食べてみました(^ ^)
赤ちゃんはなんでもかんでも
口に入れてしまいますよね。
自分の手をしゃぶることができるようになる
生後2ヶ月頃からはじまって、
手先が器用になってくると
ヒモやらペットボトルやら
お財布やらスマホやらリモコンやら
なんでそんなん
口に入れるねんー!´д` ;
首をかしげるようなものを
次々に味わってくださいます。
通常、500円玉サイズまでのものは
丸飲みしちゃうので危険だと言われていますが
2人目や3人目では
家の中に上の子の細かいおもちゃ(レゴブロックとか)が
散乱していることもあって
ママは目が離せずハラハラしっぱなしです。
喉をつまらせるんじゃないか?という
物理的危険要素と、
バイ菌を食べちゃうんじゃないか?
という清潔観念的な危険要素があって
赤ちゃんが飲み込みそうなものは
いっさい床に置かないように気をつけたり
いつも除菌ジェルを持ち歩いているママも
いらっしゃいます。
汚いものを口に入れてほしくない
親心はわかりますが
滅菌!
殺菌!
除菌!
って、
過剰に徹底することは
かえって危険だとも言われています。
清潔にすることと、清潔にしすぎることは違います。
子どもの環境を過剰な清潔状態にすることは
マンションなど土のない環境だと子どもに免疫がつかず
外出したときにすぐに病気になってしまうこともあるので
「清潔」はほどほどでいいんですよね。
ばぶばぶにママとして通院している
皮膚科の女性ドクターが
「除菌ジェルなんか持ち歩かないでほしい〜
あんなことするから
皮膚の弱い子が最近増えてるのよ」
と嘆いていらっしゃいました。
赤ちゃんはいろんなバイ菌と共存しながら
成長していくのです。
常識範囲内で清潔なものであれば
必死になる必要はないです。
赤ちゃんが食べ物以外の何かを口に入れようとすると
速攻やめさせるママもいます。
けどこれって
大人の先入観なんですよね〜。
大人の先入観で赤ちゃんを判断して
大人の先入観で赤ちゃんに
止めさせようとしてるだけのことです。
どうしてこういう行動をとるんだろう?
きっと何か理由があるはず。
そういう視点で考えてみると
なかなかおもしろい発見があったりします。
わたしたち大人にとっては
子どもって宇宙人みたいで
意味不明な生きものですよね。
何を考えてるのか
どうしてほしいのか
なぜ泣いているのか
さ〜っぱり、わかりません!
11人産んでも
わかりません!(断言!!)
1歳半ぐらいまでの子どもは
手指の神経より
口や舌の神経のほうがずっと発達しています。
だから
これはなんだろう?
に、出会うと
その「モノ」をもっと知りたくて
確かめようとして
口に入れて、舌で確かめようとするんです。
味、硬さ、温度、表面のザラつきやなめらかさ。
手で触ったって
ぜんぜんわからへんわ!
口やがな、口!!
それが子どもの気持ちなんだそうです。
その月齢、その月齢での子どもたちが
そのとき持つ自分の最大限の力で
広い世界のあらゆるものを
学ぼうとしてるだなんて
おお〜〜〜〜
素晴らしいではないですか!
だから
子どもが何かに登りたいときは
登らせてあげればいし
子どもが何かに触りたいときは
それに触らせてあげたらいいんです♪
うちの子どもたちは
毎朝6時半ぐらいから
お庭で遊ぶのが日課となっています。
住んでいるところが自然いっぱいの田舎なので
お庭にはバッタが飛んでたり
カエルが飛び跳ねていたり
都会では出会ったことのないような虫さんたちと
遭遇します。
おなじみ、だんご虫は
いたるところにいらっしゃいます。
のんちゃん
1歳2ヶ月。
おーーーっと!
ダンゴ虫を発見ー!
テケテケ歩いて
指でダンゴ虫つまんだー!
親指と人差し指で
コネコネコネ・・・
まるまっただんご虫を
ジーーーーーーーーーーー・・・
見つめること数秒。
さぁこのあと!
・・・まさか?
「アノ行動」に出ます?
やらかします?
ドキドキしながら
静かに見守っていたところ
彼女は何の躊躇もなく
・・・口の中にポイッ!
ゴックン♪
ギャーーーーーーーーっっっっ!!!
やっぱりかいーっ!
ぶっ倒れそうになりました。
Wikipediaによると
『甲殻類の仲間であるダンゴムシは、
ヒトが食べることができる。
餌が落ち葉等なので美味とは言えないが、
災害時の非常食として利用できる』
安全、ということさえ確保できていれば
口に入れたいものを
入れさせてあげればいい。
・・・ですが・・・
うーーーーん
そうだけど〜〜〜(ー ー;)
うちの子、砂もよく食べてますが
口に入れては
ジャリジャリするのを手で拭おうと
必死になってます。
それに比べ
丸まっただんご虫は
ツルンと快適に飲み込めちゃったようです。
「のんのんがだんご虫食べたー!」
ギャーギャー騒いでいる
兄姉のとなりで
ハテナいっぱいの顔で
たたずむのんちゃん。
その行為から何か大切なことを学習できたかい?
それはよかった。
でもやっぱりどうしても
だんご虫は
ママ的には食べないでほしいと
切実にお願いしておきます。