ふうた、円形脱毛症！

先日、
うちの2年生男子、ふうたの頭のてっぺんに
あるモノを見つけてしまいました！

最初は、

「おもろい寝グセやなぁ～
どんな寝方したらそんな頭になるねん！」

と笑っていましたが、
よくよく髪の毛をかき分けてみたら

あーら。
ハゲができてるじゃないですか。

頭のてっぺんの髪の毛が
楕円形に抜け落ちてました。

髪が抜けるっていうと、
多くのママはショックを受けるかもしれません。

『円形脱毛症＝心理的ストレス』

一般的に、
この構図が一人歩きしてますよね。

自分の育て方に問題があったのだろうか・・・
叱りすぎて子どもの心に
トラウマを生んでいたんじゃないか・・・

それともお友達と何かあったのかな。
幼稚園や学校のストレス・・・？

夫婦喧嘩が絶えないのが原因？？

ママからしてみりゃ、

「・・・かもしれない」

思い当たる原因の節だらけで

思わず自分のことを責めてしまったり、
この子の将来はどうなっちゃうんだろう・・・と
不安が押し寄せてくることもあると思います。

もちろん、生活環境にまつわる
なんらかのストレスが脱毛を誘発する
パターンもあるのでしょうけど、

天真爛漫、
元気いっぱいに育っている健康な子どもでも
特別な前兆や予兆もなく、
円形脱毛症はある日突然発症することがあるんです。

子どもの円形脱毛症の原因は、
ストレスが原因だと言われることが多いのですが、
現在の医学界の見解では、
ストレスよりも、自己免疫疾患説が有力だとされています。

わたしたちは病原菌などから身を守るため
侵入してきた異物を攻撃、排除しようとする
機能が働きます。

ですがあるとき、
なんらかの原因で、自分の体の一部を異物と勘違いしてしまい、
攻撃、排除しようと働いてしまうことがあります。

その結果、
さまざまな症状を引き起こしてしまいます。

実はうちの第４子も、その昔、
小学生のときに円形脱毛症になりました。

遺伝要素や、アレルギー体質も関係するらしく
１１人中、２人が発症って、
けっこうな確率ですよね～。

過去に経験していたからこそ
今回の発見時にも、とくに慌てず済みました！

一応、全部髪をかき分けて調べてみたところ
どうやらふうたのハゲは、てっぺんに１箇所、
単発型。

１箇所だけなら、治りやすく、
そんなに深刻に悩まなくて大丈夫なんです！

脱毛箇所が複数あったり、
範囲がごまかせないほど大きかったり、
すべての髪の毛が抜け落ちてしまう重いケースでは、
治るのにも数年単位でかかることもあるので
皮膚科受診が必須になりますが、

他にも、もっとシビアな子どもの問題を
いくつも乗り越えてきて
わたしは肝が座っているので

「ハゲがなんやねん」

と本気で思ってしまいます。

難治性だったとしても
命にかかわる話じゃないねんなー！！←楽観

『外見の変化は、人としての価値を下げることではない』

というもっとも大切なことを
子どもたちに改めて伝えるいい機会にもなったと思います。

とはいえ、子どもは未熟なので
学校でいじめられたりからかわれたり、
ということもあるかもしれません。

わたしの楽観視を彼に押しつけてはいけないし、
あくまでふうたの気持ちにも寄り添って
新たなストレスを抱えずに済むように配慮してあげなければ
ならないと思いますが、

「大阪人やから、
ハゲは笑いになるから、ふーちゃん全然だいじょうぶ～」

というスタンスで、
彼は明るく円形脱毛症と付き合ってます。

さらに。。。

「毛抜けと歯抜けやったらどっちがいいかなぁ。
歯抜けはアホみたいな顔になるから
毛抜けかなぁ、やっぱりー。

でも抜けるんやったら
眉毛とまつげと髪の毛はおいといて
あとの毛は根っこからいらんよな～！

なんで毛なんかあるんやろー。

まぁ、もしハゲがなおらんかったら
マジックでそれっぽいの描くわ！」

と、毛抜けと歯抜けについて
熱く語っておりました。

マジックで描くんか・・・(T . T)

それこそコントやん。

本人がいいんやったら
ええけどさー。