大きな赤ちゃんミルク減量が必要?(乳児のカウプ指数)
6〜7ヶ月健診で身長64cm、体重8.3kgと
ちょっと大きめでした。
そのため離乳食を2回食にして
ミルクは180mlを1日3回におさえて。
と、指示されました。
でもお風呂後や夜中にミルクを
欲しがってぐずることが増えかわいそうです。
ムチムチの赤ちゃんで
極端に太ってる感じはありません。
まだスリバイやハイハイはできないので
動けば一気にスッキリしてくると思っています。
赤ちゃんに我慢させる必要はあるのでしょうか。
カウプ指数というのがあると知りましたが
その数値はそんなに大事なものですか?
食べさせすぎはダメだと思いますが
平均的なミルク量、回数は
あげてもいいんじゃないのかな?
と、思ってしまいます。
↑↑
カウプ指数とは
大人の肥満度でおなじみのBMIの
乳幼児バージョンです。
(体重÷身長の2乗)×10
自慢じゃないですが、
わたしはこの計算、できません。笑
算数苦手。
年齢によってカウプ指数の基準値は
変わります。
基準より高いと「太り過ぎ」と
評価されるわけですが
赤ちゃん時代の体型の評価は
カウプ指数だけではまったくの役不足です!
生活習慣病になりやすい肥満は
2歳以降から体重が増え始め
次第にカウプ指数が高値になっていくような場合です。
明らかに食事やおやつを食べすぎている
など、生活習慣の乱れによって
肥満傾向になっているのであれば改善すべきである、
という意味合いで、
カウプ指数は用いられています。
赤ちゃんの体型がどうであれ、
乳児期は、おっぱいやミルクの量は減らさず
欲しがる量をあげるのが基本です。
赤ちゃんのときの体型はほとんどが体質です。
うちの子どもたちも6ヶ月のときに
10kg突破した超ビッグちゃんもいました!
12人、全員どちらかというと赤ちゃん時代は
大きめちゃんばかりで
カウプ指数は高かったです。
誰から見ても
「いや、それはあかんやろ!」という
異常なミルク、離乳食の与え方をしないかぎり、
ごく普通に育てていて大きな赤ちゃんは
2歳ぐらいまでには身長が伸びて
標準的な体型になることがほとんどなので
心配する必要はありません。
生後6ヶ月〜8ヶ月頃の赤ちゃんは
1回160〜200ml
1日6回ほど
というのがスタンダードなミルクの与え方です。
『生後8ヶ月の時点で母乳やミルクから
70%の栄養を摂取している』
という研究報告もあり、
いくら2回食に増やして
よく食べるといっても、
まだ離乳食からすべての栄養がとれる月齢ではないので
ミルクはスタンダードな量を参考にしながら
赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませることが
重要だと思います。
赤ちゃんによって成長発達のペースは
大きな個人差があります。
ミルクの飲み方、離乳食の進み具合だって
それぞれ違って当たり前です。
「飲むより食べるほうが好き!」
というタイプの赤ちゃんは、
ママが無理にコントロールしなくても
自然にミルクの回数が自然に減ってくるでしょうし、
「ミルクは別腹!」
というタイプの赤ちゃんは
それなりの離乳食を食べていても
ミルクも変わらず欲しがります。
大切なポイントは
赤ちゃんの要求に従って進めること。
ママと赤ちゃんが元気であれば
ミルクも目安の回数を
気にする必要はありません。
そもそも!
肥満度の目安であるカウプ指数なんてものを
知る必要さえない!
(あ。爆弾発言ですかね?^^;)
ちなみに、
ミルクより離乳食のほうが高カロリーなので
体重が気になるなら(気にする必要ないけど!)
ミルクを減らして離乳食を増やすより
離乳食をゆっくりめにして
ミルクをメインにしたほうがカロリーを
抑えたほうが堅実じゃないでしょうか。
逆に体重が増えない赤ちゃんは
もし食べられそうなら
離乳食をどんどん進めてみましょう!と
アドバイスしています。
冒頭の赤ちゃんの場合、
180mlを3回というのは
ミルク1日トータル540mlにしかなりません。
この時期の赤ちゃんは
1日トータル1000mlぐらいが標準的ですから
必要量の半分しかもらってないことになります。
・・・おなか
空いてるんじゃないかと思います。(゚o゚;;
個人的には、
好きなだけ飲ませてあげたいなぁ〜!!!!!