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2016.03.24

ベビーフードはあかんの?

普段の離乳食は基本的に手作り。
でも外出先ではベビーフードを利用します、

という
ママは多いと思います。

作ったものをタッパーに入れて、
持ち歩くっていうのは
寒い季節ならまだいいけど
暑い時期なんかは衛生的に心配だし、
必ずしも「手作りがよい」とは言えない場面も
ありますよね。

ばぶばぶ通院中の11ヶ月のゆうくんママ、
親戚が集まる食事会の場面で
ゆうくんにベビーフードを食べさせようとしました。

するとすかさず
同席の親戚からダメ出し!

「最近のママはこんなものを与えるのね。
レトルトの離乳食は添加物だらけで
いったい何が入っているかわからないのに。
かわいそうに。」

今まさに、
我が子にベビーフードを食べさせようと
スプーンを手にしている
ゆうくんママご本人を目の前にして、
それ、ズバリ言っちゃいますかー!

ゆうくんママは頭のいい女性なので
そこで売られた喧嘩を買うようなことは
しませんでした。
ぐっと我慢!
偉いっっっ!!!

そうは言っても
面と向かって、ベビーフードを全否定されると
なんだか母親失格と言われているようで
落ち込んでしまったと
おっしゃっていました。

そりゃそうだ。
ゆうくんママだって感情ある人間やもん。

いやはや、世の中
いろんな人がいらっしゃるもので、
仕事でいろいろな著名人や一般のママたちと
関わらせていただきますが
栄養に関する摩訶不思議な情報や、
子どもに対して「その偏った考え、危険じゃないですか?」
と言わざるを得ない食事療法に手を出している
ママにときどき出会います。

子どもに与える食事は

「全部手作りでなければならない」

のでしょうか?

ファーストフードは絶対ダメ!
ありえない!

とかいう話もよく聞きますが
ファーストフードでもトータルでバランスが
取れていればたまにはいいやんー♪

子どもの食事は
全体でバランスがとれていれば
それでいいや〜ん♪

っていうわたしの考え、
ダメでしょうかー。

育児本、子育て関係のネット記事を読みあさって
自分が多少無理をしても
ちゃんと子どもに接するぞ!
子どものために!!
とがんばりすぎてしまうママは多いですが

例えば、最近は共稼のご家庭も増えています。
夕方、ママがクタクタで帰ってきて、
それでも「手作りの食事を!」と頑張ったとしましょう。

ママの心身疲労は見事に子どもに伝わってしまうから
疲れてて時間がないときにかぎって
子どもはワーワーギャーギャーとグズるんですよね。

そうすると
ママも心のゆとりがないから

「あなたのためにがんばってるのに
なんなのよ!」

つい怒鳴ってしまうことも。

そんなことが繰り返されると
親子ともに心がすさんできてしまいます。
この状況、いくら手作りの食事であっても
親にとっても子にとっても『良好』とは言えないと思います。

疲れたときぐらい、市販のお惣菜、
レトルト、うま〜く使ってもいいんじゃない?

アンパンマンカレー。
妖怪ウォッチカレー。

ええやん。
子どもも喜ぶし♪

要領のよさも、子育ての力量のうちです。

「子どもは手作りの料理で育てなければいけない」
そう思って頑張りすぎているママに
「もっとガンバレ!」と追い討ちをかけるような
情報って、どうなの?
と感じます。

そもそも、栄養的な要素という視点から考えても
手作り=めっちゃいい!!
というわけではないと思います。

ファーストフードやお菓子を食べるのは
よくないと言うけれど、
これって日本人にはあまり当てはまらないような気がします。
当然、問題になるようなケースも
ないことはないでしょうけど、
ほとんどは問題にならないレベルだと思います。

「これを食べると頭が悪くなる」
「これを食べると健康によくない」

このような類の
極端な節制はしなくていいと思うし、
食育は、最低限の一定基準みたいなところはあるけど
全体のコンセプトとしては
いい加減なところがあってもいい!

肩の力を抜いて子どもの食事に
向き合ってみましょうよ♪

また、

「母乳で育てないとキレやすくなる」

という説。

もちろん、母乳の子は情緒が安定しやすい
という側面はあるけれど、
だからといって、ミルクで育った子が
キレやすいわけじゃないですし。
極端な言説は、無根拠だし、
科学的な見地から正しく判断して否定することができる
力を、ママたちには持ってもらいたいなぁと思います。

食育の常識!というように
力説されているものの中には
ほとんど根拠がないものも多くて、

加工食品であっても、栄養バランスを考えて選べば
手作りと比べて、そんなに大騒ぎするような
栄養面での大差はないでしょう。

朝ごはんもそうです。

わたしは子だくさんですが、
うちの子どもたちを観察していて
体質によって朝が苦手な子もいれば
朝からガッツリ食べられるタイプの子もいます。
きょうだいでも、一律ではないんですよね。

なのに、
「朝ごはんは絶対食べさせないとダメ!」
とか、よく聞きます。

極端な話になると
「朝ごはんを食べない子は成績が悪い」
とかね。

行き過ぎの食育はいかがなものか?
と実感しています。

朝が苦手なら、ほんの一口
パンをかじるだけでもいいんだよ〜ぐらいの
ゆるい感じで十分なんじゃないのかなぁ。

「食育」というと
何かで縛る風潮が多いけど、
主食ひとつとっても、
ごはんでもパンでもうどんでも、
自由な発想でバランスよくやっていけばいいんです。

だからわたしは、
母乳育児中のママたちにも

「授乳中は白いごはんを食べて!」

とは言いません。

「どっちかというと白ごはんのほうがオススメやけど、
パンも食べていいよー
女性はパンに目がないからね〜♪」

とアドバイスします。

ああ、ユルい。(笑)

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