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2016.04.13

8歳の卒乳

「1歳過ぎたら断乳」の風潮が
いまだ根強い現代の日本ですが、
ばぶばぶに通っていらっしゃるママたちの
おっぱい卒業の時期は
世間に比べてゆっくりめのことが多いです。

WHO(ユニセフ)や厚生省は

「母乳育児は子どもが2歳を過ぎても
欲しがっているのなら続けてよい」

と提言していますし、

わたし自身が
ママが一方的に進める断乳より
子ども主体の自然卒乳を推奨していることもあり
ばぶばぶでは2歳前後での
断乳・卒乳が多いです。
なかには3歳、4歳、
まだまだ現役でおっぱい星人!
という子どもたちも珍しくありません。

いいんです、いいんです。
いずれ必ずどんな子も
ママのおっぱいから巣立っていく日が
来るんですから。

1年や2年、
周りより長期間おっぱいを飲んでいたからって
長い人生、いったい何が変わるというのでしょうか。

ばぶばぶでの
卒乳最年長さんは6歳(幼稚園年長)の
男の子だったのですが、

先日、記録が更新されました!

晴れて小学校2年生の女の子、
無事におっぱいをご卒業です!

彼女の卒乳ドラマは
なかなかおもしろいものでした。
物事をしっかり考えることのできる
小学生ならではの卒乳。
笑っちゃいけないけど笑えます。
子どもって、ほんとカワイイ。

毎日、学校から帰るとランドセルを置いて
何はさておき、まず帰宅後の一杯。
それが日課でした。

夜、就寝時にも
かる〜く飲んでから眠ります。

といっても、
さすがにもう
グビグビ飲むわけではありません。
ちょっと口に含んで
チュクチュクするだけで満足、
安眠の儀式。
そんな精神安定剤的なおっぱいでした。

ある日、彼女は放課後に
友達と遊ぶ約束をしました。

「じゃあ帰ったらすぐに
 ◯◯公園に集合な!」

「え〜でも、宿題してからじゃないと
 無理やー。お母さんに怒られる」

そんな会話の中、
彼女が口を開きました。

「そうやんな!
 帰ったらとりあえず、
 おっぱいの時間だっているしな!」

・・・・ハイ???

今、なんておっしゃいました???( ̄▽ ̄)

なんか、ありえない発言が
聞こえたような気がしましたが?
空耳でしょうか?

そんな冷ややか〜〜〜な空気が
その場に流れたことでしょう。(笑)

なんとまぁ彼女、
友達もみんな
学校から帰ったらまずママのおっぱい。
それが普通だと思い込んでいたらしいのです!!

「・・・え?」

そこではじめて
彼女は友達はもうおっぱいを飲んでいない事実、
自分がイレギュラーだったことを
知りました。

8歳にだってプライドがあります。
世間体だって、羞恥心だってあります。
顔から火を噴く思いだったかもしれませんね。

2年生でおっぱいを飲んでることが
普通じゃないんやったら、
ママ、なんで早く教えてくれへんかったん!!

怒りの矛先は、ママです。
あくまで人のせい。
子どもらしい発想ですね〜。

帰宅するなり
彼女はママに噛み付きました。

「もう今日からおっぱいなんか飲まへん!!
 もう一生飲まへん!」

宣言どおり、
その日を持って
彼女はおっぱいを卒業したのでした。

何がすごいって、
ママが素晴らしいと思います。
小学生にもなっておっぱいを続けている子なんて
普通に考えて滅多にいないでしょうし、
ここまで授乳を継続してきた背景には
世間の目やさまざまな葛藤が
あったことだろうと思います。

それでも、子どもが「もういらない」って言うまで
拒否することなくおっぱいという名の精神安定剤を
提供し続けたママのおおらかさに
敬意を表します!

「もう飲まへん!」

そう吠える我が子に

「あ、そうなん?
わかったー」

ママは笑顔でかる〜く
受け流したそうです。

いろんな卒乳ドラマがあります。
どの物語も本当に素敵。

子どもたちはみんな、
こうして大人になっていくんだね。

哺乳類、バンザーイ!!

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