沖縄講演会に向け、笑いのセンス磨きます!
11月2日(土)
沖縄での初講演会まであと2週間となりました。
いつも講演会では
その地域の特性、お客さんの層、会場の空気感、
雰囲気に合わせて臨機応変に喋る内容を変えていくので
基本的に台本は作りません。(めんどくさいだけ?(^_^;))
レジュメ(講演内容の要約)や資料も作成しません。
(やっぱりめんどくさいだけ?(^◇^;))
なぜなら、あらかじめ準備したままに
講演が進むことはまずないからです。
(テキトーやな・・・)
舞台上でじっとしていることがありません。
オーバーアクションで行き当たりばったり、動き回りながら喋るので、
演台も必要ない・・・っていうか、
広いスペースを求めます!(多動なんで・・・)
そんなわたしが、沖縄講演会に向けて
ガラにもなく〝あらかじめ準備〟をしています。
大事件です、これは!
講演会チラシのなかでひときわ目を引くのは
『爆笑!お笑い子育てライブ』
という文字。
爆笑!
というからには、爆笑させなあかんのです!
お笑い!
というからには、芸人要素が求められます!
ライブ!
というからには生講演でビシっとキメていかな
あかんのです!
完成度上げていきます!
がんばります〜。
助産院ばぶばぶは
沖縄ではまだぜ~んぜん、
認知されていないと思います。
おまえ誰やねん?
内地から来た怪しいヤツか?
・・・な、状態だと思いますが(笑)
温かく受け入れていただけるように
絶対、オモロイ講演会にしたる!!
旦那さんのMARKとともに
意気込んで準備しているところです。
主催は、コープおきなわ(子育て応援企画)。
講演会チラシは生協の子育て世代の会員さん
2400世帯に配られたそうです。
すごい数ですね・・・。
そして、来週早々には
沖縄の二大地方新聞、
琉球新報、沖縄タイムス、なんと両紙で
ばぶばぶの紹介、講演会の告知が掲載されるそうです。
両紙合わせて、購読部数は31万部ですって〜!
すごー!(◎_◎;)
講演会前日、会場での最終リハーサルのあと、
夜にはFM沖縄に出演することも決まっています。
ラジオ局で生放送
っていうのは実は初体験なのでドキドキです。
当日はNHK沖縄のニュースチームが
取材に来られるそうです。
たくさんのメディアさんが動いてくださることに感謝、
いろんな方面から、
まずは大阪の変な助産師のことを
知ってもらえたら嬉しいなぁと思います。
わたしと一緒に舞台に立ち、
ネタ(?)を披露してくれるMARKは
実は、お笑いに縁がある大阪人なんです。
彼は昔
アパレル(洋服)の仕事をしていました。
社会の厳しさをまったく知らない
たった23歳の若造は、
どこから湧き出てくる自信なのかまったくナゾですが(笑)
後先考えずにと独立し(アホですね)
自分のブランド知名度をあげたくて
「吉本興業の芸人にテレビで着てもらいたい!」
と思ったのだそうです。(とんでもない発想です)
思い立ったら即動く!
(今も変わっていません^^;)
なんのアポもなく、
吉本興業NGKの事務所に乗り込みました!
(怖いモン知らずにもほどがある・・・)
およそ50名ほどの業界スタッフがそこにいたそうです。
「はじめましてぇぇぇ!
私、MARKと申しますぅぅぅ〜〜〜!!」
持ち前のデカイ声で叫びました。
するとMARKに負けない大きなドスのきいた声で
反応してくれる方がいらっしゃいました。
「おまえ、誰や!
どっからきたんや!」
「はいっっっ!
ウルトラマンのふるさとから来ました!」
なんとMARK、
ウルトラマンのフリ付きで堂々と
「ショワッチョー!!(昭和町)」
と答えちゃったそうです。(コワ・・・^^;)
フリーズする空気・・・
いったい何が起きたのか。
どうリアクションしていいのか。
それぞれに若干の時間が必要だったと思います(笑)
「おまえ、それオモロイと思ってんか?
ここ、どこや思てんねん、吉本やで!」
その返しが、周りのスタッフたちにウケて、
大笑いになったのでした。
「おもろいやんけ。
おい、誰かタレント呼んで来たれ!」
そして
眉毛ボーン!
チチクリマンボ
などの持ちネタで
当時大人気だった芸人、
吉田ヒロさんを紹介してもらったそうです。
そしてMARKと吉本芸人との
付き合いが始まりました。
このとき、事務所の真ん中から
大きな声でMARKの相手をしてくださった方が
ダウンタウン松本人志さんの兄貴分、
大﨑洋さん(現 吉本興業会長)だったのです。
大﨑さんに認められたというのは
めっちゃ嬉しかったでしょうね。
それから2年間、吉田ヒロさんは
MARKが作った服を着てさまざまな番組に出演しました。
毎週、新作を作っては吉本新喜劇の楽屋へ配達。
他の新喜劇のタレントさんたちとも交流も始まりました。
ある日、
「MARKさん、毎週楽屋へ来てもらうより
僕の家に持って来てほしい」
ヒロさんの自宅には
常に10名ほどのタレントが出入りしていました。
石田やすしさん
板尾創路さん
川畑泰史さん
烏川耕一さん
安尾信乃助さん
辻本茂雄さん
錚々たる芸人たちの中に
なぜかMARKが混じっているという・・・
変な図柄ですね。(笑)
そのうち
「みんなで野球チーム作ろう!」
という話になり
MARKはチームのユニフォームをデザイン。
打順4番キャッチャーと
最高のポジションを与えてもらい
早朝のグランドでしょちゅう試合をしたそうです。
相手チームには、
Mr.オクレさん
池乃めだかさん
内場勝則さん
Mr.オクレさんは、
今にも死んじゃうんじゃないかと思うような
もやしみたいなキャラで売っておられますよね。
でも実はめっちゃ運動神経がよく、
キレッキレな軽快な動き。
TVで観るオクレさんとのギャップに
びっくり仰天だったそうです。
宮川大助さんチーム
元阪神タイガースの掛布さんチーム
島田紳助さんチームなどとも
たびたび試合させてもらいました。
試合のあとはみんなで銭湯へ。
裸の付き合いだったそうです。
当時いろいろあって^^;
落ち込んでいた板尾創路さん。
「板尾くん、大丈夫や!
東京にはダウンタウン兄さんがおる!」
1日おきにキャッチボールをしながら
板尾さんの人生相談に乗っていたらしいです。
その後、彼は東京で大活躍されていますよね!
よかったですね〜!!
夜のラジオ番組で、草野球の話を、
ヒロさんや石田さんたちがしていたのですが、
その中で、MARKがオーナーという話も伝えられていました。
ある日、MARKは
新喜劇NGKの前で女子高生に囲まれました。
「オーナーさんですよね?」
「キャー♡サインお願いします〜♡」
生まれてはじめてのサインでした。(笑)
ここまでくれば、芸人ですね。
NGKの楽屋で、
新喜劇が始まる直前、当時座長だった石田やすしさんが
「MARKさん、
今日〝デカイ声のおっさん〟で
新喜劇出てみーひんか?」
と声をかけてきました。
「台本も何も知らんのに無理やろ〜」
「台本なんかいらんよ!」
10秒ほど・・・
想像の翼を大きく拡げたMARKでした。
売れたらどないしよ・・・
売れてまうやん・・・
もし売れたら、今の仕事やめなあかん!
(なんでやねん^^;)
「ごめん・・・やめとくわ」
断ってしまったそうです。
あの時、舞台に出ていたら
大きな大きなネタになっていたのに、もったいない〜。
MARK、今でもずっと後悔しているそうです。
でも、
「新喜劇に出ない?」と言われたのは
MARKに笑いの才能があるという証拠です。
それに関しては彼の自信になっています。
基本、芸人はオフ時は
ぜんぜん面白くないんです。
野球の試合では、たいがいMARKと石田さんの二人で
大きな声でみんなを笑わせ盛り上げていました。
その様子を見ていた誰かが大物が
MARKを新喜劇に出してみたい!
と思われたんだと思います。
数年前に、沖縄で開催されている吉本主催の
映画祭に招待され見学させてもらった後
芸能人500名参加のパーティーにも招かれ
そこで久しぶりに大﨑 洋さんと対面し
当時のお礼をさせてもらいました。
ウルトラマンショワッチョーを覚えてくださっていて
嬉しかったそうです。
あれからずいぶんの月日が流れました。
今、MARKは素人だけど、
やっぱりお笑いの道(?)を進んでいます!
ばぶばぶにも、ときどき吉本芸人さんが
患者さんとして来院されます。
わたしも笑いは大好きです。
芸人を笑わせられるわたしも、
MARK同様に笑いのセンスはあるはずっ!(笑)
笑うと人は確実に元気になれます。
パパもママも、みんな毎日一生懸命生きてるからこそ
いっぱい笑ってほしいなと思います。
講演会の勉強がてら、
こないだ新喜劇を観に行きました。
MARKだけ、業界人視点・・・
なんかちょっと笑えました。
当時の野球チームメンバーがまだ舞台で活躍している様子、
そりゃ、感極まりますよね。
懐かしさと元気をもらったようです。
まぁしかし!
さすがプロ芸人集団です。
すごいなぁ〜やるなぁ〜。
あうんの呼吸、間のないスピード感を
もっともっと学ばなあかんです!!
(いえいえ、あなた助産師ですよ〜)
笑いの才能を本気で磨き上げ
多くのパパママに笑ってもらい
元気をたくさん注入します!
(本業なんやったっけ・・・?)