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2015.01.22

母子手帳のデザイン

妊娠がわかると各市区町村や役所、
保健福祉センターに「妊娠届」を提出します。
そこで母子手帳を交付してもらいますよね。

母子手帳の起源は、ドイツにあります。
1942年当時、ドイツの一部の病院では、
妊産婦の登録制度が設けられていました。

視察に訪れた厚生省が
そこで出会ったMUTTERPASS(母子手帳)に感銘!
日本でも導入することになったのが始まりです。

導入当時は母子手帳ではなく、
「妊産婦手帳」と呼ばれていて
すべての妊婦が交付してもらうものではありませんでした。

でも、戦時中には妊産婦手帳を持っていると
物資や食料が優先的に配給されたので、
「そりゃもらっとかないと損だ!」
ってことで手帳交付を受ける妊婦が一気に増え、
やがては日本全国に普及、

そして世界で初、国レベルで妊産婦登録制度が発足し
1966年「母子健康手帳」と改められました。

当初は妊婦さんや赤ちゃんの高い死亡率を
改善することが目的で作られた母子手帳、
1950年には1000人あたり60人が亡くなるという
途上国並みの乳児死亡率が母子手帳のおかげで
大幅に改善、現在では世界トップレベルに
低くなりました。

助産院ばぶばぶは、最近では大阪だけではなく
日本全国さまざまな地方から来院されるママが
増えてきました。

診察の前にまず母子手帳で
必要事項を確認させていただきますが

母子手帳って日本全国同じじゃないんですよね。
中身は厚生労働省である程度決まっているので
それほど大差はないのですが、表紙デザインは
自治体によってさまざまです。

かわいくてオシャレな母子手帳もあれば、

・・・え?
なんでこのセンス?
誰が考えたんやーーー!

絶句するようなデザインもあったり。(⌒-⌒; )

さまざまな母子手帳に出会えて
おもしろいです。

表紙デザインは市区町村が独自で決めるのだそうです。
一般公募でデザインを決める自治体もあれば、
市の職員がデザインする場合もあるんだとか。

人気キャラクターを用いた
ディズニー柄だったり、
有名絵本作家さんのイラストだったり

最近話題になっているのは奈良県の母子手帳。
アーティストの堂本剛さんデザインが抜擢され
表紙を飾っています。

母子手帳は一生残るものだから、
オシャレなものであってほしいと思いますが、

大阪市の場合は
わたしが第1子を産んだ16年前から、第10子を産んだ
今年までに3回、表紙デザインが変わりました。
なのでわたしは同じ大阪市でも、3種類の母子手帳を
持っています。(笑)
5~6年ごとに変更される計算ですね〜。

ディズニーやミッフィーの母子手帳も
可愛らしいんですが、
わたし個人的には
キャラクターものはちょっと苦手です。

女性はカワイイものに弱いです。
母子手帳が可愛いってだけでも、
少子化は多少打開されるような気がするのは
わたしだけでしょうか。( ^ω^ )

もっとシンプルキュートな
素敵な母子手帳、
誰か作ってくれないかなー。

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