12人産んでよかったこと
わたしは12人の子どもたちのママです。
最初の出産は24歳。最後の出産は46歳。
22年間で12人産みました。
子育て開始したあの日から今日までの24年間は
デジャブのようでした。^^;
育て上げても、育て上げても、なぜか?
うちは常に赤ちゃんと幼児がいて
(産むからやろ笑)
24年間途切れることなくおむつを
買い続け、現在も進行中。(笑)
トータル何袋買ったでしょうか・・・
おむつにいくら費やしたのか・・・
考えるだけで恐ろしい。
新車の1台でも買えるんちゃうやろかと思います。
こんなに子育てし続けているのに、
現在もうちには1歳児がいます。
(だから産むからやろって!笑)
夜泣きも、イヤイヤ期も
前にもどこかでこれと同じようなものを
見たような気がするんだけど・・・
しかも10回以上!笑
ランドセルは11個買いました。
全色制覇の勢いです。
こないだ
やっと高校受験終わったばかりのはずなのに
なぜか今年も受験生がいます。
平成から令和へ・・・
時間は流れているはずですが
わたしだけ歪んだ時空の中に迷い込んで
一定の時間ループの中を延々と
グルグル回ってる気がする!?
(やっぱりデジャブやん!)
12人も産むなんて狂ってる!
バカじゃないか?
という意見もたくさんあるでしょう。
だけど誰がなんと言おうと
12人とも強く望んで来てくれた生命たちです。
もちろん順風満帆ではなく
紆余曲折いろいろありました。
あのときああすればよかったな・・・とか
あれは失敗だったな、とか
もう全部放棄したい!!
泣いたことも何度もあります。
でもその都度起こってくる問題、
渦中にいるときの苦しみは
ずっと続くものではありません。
時間が風化させてくれることもあるし、
間髪を入れずにもっと大きな問題が
重なってきて
そういや、あの問題はどうなった?
→あ〜もう、いっか!
自然消滅しちゃうこともありました。
つまり、人生にはいろんなことが
起こるけど、
過ぎ去ってしまえば
たいした話じゃありません。
この苦しさは永遠じゃないのだから。
不登校になり引きこもって
昼夜逆転の生活を送っていた子が
数年後には将来の夢に向かって
大学生活を謳歌していたりするわけです。
うつ病で精神科に長期入院してた子が
バリバリ仕事をこなす
かっこいい社会人になったりするわけです。
当時は、母親として
本当に苦しかったけど。
誰にとっても
こうやって時間は平等に流れ
状況は刻々と変化していくことを
何度も実体験してきたので
今は、
「何があっても大丈夫!」って
言い切れます。
わたしは自分の選んだ人生に
悔いはありません!
食費ですか?
はい、ご想像の通りです。
そりゃもう凄まじいです。
卵の消費量は1週間にだいたい12パック。
バナナは10房。
牛乳10パック。
1週間分まとめ買いしたいけど
冷蔵庫に入り切らないので
1回の買い物では冷蔵庫の空き状況を考慮の上
調整します。
洗濯機は昼夜を問わずいつもフル回転
1日5回の洗濯。
酷使しすぎでよく洗濯機が故障します
(労働基準法違反です笑)
お風呂入りたくても
みんなが順番に入るので
なかなかわたしの番が回ってきません。
(大浴場がほしい)
朝は洗面所と玄関が大渋滞します。
保育園の予定、幼稚園の予定、
小学校の予定、中学高校の予定、社会人の予定
ついでに自分と夫の予定
家族全員の予定を把握し、
抜け落ちることなく対応するためには
めっちゃ頭を使います。
(無意識の脳トレ)
常にわたしの周りには
イマドキの若い子たちがいるので
流行に乗り遅れることもありません。
寝ても覚めても新鮮な刺激だらけで
思考回路の若さを保てます!
最高ですね〜笑
毎月、誰かの誕生日がやってくるので
ホームパーティーだらけです。
おのずとリビングに家族が集結し
集う時間が増え、子どもたちはケーキ三昧!
至福ですね〜笑
肩や腰がバキバキだ〜というとき、
一声かければ子どもが数人
どこからともなく集まってきます。
母、床に大の字で寝転べば
頭、右腕、左腕、右足、左足・・・
体の各部位専属マッサージ屋さんが
全身同時進行でマッサージしてくれます。
セレブですね〜笑
1歳、5歳を抱えながらも
県外に泊まりで出張に行けたり、
日曜日に夫婦2人でデートに行けるのは
大きい兄ちゃん姉ちゃんがいてくれるから!
任せて安心の専属ベビーシッター
完璧に家事をこなすスペシャル家政婦兼任。
優雅ですね〜笑
ちょっと気持ちがしんどいな・・
ってときにも
話を聞いてくれる人が家の中にいっぱいいます!
慰めてくれる子、的確な意見をくれる子、
そのときどきのわたしが求めている
個性豊かなカウンセラーさんを
複数の中からチョイスできます。
ただ癒されたいだけのときは
ちっちゃい子と遊ぶのも可。
手厚いですね〜笑
めんどくさい話も聞かされますが(^◇^;)
おもしろい話も尽きなくて
笑顔が増えます。
なんといっても賑やかで
家の中で退屈することがありません。
子どもが多いと
親が子ども一人一人にかける時間や
労力は分散されてしまいます。
それを「子どもに申し訳ない」と
感じるママもいらっしゃるかと思いますが
逆に!
それがめっちゃいい結果を
もたらすこともあるんですよ!
とても全員は見きれない〜( ; ; )
その中途半端な状態にならざるを得ない
状況をあえて作ってしまうこと・・・
それがいい意味で完璧を求めない、
力の抜けた子育てを生み
良好な親子関係を築くことにもつながるのです。
ずっとママから監視され
ああしろこうしろ指示されてばかりじゃ
子どもも疲れてしまいますよね。
もちろん経済的なことや
家族の健康状態など、他の要素も
考慮しなければいけませんが、
自分は不器用だから。
要領が悪いから。
ひとり育てるのだけでいっぱいいっぱい
そんなあなただからこそ
もう1人、チャレンジしてみても
いいんじゃないかな、と思います!