感情移入しすぎてしんどいのも裏を返せば宝物!
暗いニュースを見て、つい感情移入してしまうこと、
ありますよね。
とくにママになると、
子ども関係の事件や事故にはとても敏感に
なってしまいます。
自分のことではないと頭ではわかっていても
いつなんどき、わが子にも降りかかるかも
しれない・・・と想像して
なんだか急に不安になったり、
わが子に置き換えて
やるせない気持ちになったり、
この幸せはいつまで続くのだろうか・・・と
平和な日常が途切れるイメージを
頭の中に勝手に作り出してしまい、
ドヨ〜ンとしてしまうこともあると思います。
わたしは職業上、
とても繊細な相談を毎日たくさんお受けします。
web相談では、ほんの20分
相手の話し方や表情、言葉の使い方、
間の取り方などを観察するだけで
相手の気持ち、性格まで
手に取るようにわかってしまいます。
助産師になったばかりの頃は、
人の感情に振り回されて
まるで自分のことのように辛くなってしまい、
家のことが手がつけられなくなったり
ごはんが食べられなくなったりしたことが
ありました。
人は人、わたしはわたし。
なかなか割り切ることができず
自分が壊れてしまいそうで、
この仕事は向いていないんじゃないかと
悩んだ時期もありました。
周りの空気に簡単に左右されることは現在も変わらず、
その結果、感情の振れ幅が大きくなってしまい
とくにMARKは、わたしの激しい喜怒哀楽に
振り回されてたいへんそうです。(^◇^;)
YouTubeでも、わたし
しょっちゅう動画の中で泣いてますよね。( ̄◇ ̄;)
また、わたしは人混みが苦手です。
多くの人の感情を受け取りやすいので
ものすごく疲れます。
居酒屋とかも、苦手〜。
だから自然豊かな沖縄の離島に引っ越しました。
ママ友いりませーん!
浅く広く、にはまったく関心ありませーん!
っていう、
寂しい人生(笑)を選択してしまうのも
感情移入しやすいゆえに
異常に疲れるからだと思ってます。
『無』になれるリラックスタイムは必須です。
それがブログを書いてる時間や、
料理をしている時間。
子どもが周りでギャーギャー騒いでいようと、
それはBGMにできちゃいます。
そして、自分と他人の感情の区別が
つきにくくなってしまうために、
困ってる人を助けたい、という思いやりの精神は
もはや行きすぎレベルでしょう(自分で言う笑)
感受性が豊かで、
人の感情やエネルギーに敏感。
相手の立場で物事を考える能力に長けすぎて、
相手の雰囲気や言動などから
気持ちを察して配慮することは超得意!!
そのかわり・・・
他の人は気にしないような些細なことが
気になってしまいます。
電話は大の苦手。
自分からかける場合、相手の大切な時間を
奪ってしまうのではないか?
忙しいかもしれないし?
と、見えない相手の状況を必要以上に想像して
電話をかける前にしんどくなり
身動き取れなくなってしまいます。
わたしの一言で
相手を傷つけなかったかな?
いちいち気になってしまうわたしは
こう見えて人一倍繊細な人だと自己分析しています。
子どもの頃、
ニットはチクチクするので
一切着られなかったし、
みんな大好きなはずの
打ち上げ花火は極端に苦手でした。
大きな音と明るい閃光がすごく苦手。
みんなが「キレイ〜!」って大喜びしてる側で、
わたしはひとり、ひたすらビクビクしながら
恐怖に耐えていたのを憶えています。
手持ち花火さえ
できればやりたくなくてずっと避けていました。
せいぜい安心して手にできるのは
線香花火ぐらいでした(^◇^;)
記念写真のカメラのフラッシュは、
恐怖を通り越えて、交感神経が刺激されすぎて
体調がおかしくなるほど猛烈な苦痛を伴いました。
だけど、周りの人に合わせて我慢しなくちゃいけない、
迷惑かけちゃダメだと思って
死ぬ思いでがんばっていました。
で、極度のストレスのあとは決まって
胃酸過多でおなか激痛と
緊張性頭痛に見舞われる・・・(弱っ!)
思い返せば子ども時代からわたしは
繊細な人特有の
さまざまな感覚過敏があったなぁと。
わたしが絵を描くのが得意なのは
感受性豊かで繊細で、
いろんなものに対して観察力に優れていて
深く考えたり感じたりできるからこそ
なんですよね!
書く文字にもおそらく、
その繊細な気質が滲み出ていると思います。
お習字やってたわけじゃないけど、
めっちゃ整った字を書きます♪( ´▽`)
暗いニュースに感情移入しすぎて
幸せな毎日を素直に受け止め
楽しむことができないあなたも
もしかしたらわたしと同じように
ちょっと繊細な気質を持った人なのかも
しれません。
感情移入しすぎることは、短所にもなるけど、
ずば抜けた独創性、みずみずしい感性を
発揮できる場面が多いってことだし、
人の悲しみを理解して
耳を澄まし、言葉の意味を汲み取り、
絶妙なニュアンスで接することができる
というよさもあります。
それって、才能なんですよ!!
「感情移入してメソメソするママに育てられた子は
かわいそうですよね・・・」
と相談されることがあるけど、
そんなことは絶対ないですよ!!
その繊細な感性を駆使して子どもと一緒に
日常の些細なことをひとつひとつ細かく切り取って
人の何倍も楽しむことができますよね!
感情移入できるからこそ、
わが子の気持ちに寄り添えるのです。
ストレスや生きづらさを感じることも
あるかもしれないけど、
わたしと一緒に、そんな自分を認めて
感情豊かに生きていきましょう!