HISAKOブログHISAKOブログ
2021.06.08

難しく考えすぎやねん、子どもの『しつけ』

4歳と1歳のママです。
私が上の子を叱ったとき、
娘は聞いていなかったり、笑ったりしていることがあります。
それを見た夫は、
「子どもになめられているんだよ」
「ちゃんとしつけてこなかったからこうなったんだよ」
と言います。

以前は夫も叱ってくれていましたが、
怒鳴って言うことをきかせている感じで
娘は「パパ嫌い」というようになりました。

夫は、もう嫌われたくないから
叱らない、といい、

娘が何か悪いことをすると
「早くしつけて!
なんでちゃんとしつけしないの!」
と言います。

娘がそれを聞いて
「いつも私のせいでママはパパに怒られるね・・・」
と言ったり

パパに「ママに怒らないで!」と
言ったりします。

私ができないせいで
娘に余計な心配をさせてしまうことや
結局叱ることもできないことで
この先の娘の将来に不安を感じています。

私は20代前半で出産していて、
夫は10歳以上離れているので、
私自身の常識もないと感じていると思います。

産後、娘の夜泣きをうまくあやせなかったり
他の人と比べ
子育てができない私に
夫が怒鳴ったり、蹴ったりしたこともあり、
夫に発言するのは抵抗がありました。

それでも話し合うしかないと思い、
「叱っただけで嫌われないよ。
2人の子どもでしょ?」
と伝えてみましたが、

「とにかく俺は叱らない。
日中もずっと面倒みてるのはそっちでしょ?」
と言われてしまいます。

産後すぐから夫への愛情が薄れてしまい
それが夫に伝わってしまったようで
機嫌を悪くしているのもあると思います。

外で働いてくれていて感謝しています。
夫への感謝の言葉が足りないと思い、
伝えてみていますがうまくいきません。

HISAKOさんが子育てで不安になったら
子どもの顔を見ようとおっしゃっていたので試しましたが
子どもの元気な笑顔を見ていると
なんだか申し訳なく思えてきます。

どのようにしつけていったらいいのか。
夫にはどう伝えたらいいのか
わかりません・・・。

↑↑↑

わたしは、
あなたに常識がないとは思いませんよ。

年齢が高い人は、
年齢が低い人より常識があるとは限りません。

いろんなパパママに出会いますが
若くても自分軸をしっかり持って
堂々と生きていらっしゃる方もいれば、
高齢なのに自分本位な思考しかできない方もいますよ。

お手紙から、子どもを想うママの気持ちが
ひしひしと感じられます。
よくがんばっていますね!

さて、『しつけ』とはなんでしょう。

ちゃんと挨拶ができて、ルールが守れて
人の気持ちを考えて行動できる子に育ってほしい

みんながそう願って
子どもに向き合っていると思います。

でも、言うことをきかないのが子どもです。
どこまで強く叱っていいのか、
つい怒りすぎてしまったり、ときには手が出てしまうことだって
あります。

かといって、優しく諭しても
ヘラヘラして全然響かず、思い通りにいきません・・

どうやって叱ればいいのか、
いうことをきかないとき、どう対処したらいいのか

しつけもしなくちゃいけないけど、
のびのび子どもらしく育ってほしい気持ちもあって
10人中10人のママが
試行錯誤したり、悩んだりしているはずです。

例えば、
子どもがお友達とおもちゃの奪い合いになっているシーン
あなたならどうしますか?

これも成長の過程だから、と
にこやかに眺めていられるママもいます。

止めなくちゃ!と慌てるママもいます。

自分と逆の対応をするママさんの姿に
過保護だな・・・
しつけができてないな・・・
同じシュチュエーションでも、感じ方はいろいろなんです。

つまり、しつけには答えがなくて、
親が子どもに教えていく内容は
家庭によって全く違うわけです。

4歳なら、好奇心いっぱいの年齢なので
何度叱っても同じことをしますよ。
叱られてる理由も、なんとなく・・・であって、
細かいところまできちんと理解できていないでしょう。

理解力、判断力、思考力
成長過程にある4歳児が、一度言って
聞き分けよくなるはずがないのです。
そうであったとしたら、逆に怖いですよ。

根気よく、何度も何度も繰り返し善悪を伝えて
いくことで、子どもは物事の善悪を理解していきます。

成長の真っ只中にある4歳児にとっては
今はできなくてもそのうちできるように
なることもたくさんあります。

それまでゆっくり気長に待つね、
という姿勢が大事です。

自立は急がせるものではなく
そんなもんだと諦めることこそが、
しつけだと思っています。

なので、4歳児が聞いていなかったとしても、
ヘラヘラ笑っていたとしても、
ママのしつけができていない!
ということではないと思いますよ。

「早くしつけて!」

それって、子どものためっていうより
パパ自身が心地よくいられる状態作ってくれ!
子どもとママに自分の希望を押し付けているのと同じです。

みんな、
人から頼られたり、人に頼ったりして生きています。
この2つのバランスが
子どもの育ちには欠かせません。

なので、パパのいう
『いい子』に育てること=なんでも自分でできる
が、しつけとは限らないということです。

ママはただ、
娘の前でしっかりお手本を見せていきましょう。

いただきます。
ありがとう。
こんにちは。
部屋を片付ける。
食器を直す。
人に暴言を吐かない。

などなど、
当たり前のことを娘に見せていく。
そして経験を積み重ねていくことで
子どもは自然な形で「そういうもんなんだな」と
刷り込まれていくのです・・・

しつけってそういうことだと気づいてから、
わたしはめっちゃ楽になりました!

できなくて当たり前~って思ってるので
子どもにガミガミいうこともないし、
な~んにもしなくていいのでホント楽。笑

おいしいごはんを準備すること、
いっぱい楽しい会話をすること。
暑さ寒さを調節し、温かいお布団を与え、
清潔にしてあげること。

意識してやってるの、
それぐらいじゃないかな?
だから子だくさんでもやっていけます!

そして夫婦の関係ですが、
子どもの教育方針は同じでなくてもいいと思いますよ。
ママはこうで、パパはこう。
2人は違っていい。

そのほうが、
子どもは広い価値観を学ぶことができます。

パパがママを罵倒しても、
どうか同じ土俵に上がらないでくださいね。
ママは子どもの前で絶対にパパの悪口を言わないで。
辛いけど・・・そこは子どものためにがんばって。

ただし、子どもがいないときには
ママの気持ちは(伝わらなかったとしても)
パパに話しましょうね。
感謝の気持ちも、そして自分の考えも。

夫婦に上下関係があってはなりません。
どんなに歳の差があっても、です。

何度伝えても彼があなたを見下す態度を
変えなかったときには、

本当にこのまま夫婦でいていいのか?
それが子どもたちのためになるのか?
幸せとはなんだろう?

現実から目を背けないで、
固定概念を捨てて、
自分の人生、子どもの人生、よく考えてみることも
ときには必要かもしれません。

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