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2016.05.26

産院の妊婦教室で習ったこと

現在妊娠7ヶ月のOさんは、
ばぶばぶブログの愛読者です。
すべての記事を制覇して
読んでくださっているおかげで
ばぶばぶの産前おっぱいケア開始推奨時期
妊娠20w(6ヶ月)ちょうどに
来院されました。

優等生です!!
パチパチパチ〜!(^o^)/

先日、ばぶばぶでの乳腺ケアの前に
産院で行われている
妊婦教室に参加されたそうです。

そこで妊婦さんたちは
母乳育児への想い、こだわりをそれぞれ
調査用紙に記入、発表したそうです。

(1)完全母乳育児がしたい

(2)哺乳瓶は一切使いたくない
(搾乳した母乳も哺乳瓶では飲ませたくない)

(3)できれば完母でいきたいが
場合によっては哺乳瓶を使ってもよい

(4)足りなければミルクを足してもよい

(5)とくにミルクを足すことには抵抗はない

(6)ミルクで育てたい

ほとんどの妊婦さんが
(3)(4)あたりに
手が挙がりました。

うん。
選択肢としてはそのあたりが
無難な線でしょうね。

妊婦教室担当の助産師は
母乳育児希望調査をとった上で、
さらに話を続けました。

「できれば母乳で、とおっしゃる方が
多いですね。

しかしみなさん。

おっぱいを触ると子宮が収縮して切迫早産を誘発するので
うちの産院では臨月になるまでは
妊娠中のケアは薦めません」

え〜〜〜〜
そうなん?!

おっぱいのことは、
産んでから考えろと?

なんのための希望調査・・・?

妊娠中のおっぱいケアは
産院によって方針がいろいろなので
「妊娠中はしない」が
間違っているとは言いませんが、

でも、
ばぶばぶでは、出産後間もなく乳輪・乳頭が
傷だらけになってパンパンに張ったおっぱいで
半べそかきながら来院されるママが後を絶ちません。

母乳育児支援の現場では
そういうことになっているのが
事実なんです。

準備ができていないおっぱいを
吸わせると赤ちゃんはすぐにウトウトして
体重はなかなか増えず・・・

こんなはずでは!!!
不安になって
藁をもすがる気持ちで来院されるママも多いです。

医学的には
妊娠中におっぱいを触ることで起こる子宮収縮は
流早産を引き起こすリスクにはならないという
エビデンスが存在しています。

なので、その科学的根拠をもとに
ばぶばぶでは、妊娠経過が順調なら
妊娠と上の子への授乳は
同時並行で自然に任せるのが通常です♪

妊娠発覚したからといって、
無理に断乳することはないけれど、
それでもみなさん、元気な第2子、3子
出産されています。
それをどう説明するのでしょうか?

ばぶばぶに通っている妊婦さんは
とにかく知識が豊富です。

いわゆるマタニティー本に
書いてある一般的なお話の数々や
専門家と呼ばれる人たちの
ワンポイントアドバイスなど

それが

学術論的なキレイごと、机上の空論なのか?
都市伝説なのか?
それとも現実的・実践的な
今すぐ役立つ情報なのか?

初めての妊娠にして、
飛び交うさまざまな情報を見極める能力が
通院しているうちに
自然に身についていきます。

下手すりゃ
そのへんの助産師より
詳しかったりもして(笑)。

Oさんもその一人。

「妊娠中のおっぱいケアはいらない」

という産院の助産師さんの話を
半目で聞き(笑)

妊娠中のおっぱいケアは必須やろー
なんにもしないで産後に泣くことになるのは
わたしらやねん。
おっぱい触ったぐらいで早産なんかならへんわー
希望調査取った意味、ないや〜ん

心の中でツッコミを入れたそうです。

さらに妊娠中の体重管理の話になって
若い助産師さんが

「長い人生の中で
たった10ヶ月間の我慢ですよ。
それぐらいなら食事管理できるでしょ?」

と発言したそう。

たしかに、

「安産のため体重が増えすぎてはいけない」

というのは、産院での妊婦健診でも
毎回口を酸っぱくして言われるし、
本などを見ても、体重に関することは
たくさん載っています。

産むまでの我慢!!!!

と、真面目な妊婦さんは必死で
食事管理をして
体重計とにらめっこしながら
頑張っておられます。

でも実は・・・

甘いもの、脂っこいもの、
ジャンクフード、
高カロリーの、いわゆる“魅力的な食べ物”に
気を使うべきは、妊娠中より産後

なんですよね〜^ ^

母乳育児をされているママたちは
「うんうん、そうだよー」
頷かれるかな?

Oさんは、その事実を知っていただけに
助産師さんの発言に
またしても

体重少々増えても
血圧上がらんかったら大丈夫やっちゅーねん。
産んだあとで食べまくっておっぱいトラブルに
なったらどないしてくれるねん!

心の中で叫んだらしいです。

もちろん、何を食べてもおっぱい順調♪
な、ママもいらっしゃいます。
体質や、赤ちゃんの個性も関係するので
一概には言えません。

でも、多くのママは
母乳育児が軌道に乗る産後3~4ヶ月ころまでは
和食中心にして、食べるものには
それなりに気をつかった方がいいケースが
多いのが事実です。

なんでそんな大切なことを
妊娠中にちゃんと伝えてあげないのかなぁ。

女性にとって、乳製品や小麦製品、スイーツを
セーブしなくちゃいけないというのは
死活問題になるぐらい
大事件なんですからねっっっ!!!!

妊娠中の体重管理のために
食べたいものを我慢して頑張って
ゴールだと思った出産を終えて、

さぁ解放された!
食べるでーーーーーー☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:

と、バンザイ
腕まくりしたのも束の間、

産んでもなお、食べられないっていう
悲しい真実を知らされた日にゃあ・・・・

チーン・・・・・( ̄▽ ̄)

立ち直れませんよ。

「心の準備だって必要なんだから、
正しい情報は早めにきちんと
妊婦さんたちに伝えてほしい!」

Oさん、ほんとだよね。
そのとおりだよ〜。

そんな彼女は
前回の健診で体重2kg増えて
怒られたそうです。

ま、体重管理はほどほどにね。
ふふふ〜(^ ^)

ちなみにおっぱいは、
生まれてくる赤ちゃんにとって
最高に飲みやすい状態に向け、
着々と準備が進んでいます。

出産まであと4ヶ月。
楽しい母乳育児をめざして
面白いネタも持って←ここは肝心
ばぶばぶに来てくださいね〜。

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