授乳か?仕事か?第12子産後の葛藤
今日はわたしの産後1ヶ月健診でした。
お産で2リットル以上出血しましたが
なんとか輸血は免れました。
産後入院中は
鉄剤内服で貧血改善を試みたものの
退院前日の血液検査では
とんでもない数値を弾き出してしまい・・・
極度の貧血につき
退院したいなら輸血
輸血しないなら退院延期
という選択を迫られることに。
(退院延期、輸血ナシを選びました)
毎回、産後はすぐに仕事復帰です。
ですが、12回目の出産は
人生初の帝王切開だったので
わたしの知ってる産後とは状況が違うかも
しれません。
なのでちょっとゆとりを持たせて
今回はいつもより長めに産後2週間間ほど
お休みをいただきました。
っていうと、
・・・え?
復帰早すぎん?
大丈夫なの?
と心配されますよね・・・(^◇^;)
なんちゅーても、わたしの職場は助産院!
赤ちゃん連れで働くには
もってこいの環境です^ ^
立ち歩いてウロウロする仕事でもないので
産後の身体にも負担はありません。
むしろ、
いろんなママたちと「それわかる~!」って
共鳴しあえる会話ができるのは
自分自身の産後のメンタル安定には
最高の環境だと思っています。
そして出産から1ヶ月、
今日の採血ではすっかり貧血は改善
血の気が多いぐらいの結果でした。
子宮復古良好、卵巣の腫れもナシ。
これにて母子総合周産期センターは
卒業となりました!
大阪のばぶばぶでは産後は毎回
授乳クッションと抱き枕、バスタオルを巧みに操り
高さ調節をして
〝奥義!フリーハンド授乳〜!〟
必殺技で
赤ちゃんと一緒に診察をこなしていました。
今年春に
大阪から沖縄にばぶばぶを移転し、
現在の診察室・・・
ベッドの高さや、
いろいろな条件から
以前のような必殺技が物理的に難しく
仕事中のおっぱいが、
以前のようにうまくできない〜!
この子が
わたしの人生最後の子(かもしれない笑)
もう二度と
授乳することはない(かもしれない笑)
だから後悔なく、思う存分
おっぱいライフを満喫したい気持ち。
でも、授乳と優劣つけがたく
ばぶばぶに来てくれるママの診察、web相談、
今、向き合っている仕事のすべてが
わたしにとってはとてもとても大切で
仕事か?
授乳か?
どっちか選べ!
というような話になっていて
葛藤してます・・・(T ^ T)
大切に思う2つのコトを
偏ることなくバランスよく
どっちにも適度に寄り添い、
決して完璧を求めず
授乳も仕事も、
自分の中の
良しとするハードルを下げて
順応していく器の大きさが
今、問われているところです。
置かれた状況に身を任せ、
柔軟に対応していこう
と思うのですが
「仕事してたら授乳ができない」
「授乳してたら仕事ができない」
どっちも欲しい!
両方は無理やで?
どうすんの?
・・・モヤモヤしちゃいます(^^;
いつもママたちに、
「完全母乳にこだわる必要なんかない」
「できる範囲でやっていけばいい」
「子どもは母乳だけで育ててほしいなんて
思ってないよ」
って言ってるくせに。
昼間の授乳がうまくできないことに
不必要に固執しているわたし・・・
これじゃ
まるで説得力がないですね(笑)
仕事中はMARKに
ミルクあげてもらえばいいやん。
おっぱいあげられないことが
赤ちゃんにとって不幸なことじゃないやん。
ミルクでも元気に育つ!
なんにも問題ない!
知ってるさ〜!
昼間、授乳できなくても
夜はできます。
もう一生
授乳できないわけでもないのに
わたしはいったい
何と戦っているんでしょうか。
実際、授乳回数が減ると
母乳分泌量は減ってしまうし
おっぱいトラブルのリスクも上がるという
デメリットはありますが
あれも、これも!
全部手に入れようとする時点で
自分本位です。
細々でも夜は授乳を楽しんで
昼間はスパッと気持ちを切り替えて
しっかりママたちに向き合う!
それがわたしの生き方だって
自分で決めたことです。
誰かに強要されたわけじゃありません。
それでええやん。
うん、ええねん。←言い聞かせる( ̄▽ ̄;)
頭では、
自分の選択、自分の行動をを認め
それでいいんだよって
OKを出してあげよう
と思うのに
きれいごとではなんとでも言えても
心がついていかないです・・・
改めてママというのは
デリケートな心を持つ
とても繊細な生きものなのだなぁと
痛感しています。
授乳か?
仕事か?
モヤモヤしてばかりで
潔く気持ちを切り替えられない自分。
そんなダメダメな自分のことも認め、
ダメダメだけどそれでいいよ!って
肯定してあげなくちゃいけないなぁって
思います。
これが、母乳にこだわるママの
理屈ではない
本能的部分から湧き上がってくる
不思議な気持ちなのですね!