珍獣・1年生男子
9月。
やっと2学期が始まりました!
夏休みは
学童のお弁当を毎日作り続けました。
やっと解放!
ヒャッホー♪
新学期の前夜
小学生たちは明日の持ち物を各自確認し、
ランドセルの用意をしていました。
高学年はさすがですね。
みんな自分でちゃんとできます。
賢くなったなぁー。
問題は1年生男子です。
明日の準備しなさいと促すと
目をまんまるにして発した言葉は
「え?明日どっか行くん?」
おーーい、目を覚ませ〜!
明日から学校やー!
「何持っていくんかわからん」
・・・やろうな。(`ω´ )
2学期の持ち物は、
1学期の終わりにもらった学年だよりに
書いてあるとだけ伝えると
「プリントどこー」
・・・でしょうな。(`ω´ )
夏休みの宿題プリントに混じって
紙くず同然になったグシャグシャの学年だより発見。
手伝わず見守ったところ
「できた!かんぺきー!」
・・・ほんまかいな。(`ω´ )
スキップしながらノリノリで
1年生男子は戻ってきました。
学年だよりちゃんと見た?
字、読めた?
「うんっ!ばっちりやで!」
彼の「できた」「かんぺき」「ばっちり」ほど
アテにならないものはありません。
『わが子を信じる』って
すごく大事なことでしょうけど、
いやぁ〜まったく信じられないんでっ!笑
念のためではなく
必然でランドセルの中を確認すると
夏休みの宿題の工作、
貯金箱(ダルマ)がポツンと入ってました。(^_^;)
ふでばこは?
したじきは?
なつやすみのしゅくだいは?
うわぐつは?
たいいくかんしゅーずは?
ぞうきん2まいは?
なんでダルマの貯金箱だけ
ランドセルに入れたのかナゾすぎます。
いったいどのあたりが
「できた」のか。
「かんぺき」なのか。
「ばっちり」なんでしょうか?
基準がまったくわかりませんが。
ふでばこの中身を確認してみたところ
長さ2cmぐらいになった鉛筆が数本出てきました。
2cmですよ、2cm!
どんな使い方したらこんなちんちくりんの鉛筆になるねん!
もしかしたら
ひたすら・・・ただひたすら
削り続けた結果かもしれん気がします。
鉛筆としての機能は果たしたのだろうか。
「それ捨てたらあかん!」
なんでなん・・・・
これ、どーやって使う気なん。
「立てて遊ぶねん」
授業中に机に短い鉛筆立てて
眺めて遊ぶんですか?
はぁ~そうですかー。
そして消しゴムは、
ちんちくりんの隣で
鉛筆を突き刺した穴だらけになって
みじめに佇んでいました。
そして始業式の朝、
1年生男子の、まさかの一言。
「夏休みって・・・終わったん?」
ほんとおバカです。
おバカすぎてクラクラします。
男子は女子に比べて、
基本的にアホですが、
彼らがママの求めるそれなりのレベルに達し、
まぁまぁ安心して見られるようになるには
あと15年ぐらいかかることを
わたしは身をもって知っています。
女子から見れば
男子は意味不明の珍獣です。
珍獣とうまく付き合うには
根気と大きな器が必要です。
ああ、道のりは長い〜〜〜。(^_^;)