自分の力でお小遣いを稼ぐ方法
学校では
国語、数学、英語、理科、社会、
5教科を中心に学びます。
塾でも同様に、この5教科を集中的に
学習しますよね。
一昔前までは
よい学校に行って、
よい企業に就職することが
人生での成功と言われてきました。
よい学校に進学することは
良い仲間との出会いにつながるので
確かに素晴らしいことだと思います。
でも今は
ずいぶんと世の中の環境は
変わってきていますよね。
大企業が倒産したり
副業が解禁されたり
SNS、インターネットを使った
ビジネスの誕生など・・・
やりたいこと、好きなことを
とことん追求することで
それがビジネスに繋がることも
大いにある時代です。
いわゆる集団行動だけではなく
個人の力が求められることが
多くなってきているように感じます。
わたしは『お金の話』がとても苦手で
あまりよくわかっていませんが
自由な発想で、
誰かの役に立つ喜びを得られ、
なおかつそこに報酬が発生する仕組みに
乗っかることができたら
幸せだよなぁと思います。
そして、稼いだ資金があるからこそ
さらに創造力を駆使した
社会貢献が可能になるわけですよね。
学校では
お金の稼ぎ方は教えてくれません。
従来通りの5教科重視の教育では
より自由になっていく時代に
取り残されてしまうのでは?と
思います。
わたしは、
子どもが小学生になったら
月額いくら、と決めて
お小遣いを渡すようにしてきました。
子どもたちはそのお金で
友達とコンビニでお菓子を買ったり、
月末に足りなくならないように
考えながら使い切ったり
欲しいものがあるときは
ちょっとずつタンス預金して
目標額に達したら
自分で買うスキルだったりを
育んでいきました。
そんな姿を見てきているので
毎月お小遣いを与えるのには
意義がある、と思います。
でも、
商売人MARKいわく
イマドキの小学生にはお金の教育として
『自分で稼ぐ方法』を
教えてあげなあかん!と。
つまり、
最低限の米は与えるけど
米を作る方法や、その米を増やす方法を教える
ことが重要だと。
わたしはサラリーマン家庭で育ってきたので
手元にあるお金を堅実に貯めたり
節約したりすることはできても、
自分で工夫して稼ぐ、
あるお金を増やす方法を考えるっていう
思考回路がまるでありません。
確かに、自分の力で
誰かに喜んでもらう行動に
対価を得るスキルを身につけることは
これからの時代、
すごく大事なことですよね。
小4ふうたは、
しょっちゅうMARKに駆り出されています。
庭の落ち葉拾い、芝生の水やり、
ちょっとした大工仕事、洗車、
なんでも一緒にやって、
出来栄えがよかったときは
対価をもらっているようです。
先日もわたしの車をピッカピカに
してくれました。
ふうたは、もっとお客さん(ママ)に
喜んでもらえる
上質なサービスを提供しようと
考えたようです。
オプションとして
車に手作りの交通安全お守りを添えて
返してくれました。
おおおお〜〜
やりおるな!
ありがとうの気持ちを
上乗せした対価として支払いました。
満足度の高いサービスを提供して
しっかり稼ぐ!
お客さんの笑顔のために
考え工夫する!
ポイントは、
ただ自分都合で稼ぎたいだけ、
お金が欲しいからやる、
ではなくて
根っこに、
『相手に喜んでもらうと
こんなに嬉しい気持ちになる』
という
純粋な気持ちが育まれていること。
「お金をもらえないならやらない」
にならないのかな?
と不安に思ったのですが、
そんな心配、無用でした!
自分の力で稼ぐ方法を知ったら
あとはそこから応用すれば
どんどん稼げるようになるってことも
ふうたはすでに知っているようです。
もう何年も履いてるサンダルが
ボロボロになってきたので
もう処分しようかな・・・
と思っていたら
ふうたがそのサンダルを100円で
買い取らせてくれ、というので
売りました。
数時間後、
磨かれてピカピカになった
サンダルを200円で買わへんか?と
交渉してきました。
すごっ!
9歳にして、
自分のお金を増やす方法を
考えおった!
ほかにも、
毎晩マッサージしてくれたり
買い付け代行をしたり
『仕事をする』って
どんなことなのか、を学びながら
彼は、なんやかんやと
毎月安定したお小遣いをゲットしています。
同時に
社会の役に立つことの充実感や達成感を
得ているようです。
価値のある自分を
肯定できる人・・・
つまり、自己肯定感をも育んでいるのですね!
数学、英語、できるのも
もちろん大事ですが、
こういう実践的な
生きていく知恵を教えることは
彼らの明るい未来にために
必要ですよね!