「赤ちゃん」の意味

10人目のんちゃん、
先日、生後1ヶ月健診に行ってきました。

わたしはもうとっくに仕事にも復帰していて
通常どおりの生活をしているので

そうか〜
言われてみれば
まだ産後1か月しか経っていないんだ〜

って

信じられません（笑）

動き回っているわりに産後の肥立ちは良好で

「いつもの生活に戻っていいですよ」

医師に言われても
なんだか背中がムズムズする感じ（笑）
今さら？
ですね〜。

のんちゃんは、生まれたとき3500gだった体重は１kg増え
52cmだった身長は8cmも伸びました！

こんな驚異的な伸びしろで成長するって
成長期の中学生男子もビックリのスピードです。
1年で８cmじゃないですからね。
たった1ヶ月で８cmですから！

成長痛とか起こらないのかなぁ？(￣∀￣*)
感心します。

ところで「新生児」って、
生後何日までを言うかご存知でしょうか？

定義上
生後４週間までの赤ちゃんを「新生児」といいます。
生後２８日目までということですね。

２９日目からは「乳児」。
格上げされるので、
のんちゃんはもう新生児ではないんです！

あっという間の新生児期。
たった２８日しかないから
思いっきり楽しもう〜と思っていましたが
毎日過ぎていくのが一瞬で
この先もきっと、ふと気づけば1歳のお誕生日！
なんてことになるのでしょうね。

「新生児」が生後２８日目までで
「乳児」は生後２９日目から1歳のお誕生日前日まで。
1歳以上になると「幼児」に呼称が変化していきます。

ではでは

「赤ちゃん」はどうでしょう？

いったいいつまでを
「赤ちゃん」って呼ぶんでしょうね。

「赤ちゃん」の定義はなくて
イメージ的には1歳までを「赤ちゃん」というような気もするし
2足歩行を始めるまでのような気もするし、
いやいや、おっぱいを飲んでいる間は2歳でも3歳でも「赤ちゃん」のような気もするし
よくわかりません。

「赤ちゃん」と呼ばれる由来。

彼らは皮膚がとても薄く、大人の約半分しかありません。
なのでその奥にある血管の色が透けて赤く見えます。
泣いたり、ちょっと身体に力を入れただけで
皮膚が赤くなるから「赤ちゃん」。

お産のときに陣痛の圧力で胎盤やへその緒の血液が赤ちゃんに過剰に絞り出されて
多血症気味となり皮膚が赤く見えることも
「赤ちゃん」の語源になっているのかもしれません。

・・・という説が一般的なのですが
あまりおもしろくないので（笑）

もっと神秘的なお話をしましょうね。

風水では理想の土地を
「四神相応がそなわっていること」としています。

その昔、中国の皇帝は、南の方角を縁起のいい方角だとしました。
南は季節で言うと夏。
生命力の盛んな季節です。

日本は中国を模したので、京都の内裏は南側を向いて建てられました。
それに対応する色は「赤」。
四神相応でいう「神獣」は「朱雀」。
「朱」＝「赤」。

1ヶ月で身長が8cmも伸びたのんちゃんのごとく
子どもはまさに、生命力にあふれる存在です。
だから「赤ちゃん」なんですね〜。

また、燃えさかる生命力は太陽をイメージできます。
毎日、必ず夜は明けて、光輝く明るい太陽が昇ります。
「純粋で偽りのない」「生まれたて」

・・・命のはじまり。

太陽＝赤
そんな印象が結びついて「赤ちゃん」という説も。
なんとも神秘的で素敵ですね☆

他には
「赤」の原義として、「なにもない」「まことの」という使い方もあります。

「赤の他人」
「真っ赤なウソ」

などの「赤」も語源は同じと考えられていて
どんな雑念も持たない生まれたての無垢な存在＝何もない状態

そんなイメージを「赤」で表して「赤ちゃん」。
ほぉ〜〜なるほどねー。

わたしはヨガのインストラクターをしていますが
仏前に供える浄水を意味するサンスクリット語
（インドの古い言葉。梵語ともいう）に
「アルガ」というのがあります。
この「アルガ」は漢字をあてると「閼伽（あか）」。
それが英語に転じて「aqua-アクア」になりました。
ですから「アルガ」には、「空」という意味もあって

浄水＝純粋＝空・太陽＝生命力＝赤ちゃん！

なんだか。
のんちゃんが神様に見えてきました。

わたしを成長させてくれるために
舞い降りてきてくれた神様。

きっと何か大きな意味があって
わたしの元に来てくれた「赤ちゃん」
なんてありがたい存在なのでしょう！

改めて
ありがとう、のんちゃん♪

これからもどうぞよろしくね！