赤ちゃんの泣き方の聞き分け?そんなんできるん?!
言葉を話せない赤ちゃんは、
泣くことでママに要求を伝えようとする・・・
それは間違いない事実だと思います。
ママとしては、
その訴えをできるだけ的確に
察知してあげたいところですが、
ぶっちゃけ、
なんで泣いてるのかさっぱりわからない
ですよね~。
子育てのスタート期において
ママたちのストレスになる一番の理由は
『赤ちゃんが泣くこと』という
調査結果があります。
なので、
赤ちゃんの泣き方を聞き分けたり、
赤ちゃんのさまざまな仕草から
「何を伝えようとしているのか?」
彼らの意図を
敏感に読み取ることのできる
高度な能力の獲得方法を知りたいママは
世の中にたくさんいらっしゃるでしょうね。
ニーズが高いからこそ
『赤ちゃんの感情を見分けられる』
という神業の研究は
世界各国で行われているようです。
例えばスペインの研究では
赤ちゃんの目の開け具合と泣き声の変化で
彼らの訴えがわかるとしています。
それによると、
怒っているとき
→目を半分開けて泣く。
声の大きさ、手足のばたつきが徐々に激しさを増していく
怖いとき
→目を見開いて泣く。
緊張感が高まって一気に爆発したように泣く
痛いとき
→目を閉じて泣く。しかめっ面になる。
その瞬間から力を振り絞るように泣く
※「出典:㈱オールアバウト『赤ちゃんの泣き方から、泣いている理由を見分けよう』
https://allabout.co.jp/gm/gc/413018/
だそうです。
赤ちゃんって、
そんな単純ですかね?
しかめっつらで泣く?
泣くときは、
だいたいしかめっつらですけどね?
痛いときは1~2秒の無呼吸、
痛くて声も出ない状態で溜めたあと
ドッカーン!と泣くパターンも
あるけどね?
何を要求されているのか理解しようとする、
そんなことに神経をすり減らすエネルギーが
無駄なんじゃないかと思います。
そんなことに時間を割くぐらいなら
さっさと抱っこしてあげればいいのに。
それでも泣いてたらおっぱい。
それでも拒否られたら
当たり前に、途方に暮れていたら
いいんじゃないかと・・・
そうこうしているうちにあっという間に
月日は流れていきますよ(笑)
つまり、
赤ちゃんが泣くことを
難しく深掘りして解決しようとする必要が
ない気がするのですが、
テキトーすぎますかね?^^;
言葉を喋ってくれない人の要求を
器用に読み取るなんてね、
イルカの超音波コミュニケーションじゃあるまいし、
昆虫の触覚じゃあるまいし。
そんな超人的なことが
トレーニング次第で
できるようになっちゃうのなら
誰も子育てで悩みませんよ。
わからないからこそ、
泣いたら抱っこ、おっぱい、おむつ、などなど
試行錯誤でいつも同じ対処法で
いいと思うのですがダメかなぁ。
おなかすいたときは
お口をパクパクしたり、
おっぱいを吸うときのような
口の動きをする、と書いてあるサイトも
ありましたが、
吸啜反射というのが、赤ちゃんには
あるんですけど、それはどう解釈すれば
いいでしょうか。(^^;
また、オーストラリアの研究では
赤ちゃんの5つの泣き声で
欲しているものを見分ける方法があるんだとか。
3ヶ月までの赤ちゃんは国籍やルーツ関係なく
生理的な欲求によって起こる
反射運動(泣き方)は
すべての赤ちゃんに共通するのだそうです。
その聞き分けさえできるようになれば
3ヶ月未満の赤ちゃんの
伝えたいことを理解し、
すぐに対応してあげられるので
ママも赤ちゃんもハッピー♡
・・・とのことですが
そんなんできたら孫悟空もビックリやん?!
瞬間移動レベルの超サイヤ人やと思います。
具体的にご紹介すると
おなかがすいた=ネェ
快適でない=ヘェ
お腹が張って苦しい=エァー
げっぷがしたい=エッ
眠い=オォ
ふ~ん・・・
そもそも、乳児生理学から考えると
げっぷがしたいときは
おなかが張って苦しいときだし、
眠いとき、おなかがすいたときは
快適じゃないときだし、
あくまでも個人的意見ですが
上記5つの赤ちゃんの欲求を
それぞれひとつずつ切り分けて考えること自体、
違和感があります。
赤ちゃんは個性があります。
どの赤ちゃんも全員一緒じゃないです!(断言)
穏やかな子もいるし、
主張が激しい子もいます。
赤ちゃんの泣き声が世界共通なんて、
赤ちゃんは同じプログラムのもとに
制作されたロボットなん?
わたしは今まで
10万人以上の赤ちゃんに接してきましたが、
赤ちゃんの泣き声を聞き分ける能力を
開花させることはいまだにできていません。
わたしはただの地球人。
超サイヤ人にはなれんかったです!(笑)
超能力はないけど、
赤ちゃんと毎日過ごしているうちに
いつもだいたい決まった時間にウンチするな、とか、
いつもだいたいこの時間帯になると
眠くなるな、とか、
だいたいおなかが空くのはこの時間、とか
それぞれの赤ちゃんの生活パターンが
見えてきます。
(成長とともにどんどん変化していくけどね!)
毎日のお世話を通して
赤ちゃんの1日の流れが
なんとなく把握できるようになるからこそ、
赤ちゃんの泣いている理由も
なんとなく・・・
本当になんとな~く、ですが
わかるようになってくるのです。
親子は、
その程度の意思疎通ができれば
十分なのではないかと思いますよ。
それ以上を理解しようと試みることが
馬鹿げてる、と思います。
そんなに気合を入れても、
どうせイヤイヤ期の1~2歳になれば
「ちがう!」「やめて!」「イヤ!」
子どもはしっかりした言葉で
ママ否定を連発、
ブチ切れられる日々が待っていますよ。
コロコロ変わる子どもの理不尽な欲求を
さっぱり理解してあげられず
ため息の連続・・・
それが子育てというものです。
思春期になったらもっと
子どもの気持ちがわからなくて
困惑する日が来ますよ。
そう簡単に子どもが
伝えようとすることを理解し、
的確に対応してあげられて
ママも子どももハッピー♡
なんて都合のいいこと、
あり得ません!!
だって、ママと子どもは別人格を持った
それぞれひとりの人間です。
親子で同じ価値観で物事を把握したり
感じたりするはずがありませんね。
もしそうだったとしたら
気持ち悪いわ~。
ハイ!
新米ママの夢と希望を
木っ端微塵に打ち砕く
悲しい事実のお知らせでした~(^^;
超能力を求めなくてもいいんじゃないかな。
ママはみんな平凡な地球人のままで
いいとわたしは思っています♪