乳腺炎のときは
「一昨日からおっぱい
ちょっと変だったたんですけど、
どのタイミングで助産院に行けばいいのか
よくわからなくて迷いました。
行くのが早すぎたら
インフルエンザみたいに
陽性出なかったりするのかな？
とか、考えちゃって。
調子悪くなってから
１日ぐらい置いてから行ったほうが
いいでしょうか？
それともすぐに行ったほうがいいんでしょうか？」
というママがいました。
痛いのに、しんどいのに、熱が高いのに、
なんでわざわざ日にちを置くんだー！
どこにその必要性があるんだー！
インフルエンザの検査みたいな
『乳腺炎簡易判定キット』は存在しませんから
陰性とか陽性とかないからね。（笑）
冗談かと思うけど、
彼女は大真面目なんです。
そもそも乳腺炎はウイルス感染ではありません。
細菌が入り込む化膿性乳腺炎も、
人にうつる病気じゃありません。
乳腺炎は運が悪いと
ものの数時間で一気に悪化することがあるので
調子が悪いと感じたら、
放置しないほうがいいかと思います。
症状悪化する前に
乳腺内に溜まりすぎている母乳を
しっかり排乳させてあげることで
炎症を食い止めることができる場合も多いです。
日にちを置いて悪化してからじゃ、
治すのにも時間がかかってしまいます！
とっさのときに人が考えることって
おもしろいですよね。
冷静になってみれば
「なんでやねん、んなわけないやん！」
なことを、
そのときには真剣に考えてしまいます。
以前、
夜中の授乳で起きたついでに
カステラをたらふく食べてしまった
ママがいました。
甘いもの暴飲暴食＝おっぱいトラブル
彼女がとっさに取った行動は
やばい！
やってしまった！
甘いものを辛いもので中和させなくちゃ！
でした。（なんでやねん）
そしてカステラのあとのポテチ１袋で
甘辛中和（？）したはずでしたが、
翌朝、乳腺炎発症でばぶばぶに
駆け込んで来られたのでした。(^_^;)
カステラだけでやめとけば
乳腺炎にはならなかったかも
しれなかったのにー。
ポテチでの中和（？）は
余計やったよね。
また、こんなママもいます。
断乳した日、
おっぱい爆発しそうに張っているにもかかわらず
ゆっくりお風呂に浸かりました・・・と。
岩みたいに固くなっている断乳おっぱいの状態で
お風呂で温めたら血流促進でどうなるでしょうか。
乳腺炎に自らかかりに行こうとする
自殺行為だということぐらい
わかりそうなもんだけど、
断乳に必死になりすぎて、
盲目になっちゃうんですね～。
断乳時、
数日はシャワーだけにしましょうね。
乳腺炎かも？
なんかおっぱいおかしいかも？
そう感じたら
インフルエンザの検査のように
乳腺炎簡易診断キットはありませんので
渋っていないで
なるべく早めにばぶばぶに来てくださいね！
