逆立つ〜!赤ちゃんの髪
生後7ヶ月、第12子ねねちゃん。
絶賛、髪、逆立ち中!!
月齢の小さな赤ちゃんの髪の毛は
ふわっふわの産毛です。
抱っこひもしてるときに、ママの顎から口のあたりに
ふわふわとほんのり温かい産毛がそよいで、
くすぐったいんだけど、なんともいえない幸せな気分になります。
ハリやコシなどまったく縁のないような産毛は
おなかの中にいたときに羊水の刺激から頭を守ための
『胎毛』としての役割があると言われています。
髪の毛の量も色も生え方も個人差があり、
生まれたときからフサフサの子もいれば
ハゲ散らかして(笑)生まれてくる子もいますよね。
出生後の伸び具合も、
ぐんぐん伸びて生後半年未満で
散髪が必要になる子もいれば
2歳になるまで薄毛ちゃんのままで
大丈夫かな・・・と不安になるほどの子もいます。
(絶対伸びるんですけどね!)
フサフサで生まれたのに
生まれたときの産毛は数ヶ月で見事に抜け落ちて
本来の髪が生え揃うのに、3年ぐらい
かかった!という子も。
女の子の場合。
「七五三に間に合えばいいね~」
という会話をしょちゅうします^^;
着物に合わせてつけ毛をつけようにも、
それをパチンと留める地毛そのものが足りず
話にならん!という子もいて、
それはそれでまたかわいいんですよね〜(^◇^;)
髪質は親の遺伝が影響しますが
クセ毛や直毛など具体的な髪質が現れるのは
生まれたての産毛の次に
髪が生え替わってからになります。
赤ちゃん時代にクルンとカールしていた髪も
成長につれ、しっかりした直毛に替わっていく
こともよくあります。
赤ちゃんの髪が逆立つ理由は
産毛が細くて軽いため。
毛先の重みやハリがなさすぎて
重力に逆らって上を向いてしまうんですね。
さらに軽くて細いゆえに、
髪に保水力がなく乾燥しがちで静電気が起きやすい
という理由もあります。
1歳を過ぎるころから
どんどん下を向いて落ち着いてきます。
ときどき、母乳の質が悪いから、とか
かんしゃく持ちの子は髪が逆立つとか
安価なシャンプーや柔軟剤を使っているからだ、
とか、科学的根拠のない情報も
交錯するようですが
そういう出どころのわからない
非科学的な話は信じないでくださいね。
時期が来ればかならず落ち着くので
赤ちゃん時代しか見ることができない
ボンバーヘア、たくさん写真や動画に残して
思い出にしましょうね!
赤ちゃんの成長の思い出は
どれも大切にとっておきたい。
胎毛を使って作る、
『赤ちゃん筆』などもあったりしますが
わたしは、
赤ちゃん筆は作りません!
だって、赤ちゃん筆は
せっかく生まれたときのフワッフワの産毛の形を
人為的に形を整えられてしまうわけでしょ。
そんなのもったいない!
柔らかくカールした
細い細い毛先・・・
この赤ちゃん独特の髪質は、
赤ちゃん筆では表現できないんですよ。
わたしはそのままの形状を思い出にしたいので
生まれて初めての散髪のとき、
自然のままの髪束を糸できつく結んで
へその緒と一緒に保管しています。
11人目ととちゃんのときは
胎毛を切ってしまうのがもったいなさすぎて
4歳の誕生日を迎えるまで
一度も散髪ができませんでした。(前髪も!)
ママの身勝手な趣味のおかげでととちゃん、
ラプンチェルみたいになってました。(^◇^;)
はじめての断髪式は
それはもう、涙涙。(・・・の、気分)
子どもの、こんなに細かなことにまでこだわって、
大切に大切に育てたところで
大切に保管していたへその緒や胎毛を
成長した子ども(本人)に見せたら
へその緒はただの組織のミイラなので
「気持ち悪・・・」
という反応が返ってきます。
さらに胎毛は、ただの髪束ですから
「こんなん置いといてどうすんの?」
「こんなん持ってて嬉しいの?」
という冷ややかな反応が返ってきます。
どうもこうも、
ママだけの思い出だから、ほっといて。
ママの気持ち、子どもには伝わらずです。
ただの自己満ですけど。
何か〜????