このチャレー、チャラいんだけど！

子どもたちはカレーが大好き。
はりきって、カラフルな夏カレーを
作ってあげました。

わが家では、幼児さんだからといって
甘口にはしません。（めんどくさいから）

中辛で作って、
小さい子にはごはんに対してルー少なめ。
さらにチーズを乗せたり卵を割り入れたら
辛さがマイルドになって
案外、ふつうに食べてくれます。

今日は特別に、
カレーの上にチーズ入り半熟のスクランブルエッグと
ミニトマトと、大好きな枝豆を添えて
赤、黄色、緑、
見た目にとっても美味しそうに
仕上げてみました！

子どもはカラフルな色が好きだから
喜ぶかな～と思ったら

来月3歳になるりりちゃん
眉をひそめて

「このチャレー（カレー）
チャラいんだけど・・・！(￣^￣)」

ええー？
こんなにキレイなのに、
チャラい？

もっと落ち着いた色合いの
普通のカレーのほうがよかった？

チャラいとは、
うわついた状態や軽薄な様子を示す
「チャラチャラ」という擬態語を形容詞化した
俗語です。

正しい日本語ではなく
もちろん辞書には載っていないので
TPOをわきまえて使わなくていけませんが
日常的によく使う言葉ですよね。

そのため、うわついた状態が見られるとき
また軽薄な様子を感じるときには
チャラいと表現します。

見た目がチャラい。
態度がチャラい。

派手で着崩した服装の人、
親しげにすぐ話しかけて必要以上に明るい人、
ボデェタッチが多い人、
なんにも考えずにその場限りで生きてる感じがする人、

などが、
チャラい人の代表でしょうか。

ですが今回、
チャラいのは『人』ではなく
『チャレー（カレー）』らしいです。

カレーのくせに
スクランブルエッグと
ミニトマトと枝豆を添えて
色合いがガチャガチャと派手になってしまった様子が
チャラかったのでしょうか。

カレーのくせに
オシャレに着崩したスタイルにしたのが
浮ついたチャラい印象を与えたのでしょうか。

それとも

このカレーとは初対面。
前からの知り合いではないから
少し離れた位置で冷めるのを待ってから
（距離を少しずつ縮めて）
食べるべきなのに、

最初から食べやすいように
冷ましておいてあげたことで
距離感を測らずに
いきなり親しげに食べれてしまうやん！！
そんなんチャラいやんか！

ってことでしょうか？(^◇^;)

ちなみに、わたしの旦那さん、
MARKはチャラいです。

チャラいって、なんとなく
好意的な印象を持たない人も
少なくないかもしれませんが

チャラいMARKには
優れた点がたくさんあるんですよ。

コニュニケーションスキルが高いので
誰に対しても気軽に声をかけ
誰とでもすぐに仲良くなります。
（昔は大阪ミナミのナンパ王でした）

相手を楽しませよう、
喜ばせたい！という純粋な気持ちが強い
生粋のエンターテイナーなので

仕事で成功をおさめてきたのも
チャラさゆえ！

人に対して活気と喜びを与えるチャラいMARKの
エンターテイナー気質は
見習いたい部分でもあります。

MARKと同じように
色とりどりのカレーは
エンターテイメント的要素が満載で
映えます！

それは、
りりちゃんを喜ばせたかったからに他ならず、
わたしの愛なんだけど〜！

なのにチャラいなんてヒドイ・・・（ ; ; ）

というか、２歳児がどこで
チャラいなんていう言葉を学んできたんだ！

仕事から帰ってきた
りりのママ（わたしの長女）に
その話をしたら

「このチャレー、チャラいんだけど」
＝このカレー、辛いんだけど

りりちゃんの言いたかったことを
正しく通訳してくれました。

「チャラい」んじゃなくて
辛かったのか！

さすが母親やな。

今日のカレーは
卵をスクランブルにしたせいで
カレーの辛さがいつもより
マイルドにならなかったのね～^^;