新生児期が終わっちゃった (T ^ T)
先月、10月7日に生まれた
わたしの11人目の赤ちゃんは
今日で生後1ヶ月になりました。
出生から7日目までを「早期新生児期」といい、
28日目までを「新生児期」といいます。
そして、生後29日目以降は、
晴れて「乳児」と呼び名が変わります。
無事に成長し、
乳児に昇格することは喜ばしいことのはずだけど、
あっという間に終わってしまった新生児期に
いまだ、しがみつき、
喪失感でいっぱいのわたしです。
新生児特有の、あのフニャフニャ感・・・
たまりません。
本当に小さくて、
触ったら壊れてしまいそうなのに
おっさんみたいなゲップに
おっさんみたいなおならに
おっさんみたいな臭い
生まれてすぐはほんのり甘い、ミルクの匂いというか、
赤ちゃんらしいなんともいえない優しい匂いがします。
お口のなかの匂いなんかはもう、言葉では表せないぐらい
中毒性のある癒しの匂い〜〜!
クンクン嗅いでは
理性を失い、卒倒しそうなほどの幸せ感に襲われます。
全身、甘い匂いに包まれていた赤ちゃんは、
新生児期後半になると
身体の一部がおっさんの匂いになっていきます。
前頭部からおでこにかけて。
そして耳の後ろあたり。
思いっきり加齢臭やーん!!
くっさ〜〜〜〜〜〜〜
やねんけど、
危ないドラッグにハマった人のように
クンクンクンクン・・・・
どうにもこうにもやめられなくなります。
1日にいったい何度、匂いを嗅いでは
「くっさ〜〜〜〜・・・」とつぶやき
昇天しているでしょうか。
ママのおなかの中にいたときに
分けてもらった性ホルモンが影響して
生まれて間もない赤ちゃんはおっさんか、
はたまた思春期の子どもみたいに脂ギッシュ。
皮脂腺の多い顔と頭は、
とくに新陳代謝が活発なので
独特な匂いを発します。
生後1ヶ月前後から4ヶ月ぐらいまでに見られる
いわゆる乳児湿疹は、まさに上記ホルモンが原因。
そして4ヶ月以降は、不必要なホルモンを
体外に排出しきるため、湿疹も匂いもなくなっていきます。
新生児って、ちっちゃいおっさんみたいで
見た目のはかなさとのギャップには
思わず笑ってしまいます。
ときどき、どこから声出してるの?
って思うような、
キュゥゥゥ〜〜〜って音を発し、
うにょぉぉぉ〜〜〜〜んって
全身をうねらせ
虫みたいな動きをしながら白目を剥く!(笑)
眠っているときは基本、
両手万歳の姿勢。
その腕の短いことー!
頭の上まで、両手ぜんぜん届きません。
なんだこれー。
絶妙なアンバランスに癒されます。
まだ目と目が合うということもないし、
「嬉しい」とか「楽しい」
という感情をともなって笑うこともありません。
だけど、顔の筋肉はちゃんと発達していて
顔芸ですか?
1秒ごとに表情がコロコロ変わっていきます。
もう、驚異的にかわいい!
おもしろすぎます!
ときどき
オンギャー!オンギャー!
この世の終わりみたいに真っ赤になって泣く声も、
おっぱいを飲んで
ホケー・・・・と口を半開きにして
タラ〜・・・と母乳を垂らす
魂抜けた無防備この上ない表情も。
「1日中、見ていても飽きません!」
「産んでみたら、変わった」
もともとはそんなに子どもは好きじゃなかった、という
ママでさえ、そうおっしゃいます。
人の心にこんなに劇的な変化をもたらす赤ちゃんって
すごい存在だと思います。
過去10人もめちゃくちゃ可愛かったけど、
11人目はまた格別に愛おしくて
1日に「かわいい」って言葉、
確実に100回以上言ってます。
自分、だいじょうぶか?と思います。
ヤバいですよ、わたし。
頭の線、何本か切れてるんちゃう?と思います。
親バカフィルター全開や!
ええねんー。
ばぶばぶでの仕事中、
だいたいわたしの膝の上で
赤ちゃんはネコみたいにぬくぬくと丸まって
気持ちよさげな寝息をたてながら眠っています。
11月になって、ずいぶん冷える日も出てきたので、
膝にだっこしてると天然湯たんぽ。
適度な重量にほっこり♪
そして、まるくて柔らか
大好きなママのおっぱいたちに囲まれて(変態!)の仕事は
ぬおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜!
ちゅうぐらい、
幸せに包まれます。
これでコタツとみかんがあったら
パーフェクトやねんけどな。
って、まじめに仕事しろ、おい!
そんな最高の新生児期が終わってしまい
寂しくてどうにかなってしまいそうですが、
生まれてきてくれたこと、
こんなにも愛おしくて幸せな時間を教えてくれた
彼女に感謝の気持ちでいっぱいです。