HISAKOブログHISAKOブログ
2016.07.15

空の青と海の青

自宅からばぶばぶまで
毎日、片道1時間15分の道のりです。

まだ梅雨明けしていない大阪ですが
晴れた日の空は早くも夏本番!
鮮やかな空の青さと、
モクモクとボリューミーな白い雲、
車内から見える青と白のコントラストは
「今日もがんばろー!」
と、気持ちを盛りあげてくれます。

抜けるような青い空!
透けるような青い海!

世間は明日から3連休。
連休最終日は『海の日』です。

空と海は、どっちも大きくて、
清々しい気分にしてくれますよね。
でも、どうして両方青いのでしょう・・・?(゜_。)?

空は、
いろいろな空がありますよね。
季節や時間によって変化します。

見上げるだけで、
いつもいろんなことを感じさせてくれます。

空が青く見えるのは、
太陽の光の粒子が空気中の分子やほこり、
水滴などにぶつかって、
方向が不規則に変わり、
あちこちに跳ね返ることが原因です。

今まで真っすぐに走って来た光が、
何か粒子などに当たって、
その方向が変えられてしまい、
光の進路が邪魔されてしまいます。

この散乱の度合いは、
波長の短い光(紫や青の光)ほど大きい
という特徴を持っています。

赤やオレンジの光は波長が長いため、
分子などの粒子に当たる確率が低くなり、
そのまま素通りやすくなります。

波長の短い光(紫や青の光)は波長が短いため、
分子に当たる確率が高くなります。

分子に当たった光は、
散乱されて進む方向が不規則に変えられてしまいます。
この散乱されて進む方向が変わってしまった光は
次々と再び分子などの粒子に当たって
方向を変えられていきます。

赤などの波長の長い光は、
あまり散乱されないため地上に早く到達しますが、
散乱されやすい青や紫の
波長の短い光は何度も散乱されて、
進む方向が次々と変化してしまい、
地上に到達するのが赤い光より遅れることになります。

その結果、
青や紫色の光が
空全体に散り散りバラバラとなり、
空に青や紫色の光が
貯まっていくことになるのです。

つまり、空は
青や紫色の光が満ちあふれた状態となっていきます。

でも、紫色の光は、
わたしたち人間には見にくい(感じにくい)色です。
そのため、紫色の光は空にあっても、
人間にはほとんど見えないため、
空の色は青に見えるのだそうです。

人間の目は物体の持っている色ではなく、
光の波長・・・
いろんな波長を持った光が物体に照らされると、
一部の波長は吸収され、吸収されなかった光が
反射光として目に入り色としての感覚が起こるわけです。

わたしたちが見ている「色」とは
光の色なのですね。

光源から放出された光が
物体に当たって反射され、
それが人間の目の視細胞を刺激することによって、
はじめて形や色を知覚することができます。

例えば
黒い物体は可視光線のほとんどを
吸収して反射しないため、
人の目には黒く見えます。

緑の木の葉は、
太陽や電球の光を受けると、
その光のうち緑色の光だけを反射します。
それ以外の色の光は
物体が吸収してしまうのです。

真っ暗な部屋では色が見えないどころか、
ものの形も分かりません。
これは、物体が光を全く反射していないからです。
外に出て、月明かりなどの弱い光がある場所では、
ものの形は分かりますが、
これは光が十分に反射できないため、
色までは見分けられません。

おお〜〜〜
なんだか夏休みの自由研究の宿題みたいに
なってきたぞ!

文系のわたしは
理科や算数は苦手ですが、

こうして大好きな空や海の話に
照らし合わせて考えると

ふむふむ

けっこうちゃんと
頭に入ったかも。

もし、黄色の光が
強く散乱させられていたとしたら。
空はきっと黄色。

もし、人間が紫の光もよく見えていたら。
空はきっと紫色に見えていたのかも!

いつも空が緑や紫だったら。。。
ちょっと嫌かも〜〜〜 ( ̄~ ̄;)
あらためて、
空は青でよかったなぁ〜と思います。

さて、では
海の青はどうしてなのでしょうか。

空そのもの、海そのものが
青い色をしているわけではありません。
実際、海水を手ですくってみても透明です。
決して青くはないですよね。

太陽の光は白く見えるけど、
実は虹の七色
「赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫」
が混ざりあったものです。

その七色のうち、
青色の光は水に対する透過率が最も高くて、
深いところまで届きます。
ほかの色の光は、
海水に吸収されてしまうそうです。

青色の光だけが海水にすい取られないで、
水の分子や海水中に浮遊している物質や
プランクトンなどにぶつかり
四方八方に跳ね返ります。

つまり
光の散乱現象によって
青色の光だけが選択的に目に入ってくるから
海は青く見えます。

海水の透明度が高いと
光をさえぎる物質が少ないために
青い光が海底まで届きやすくなります。

南の海はとくに鮮やかな色ですよね。
淡いエメラルドブルーやコバルトブルーなどの
魅惑的な海の色を創り出すのは、
水深が浅く白砂の海底やサンゴ礁が多く広がっていると
青い太陽光線をとくに反射させるから
なのだそうです。

海の状態や水質によって、
反射される光の色は少しずつ違ってくるのですね。

水分に含まれる不純物などが多ければ
より青から緑色を反射するようになり、
不純物などが少なければ、
反射される光も薄い色(水色)などと
変化してきます。

だから、きれいな水ほど
より鮮やかな青色の海になるわけです。

海が最も青く輝く瞬間は
太陽の光に照らされたとき。

夏は明るい太陽の光を十分に吸収反射して
綺麗な明るい青ですが
雲が厚く薄暗い冬には、
海の色もどんよりとしています。
同じ場所から見た同じ海でも
夏の海と冬の海では
まったく違った色に見えます。

空と海が美しい青なのは、
どちらも、太陽の光によって生じる
美しい現象なんですよね。

それを考えると太陽って、
やっぱりわたしたちの生活には
欠かせないものなんだと感じます。
太陽に感謝ですね (●^.^●)

海の日を含む3連休
夏の日差しをいっぱい浴びて
空と海がありったけの「青」に
なりますように♪

素敵な連休をお過ごしください。

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