に1人おんぶという
「曲芸かーい!!」な、毎日を過ごしていました。
妊婦なのに常に腹筋使いまくり、
使わないわけにいかない。
さらに
加齢にともない、基礎代謝が落ちて
皮膚の進展が悪くなる。
これで妊娠線できないわけないわなーという
状況ですね・・(;_;)
6人目からは、
妊娠線、どんとこーい!
予防する気もなくなって(女を捨てたか)
11人産んだ今やもう、
どれがいつの妊娠線なんだか?
新旧入り混じって
賑やかな歴史を積んだ
深みあるおなかになっています。
もとは、縦長のキレイなおへそだったんです。
今ではカレーパンマンみたいな横長のおへそに
なってしまいました。
ですが、何度も言いますが、
「歴史を積んだ深みあるおなか」
ですから!
熟成されとんねん!
男の子だと前に突き出して、
女の子だとなだらかなおなかになる、
という迷信がありますが
残念ながらアレは都市伝説ですね〜。
子宮は、人によって
前向き(おなかのほう)に傾いている人、
後ろ(背中のほう)に傾いている人がいます。
多くは前屈なのですが、
臨月までぜんぜんおなかが目立たなかった
という妊婦さんは、
子宮後屈が理由という場合もあります。
妊婦の身長、体型、骨盤の大きさ、形、
それから赤ちゃんの胎位胎向
(どんな姿勢でおなかにおさまっているか)によっても
妊婦のおなかの大きさ、形は
変わってきます。
どんな場合でも、
妊婦健診でとくに問題がなく、順調ならば
おなかの大きさは人と比べて
どうのこうの、気にしなくて大丈夫です。
大きいおなかの妊婦さんは、
「誰にも負けない大きな幸せがこのおなかに
詰まってるんだぞ!」
と、堂々としていればいいし、
小さいおなかの妊婦さんは、
「無駄のない省エネ赤ちゃん
要領よく生きる術を早くもマスターだ!」
と、胸を張っていきましょう。
「人は人、うちはうち!」
昔、お母さんに言われたでしょ〜?
一生に数回しかない妊婦生活、
楽しまないと損ですよ!