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2021.07.28

子連れ再婚・・・実子と連れ子への愛情のかけ方

わたしが離婚したとき、
上から5人は
高1、中3、中2、小6、小4でした。

下の5人は、
小1、年長、年中、1歳、0歳
まだ幼くて現状理解はできていなかったと思います。

どん底だった時期に今の夫、
MARKがわたしを支えてくれました。

その2年後、
未婚のまま迷いつつも望んで妊娠しました。

思春期の子どもたちは
離別した親への喪失感、そんなわたしへの怒り、
ママが他の男性と関係を持ったことへの
嫌悪感不信感、恐怖、葛藤がありました。

多感な時期に強烈な拒絶感を抱かせました。
わたしも何度も泣き、悩み、
妊娠継続を諦めようと思ったこともありましたが、
どうしてもどうしても産みたくて強行突破で出産しました。

大勢の子どもたちと一緒に暮らすことになったMARK。

あまりにも大きな環境の変化に
大きな子どもたちはなかなか適応できませんでしたが、

彼もまた、
簡単に適応できるはずないとわたしは思っていました。

母親がわが子を心底愛おしいと感じるように
かわいいと思えるはずがない・・・

血のつながっていない子ども。
籍も入ってない事実婚の状態。
幼い子どもたちがわたしの目の届かないところで
もしもMARKに虐待されていたらどうしよう・・・
わたしは常に緊張し、目を光らせていました。

新たに生まれてた赤ちゃんに向けられる
MARKの愛情とわたしの連れ子たちへ向けられる愛情の度合いが
明らかに違っていたなら
わたしは彼に対してどんな感情を抱くのだろう・・・

それを目の当たりにするのが
とても怖かったのを覚えています。

ですが、
わたしの心配をよそに
彼は実子にも連れ子にも全員同じように接してくれました。

分け隔てなくいろんなところに連れて行ってくれ
たくさん遊んでくれました。
気づけば子どもたちは
本当のお父さんのようにMARKに懐き、
「大好き!」と言うようになっていました。

虐待されたら・・・
という警戒心はいつしか消えました。

この人は、安心して
わたしの子どもたちを任せて大丈夫な人なんだと
力が抜けたのは一緒に住み始めて半年ぐらい経ってからでした。

ママが離婚したことも
MARKが本当のお父さんじゃないことも
全部子どもたちには話していて

あのとき0歳だった子は今、
2年生になり細かいことはわからないにせよ、
おおまかな流れは理解してくれていると思います。

うちの子どもたちは
家では彼のことを親しみをこめて「MARK」と呼びます。
学校や家の外では
「お父さん」と使い分けているようで
子どもなりにいろいろ考えていてすごいなぁと思います。

第11子、ととちゃんが生まれて
2年後に大きい子たちが
やっと結婚を認めてくれ再婚しました。

再婚から2年後に第12子ねねちゃんが生まれましたが
実子と連れ子の愛情ギャップへの不安は
わたしの心の中には、もうカケラもありませんでした。

新しい子どもが生まれると
どうしても愛情の差から実子を優先してしまいそうになるので
平等にするためにあえて
連れ子を優先しよう!と意気込んでしまうパターンが
多いのではと思います。

ですが、〝意気込み〟っていうのは、
敏感な子どもたちにはしっかりと感じ取られ大
人の本当の気持ちが察知されてしまいます。

ああ、本当のお父さんじゃないから
意識してるんだ・・・
無理してるんだ・・・って。

意気込みの裏にある本音を見透かした
子どもの気持ちはきっとなんとも言えない
寂しさなんじゃないかと思います。

でもMARKには
「平等にしよう!」の意気込み、
それもないんだよな・・・(^◇^;)

ときに実子を優先してることもあるし、
連れ子を優先してることもある。

ケースバイケースでめっちゃナチュラル!

「どうしてわたしの子どもたちにも
こんなに愛情かけることができるの?」

尋ねてみたことがあります。

「打ち解けよう!がんばろう!って
思ってないからじゃないかな?

血のつながりに関係なく
平等に愛そうとか思ってないから。

とと、ねねは心の奥底から湧き出してくる愛情を感じる。
他の子たちに対しては
HISAKOが感じているような
食べちゃいたいほどかわいい、
という感覚は正直ないよ。ごめんね。

でも僕には、連れ子、実子、
どちらに対しても変わらない気持ちがある。

それは、子どもたち全員が
幸せな人生を歩めますようにって
心から思ってるってことかな。

縁あって一緒に暮らして縁あって親子になったのだから
最大限、僕にしてあげられることはしてあげたい。
ただそれだけ。」

という答えが返ってきました。

MARKはある意味とても正直な人です。

〝HISAKOが感じているようなかわいさは正直ない〟
ってーー!
しれっと言い放ったぞ〜!(^◇^;)

ここは、ウソでもいいから

「かわいいよ」って答えとくべきなんじゃ・・・?
と思わんでもないですが、

正直すぎるところが、
おそらく子どもたちとうまくやっていける
最大のコツなんだと思います。

実親じゃないからこそ
「仲良くなろう」「いい親になろう」という
意識を過度に持ってしまうパターンが
多いのではないかと思います。

MARKはそういう意気込みが
まったくなく自然すぎるほど自然体なので
子どもたちが言うことを聞かなかったり
わがままを言ったりしても反応のギャップに落ち込むこともなく
腹を立てることもなく。

子どもたちの話にちゃんと耳を傾け
常に力の抜けたコミュニケーションができちゃうのだと思います。

連れ子を無条件に愛せなくても当たり前!

でも、子どもたちはそれぞれ
一生懸命に成長しようとがんばってる。
だからその過程を後押しし、
応援してあげたい!

そんなスタンスなので
かえって長期的に連れ子たちと
向き合うことができるのかな、って思っています。

実子と連れ子との愛情の差を
そのまま受け入れ「自分は親失格だ」と
罪悪感やストレス、心の重圧を感じることがないんですね。

つまり「子どもたちにとって
よい親になろう!」という強い思いがないんです。

そして、子どもたちが自分のことを
継親だと理解していることを
ちゃんと踏まえてくれているところもお見事です!

子どもたちはMARKに心を許していますが、
自我が芽生えて状況が見えてくる年齢の子たちの
頭の片隅には「MARKは本当のお父さんじゃない」という
意識があるはずです。

なので、ある程度の年齢に達した子どもたち(5〜6年生以降)
を叱るときには
彼は一歩引いた立場で基本的に
実親であるわたしを前に出すよう うまく仕向けてくれます。

かといって、
わたしに任せっきりにしたり逃げてしまうわけではなく
必ずそこにいてフォロー役にまわってくれる
という絶妙な配慮をしてくれています。

さまざまな家族のあり方があります。
血のつながりはなくてもきょうだいの絆が生まれ、
MARKとの子どもを2人授かったことで
家族の絆はさらに深まりました。

探り合いのステップファミリーを経て
長い月日を一緒に過ごしていくことで徐々に

「ともに生活していくひとつのチーム」

みたいな仲間意識のようなものが芽生えています。

わたしたちは今、本物の家族になっています。
とても幸せです♡

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