♪オブラディ・オブラダ♪
11月は沖縄の運動会シーズンです。
小中学校のグランドからは
あっちでもこっちでも
三線と太鼓の音が鳴り響いています。
うちの小中学校の運動会は昨日でした。
小学校高学年と中学生はエイサーを披露。
小2のんのんは
陽気で元気になれるアップテンポな曲
『ジンギスカン』を踊りました。
今の時代、
YouTubeで調べたらいとも簡単に
振り付け動画が出てきて
家でもノリノリで練習できちゃいます。
運動会で踊る曲っていうのは
時代を反映しますよね。
うちの上の子たちのときは
平井堅の『ポップスター』
『ゴリエ』も踊ったなぁ。
ほかにも、だんご三兄弟、妖怪体操、
AKB、あいうぉんちゅー♪も、
踊りました。
マルマルモリモリ、エビカニクス、
最近でいえばパプリカ。
平成から令和へ
運動会歴20年分の運動会ダンスを懐かしく
いろいろ観ていたら
『オブラディオブラダ』が流れてきました。
あ〜これ
わたしが小学生のときにも歌ってたな〜。
音楽の教科書にも載ってた。
ジンギスカンと並んで
アップテンポで元気になれる曲の定番、
娘と一緒に大合唱!
けっこう憶えているもんですね。
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『オブラディ・オブラダ』
明るい南の町の 青空マーケット
ばったり出会ったふたり
それは デズモンドとモリー
オブラディ オブラダ
パパパーヤ パーパパ パパパパー
デズモンドはモリーと2人で
指輪を買いに行く
財産はたいて買った
こりゃまた20カラットのダイヤモンド
オブラディ オブラダ
パパパーヤ パーパパパパパパー
田舎でもいいと建てた
スイートホーム
生まれた子どもの数は
まとめて1ダース
デズモンドはほんとに家庭的
お掃除 お洗濯
お尻にしかれて ヘイヘイヘイ
だけど2人は幸せよ
オブラディ オブラダ
パーパパヤ パーパパパパパパー
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♪ 生まれた子どもの数は1ダース ♪
このフレーズに
思わず反応してしまいました!!
・・・え?呼んだ?
呼んだよね? Byオフロスキー
気になったので、
改めてどんな歌だったのか
調べてみました。
どこの誰が作り出したのかわからないけど
歌い継がれている童謡の類かと思ってましたが
実は、もともとは
ザ・ビートルズの楽曲なんだそうですね。
「オブラディオブラダ」っていう言葉には
life goes on(人生は続く)」という
深い意味がこめられているらしく、
だけどその言葉自体は、
どこの国の言語にも当てはまらない
造語なんですって。
語呂合わせがいいというか、
単純なリズムが頭にインプットされます。
ノーテンキな感じがなんかいい。
♪チェッチェッコリ
チェッコリッサ♪
と、同類?
ちなみにチェッコリは、ガーナ民謡で
こちらも言葉に明確な意味はなく
日本でいう「ラッスンゴレライ」
みたいなもんですかね・・・?笑
さて、オブラディオブラダは
ひと組のカップル、
デズモンドとモリーが結ばれ、
幸せな家庭を築いていくという
ストーリー仕立ての歌詞になっています。
♪ デズモンドはほんとに家庭的
お掃除お洗濯
お尻に敷かれてヘヘイヘイ
だけど2人は幸せよ ♪
日本語バージョンが発表された70年代には
仕事も家事も男女協力してやっていこう
というハウスハズバンド的な存在は
斬新かつ画期的な家庭のあり方でした。
今でこそ当たり前なあり方になりましたが、
40年以上も前に男性の家事育児参加を
ほのぼのとコミカルに歌っている
ところはすごいなと思います。
日本語バージョンでは
♪財産はたいて買った
こりゃまた20カラットのダイヤモンド♪
デズモンド!
市場で働いてるって聞きましたけど、
どんだけ大金持ちなのっ!
ちなみに原曲では
リーズナブルな20金のささやかな指輪を
モリーに贈ったそうですよ。
♪子どもの数は1ダース♪
原曲では
a couple of kids
あら残念。
子どもは2人だったようです。
日本語訳、
だいぶ捏造されているらしい(笑)