卒業式謝辞やりまーす!
3年前。
ここちゃん中学校の入学式。
わたしが知る限り、
PTA役員などは入学後に決定されますが
沖縄の離島、少人数制の中学校だから?
コロナ禍突入で入学式が6月まで延期されたから?
入学式のその場でPTA役員を決めることになり
(というか、人数少なすぎて
ほとんど全員なんらかの役員ですけどね〜)
わたしは3年後の卒業式で
保護者代表で目録の贈呈と
謝辞を読み上げる係になりました。
大勢が参列する式典で、
舞台に上がってスピーチするなんて
気後れするやん?
的な、オーラを醸し出してみましたが
何をおっしゃいますやら、
HISAKOさん喋るの得意だよね?
という周囲の空気に押し倒されて(^◇^;)
承諾しました。
確かに〝舞台で喋る〟は得意だけど
フォーマルな場所でのスピーチはまたちょっと
話が違います。
いつもの講演会みたいに、
心の赴くままに話すわけにいかないし、
台本ナシの行き当たりばったりも当然ダメ。
あまり砕けた内容もふさわしくないでしょう。
でもまぁ3年後のことだしな〜♪
と思ってたらあっという間に
3年経過〜!!( ̄◇ ̄;)
早っ!
ほんまに早っ!
ママになってから、
子どもたちの卒業式はいくつも参列してきました。
改めて数えてみたら
卒園式、小学校卒業式、中学校卒業式、高校卒業式
全部合わせてると、なんと27回参列!
今回28回目!
それなのに
そもそも謝辞ってなんなんだ?
大役を任されて今さらながら、
なんとなくしか、わからん・・・(;´д`)
何を喋っていいものやら。
ということで調べてみました。
常識的なマナーやルールを抑えつつ
公的な場にふさわしい文章、なおかつ
個性的で参列者の心を打つ文章が求められる
『謝辞』は
お世話になった先生方、お祝いいただいた
来賓のみなさまに
卒業生の保護者が代表して行うお礼のスピーチです。
ほかにも、
校長の式辞
来賓の祝辞、
在校生の送辞
卒業生の答辞
卒業式のスピーチっていうのは、
こんなにいろいろ種類があるんですね。
ついでに、謝辞は、
大人たちのスピーチのラストを飾る
大事な役割らしいぞ!(うひょー!)
基本的な謝辞の構成。
まずは、春らしい季節の文章を
入れなくちゃいけません。
「桜のつぼみもふくらみ始め・・・」
「春を感じる頃となりました・・・」
「春の息吹が感じられます今日この頃・・・」
ってやつですね〜。
お決まりのフレーズで
聞いてる側はぶっちゃけつまらないけど
ルールだから入れないわけにはまいりません。
う〜ん・・・でも沖縄、
桜は2月なんだよね。
春の息吹・・?
年がら年中、ハイビスカス咲いてるし
草木は青々してるし
そろそろ海開きですけどね。
「茂みでハブを見かけることも増えてきた今日この頃」
ではダメかな。(笑)
季節の挨拶のあとは、校長先生はじめ
先生方と、参列してくださった
地域のみなさまに向けてのお礼。
次に子どもたちの3年間の様子を振り返ります。
「思い起こしますと・・・」
「3年前、ブカブカだった制服が・・・」
とかいう部分ですよね。
この段落では、
どこの中学校にも当てはまるような
ごくありきたりな一般論ではなく、
子どもたちが成長したなぁと実感できるような
思い出に残るオリジナルエピソードを交えると
goodのようです。(ふむふむ)
この子たちの中学生活は
コロナで始まりコロナで終わりました。
なので、そこは外せないのですが、
それだと没個性だしね・・・
さーてどうしたもんか。
エピソード披露のあとは
羽ばたく子どもたちへエールの言葉と続きます。
でも、ここを長くしちゃうと謝辞ではなく
祝辞になってしまうので注意!
最後に改めて、お世話になった先生たちに
感謝を伝え、これからも見守ってね、という
お願いをします。
で、最後は締めの挨拶文が来て
卒業生保護者代表 氏名。
文字数はだいたい1000文字。
3分ぐらいで読めるものがいいようです。
最近は印刷がほとんどのようですが
わたしはあえて
ホームセンターで式辞用紙を購入して
筆ペンで手書きにチャレンジしました!
「手書きは気持ちが伝わるから」
という、もっともらしい理由を
並べたいところですが
実際には単なる趣味です笑
当日は気持ちをこめて読みますよ!
声の大きさ、抑揚、間の取り方、
聞く人の胸を打つように・・・
YouTuberの力の見せ所!
でも本番、感情いれすぎて
確実に泣くよ、わたし。
泣かずに終える方法、
必死に考えているんですが
思いつきません。
大役に対しての緊張はないけど
泣かないためにどうすればいいのか。
という大問題を抱えています・・・。
誰か教えてください。
本気で困ってます!!!!